連日の活動報告バトンを受けて、デイサービスをはじめとして、訪問看護・ホームヘルプ・居宅介護(ケアマネジャー)を運営する社協介護サービスセンターからのレポートです。
コロナ禍による影響で、今もなお不安が続く中にはありますが、社協のデイサービスの利用者さんから笑顔がなくなったわけではありません。
利用者さんのご自宅へ送迎車両でお送りした時には、「今日も楽しかった、ありがとう!」「いつも細かいところまで気づいてくれる」と言っていただき、うれしい気持ちになります。
しかし、市内の他福祉施設と同じく当会の中央デイサービスでは、コロナウィルス感染予防のため、今年3月からボランティアさんの受入れをストップしています。
日ごろ、ボランティアさんには、ミニステージを置いて、コーラス・マジック・演奏等を提供していただくこともあれば 個人ボランティアとして、話し相手や個人作業をともに取り組んでいただく方もいらっしゃいます。
総数では、平成30年度は579名、令和元年度は、602名もの方にお越しいただきました。
もちろんボランティアさん受入れストップ後も、スタッフによるレクリエーション・体操や、個別にお声かけをしたり…利用者さんに「喜んでもらいたい」「笑顔でいてもらいたい」という気持ちで日々接しています。それは、市内の福祉施設も同じ状況だと思います。
ところが一方で、「笑顔を届ける・気持ちに寄り添う」ことに専念いただいているボランティアさんの生み出す「笑顔」にはかなわない部分を感じているのではないでしょうか。
利用者の皆さんからは
「今はコロナで仕方ないねえ。待っていますよ」
「あの歌声で、毎月元気をもらっていた。またお出会いできることを楽しみにしています」
ボランティアの皆さんからは
「デイサービスは続けておられるとのこと、安心しました。みなさんお元気にされていますか?」
「また再開の折にはすぐに声をかけてくださいね」との声もいただきました。
非常事態宣言が解除される中、デイサービスでは、利用者さんだけでなくスタッフへの感染予防対策を継続させるとともに、ボランティアさんの受入れ再開のタイミングは今まだ検討中です。
受け入れを決定しても、すぐにこれまでのようなボランティアさんが生み出す笑顔があふれるデイサービスに戻るには時間がかかると思います。
その間、「あさがおの種を撒き、水をやり、支柱を立て、芽が伸びて花が咲く頃には、きっと以前のようにみんなと会える」「(花言葉の)“愛情”“固い絆”を確認できる」そんなプロジェクトにあなたの力を貸していただけませんか。なにとぞ、よろしくお願いいたします
社協高齢者デイサービスリーフレット
http://www.sanda-shakyo.or.jp/service/img_service/leaflet.pdf
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