本日、新たなコースを追加し、これで全てのコースが揃いました。
【☆3名限定 御朱印帳コース 3】
3名まで限定の特別コースです。3万円の支援で「磯部光太郎デザイン」の御朱印帳のみをお届けします。(オリジナルの絵は金箔が貼られているため、ご朱印帳にも光沢を施しています。)限定コースのスタートに伴い、磯部光太郎に、今回出品している作品について語ってもらいました。
(風間天心)
自然との共存
僕が普段、絵を描くときのテーマにしているのは「Biotop(ビオトープ)」です。Biotopとはざっくりいうと「人間が住むエリアの中にある自然」です。そこには小さな生態系が生まれ、人間社会とバランスをとりながら、少しずつ成長していきます。僕がこのBiotopを好きな理由は、人間の方からも自然を受け入れて、うまくバランスをとり、丁度良い距離を保って共存しようとする姿勢です。考えてみると人間はそもそも自然なのだから、Biotopが生まれる事は無理のない成り行きなのです。
今回のコロナウイルスも、大きくBiotopという視点でみれば何か理解できるような気がします。コロナウイルスを受け止めながらも距離を保ち、共存することが、より自然な選択なのではないかと考えています。
今回リターンとして出品している絵は、農村の田んぼに水を引くために作られた「ため池」に棲む「雨蛙(アマガエル)」の家族です。雨蛙を描く時、僕はどうしても擬人化をしてしまいます。「こんな所で楽しく生きてみたい。」「こんな平和な生活が戻って欲しい。」そんな願いを込めて制作しました。
磯部光太郎(German Suplex Airlines)
「Biotop 水あそび」
(作品サイズ:S25号(幅80cm × 高さ80㎝)、素材:日本画技法(和紙、岩絵具、顔料、膠、墨、胡粉)、年代:2020年)