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【コロナ大仏】を造立したい。みんなの心を前向きにするためのシンボルに!

僧侶でありアーティストでもある風間天心が、新しい大仏造りを企画します。新型コロナ禍によって、人々の中に充満した不安や怒りを浄化し、前を向くためのシンボルが必要だと感じています。そして微弱な光も受信する巨大なアンテナのような、大きな大仏を求めたい。皆様の祈りとご支援によって、大仏が造立されますように。

現在の支援総額

3,854,621

128%

目標金額は3,000,000円

支援者数

336

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/05/24に募集を開始し、 336人の支援により 3,854,621円の資金を集め、 2020/06/27に募集を終了しました

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【コロナ大仏】を造立したい。みんなの心を前向きにするためのシンボルに!

現在の支援総額

3,854,621

128%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数336

このプロジェクトは、2020/05/24に募集を開始し、 336人の支援により 3,854,621円の資金を集め、 2020/06/27に募集を終了しました

僧侶でありアーティストでもある風間天心が、新しい大仏造りを企画します。新型コロナ禍によって、人々の中に充満した不安や怒りを浄化し、前を向くためのシンボルが必要だと感じています。そして微弱な光も受信する巨大なアンテナのような、大きな大仏を求めたい。皆様の祈りとご支援によって、大仏が造立されますように。

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令和2年9月23日 (水)
会場:曹洞宗 遠浦山 松岩寺
https://bk3027o.wixsite.com/kesennuma


第15回目の会場は、気仙沼市にある「松岩寺(しょうがんじ)」で開催しました。副住職の小黒澤和常(おぐろさわ わじょう)さんは、前回会場の佐藤良規さんにご紹介していただきました。

昨晩はこの松岩寺さんに宿泊させていただき、和常さんは夜のイベントにも参加してくれていました。和常さんは、某局の「ぶっちゃけ寺」に出演されていたり、先日も新しい本を出版したばかりで、精力的に活動されている方です。


アマビエの開眼


朝食をとるのにオススメのお店を紹介してもらっていたのですが、僕と前田さんはパソコン仕事に追われていて、バイナルマンとワジーで美味しい海鮮を食べてきたようです。

実は今回の法要では、「アマビエ像」の開眼法要も兼ねて行うことなりました。アマビエ像は、知り合いの彫刻家が作っていたものをお迎えしたようで、チェーンソーをうまく使いこなした逸品に仕上がっています。メイン画像のように、最前列に「アマビエ像」、その後ろに「勧進仏像」、そしてマスクをつけた「御本尊」がいらっしゃいます。

開眼の導師は、僕が行わせていただくことになり、ご住職と良規さんも法要に参加していただきました。

そして今回のAR大仏は、松岩寺オリジナルバージョンで、「アマビエ」をARにさせてもらいました。事前に360度、アマビエ像を撮影していただき、それを元にしてARに実装しました。こちらが見られるパネルも松岩寺さんに置かせていただいているので、お近くの方はぜひ、試しに訪れてみてください。


対談


今回も和常さんを交えて、前田さんと僕の3人で対談を行いました。
大仏造立の話を踏まえながら、コロナを受けて、形はちがえど一つの像を開眼された和常さんに、経緯をお伺いしまいした。まずは「アマビエ」を書いたお札を檀家さんに配っていたのですが、あっという間にはけてしまったそうです。そこで知人の彫刻家が「アマビエ像」を作っていたので、お寺にお迎えして安置することに。

前田さんが「僕たちのつくる仏像は、正直これまでの形とは違うものになる可能性があるのですが、それって大丈夫なんでしょうか?」と尋ねると、あくまでも私個人の見解ですが、と前置きした上で、「何の問題もありません!」と、非常にスッキリした回答!「仏教にはいろいろ流れはあるのですが、結局は人々の希望に沿っていくことがお寺の役割、僧侶の役割だと思うので、何の問題もないかと思います。」とお答えしていただきました。

誠実かつ快活な和常さんのお人柄とお言葉、僧侶として見習わなければと感じ入りました。


作品展示


今回もまた作品展示を行っています。
お寺の寺族の方や、法要に参加してくれた方々もじっくり鑑賞してくれています。僕が法要の準備や片付けをしている間、前田さんやワジーが作品の説明をしてくれています。

今回キャラバンに載せているのは、僕の水引を使った平面作品3点、海野良太さんの絵を3点。磯部光太郎さんの日本画を1点と、実は「金の団扇」も載せているのですが、バタバタと搬入出をする時もあるので、破損が怖くて出せていません。そして山田啓貴さんの油絵が2点、太湯雅晴さんの立体作品が3点と、前田さんの立体が1点です。途中から、GermanSuplexAirlinesに所属する作家以外の作品も出しています。

作品は販売もしているので、プロジェクトに賛同していただける方は、ぜひ作品をお貸しいただけたら幸いです。実は今後、今紹介した作品も含めて「大仏造立プロジェクト」の展覧会も計画していますので、改めてお知らせできたらと思います。



津波の傷跡


昨日の回でも触れましましたが、気仙沼は甚大な津波被害を受けています。まっさらになった海岸沿いの土地に、ポツンと一つの建物が現れます。
「東日本大震災遺構・伝承館」という建物で、もともとは高校の校舎だったものです。建物4階の角には大きな傷跡が残っており、津波で流されてきた冷凍工場がぶつかった時のものだそうです。残念ながらこの日は休館日だったので、周辺をまわることしかできませんでしたが、言葉を失うほどの衝撃がそのまま残されています。

「当館では、被災物そのものを見てほしいと思っています。“目に見える証し”から2011年3月11日に何が起きたかを知り、防災意識や避難の大切さを感じていただきたい」

と館長がお話されているように、何かの形で残して行くことが、記憶と教訓を引き継ぐために重要なのです。今回の新型コロナウィルスの被害は、目に見えるものがほとんど残りません。僕たちは、チラシを集めたり、様々な人の想いを書いてもらったり、言葉にして書き残したりすることで、「今起こっていることの全て」を留めておくために動いています。そして、その記憶と記録を集めた結晶が「令和の大仏」となるのです。

東日本大震災遺構・伝承館
https://kesennuma-memorial.jp/

風間天心

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