このプロジェクトを立ち上げた直後、コロナの影響でベトナム人が困っている事実を知りました。
名古屋のお寺にベトナムに帰れなくなった方々が、全国から集まってきているというニュース。https://www.ctv.co.jp/news/articles/f7ms6ri4td4mlrv8.html
沢山の研修生が職と共に住む場所を失い、国に帰るフライトもない状況。
せっかくお金を貯めるために日本に来たのに、生活費がどんどん削られていく。
新幹線に乗るお金も残っていなくて、高架下で寝泊まりしながら電車を乗り継ぎ、大使館に辿り着いたという別のニュースも見て心を痛めました。
https://www.asahi.com/articles/ASN6643HXN65UTIL01K.html
私は宿泊事業を3か所で運営していますが、空き部屋だらけなので、そちらを寝泊まりして頂きながら、代わりに手伝って頂けたら私たちとしても有難い。
助けになれたらと思い、お寺に電話してみたところ、その数40名、翌週には50名、今は60名程が共同生活をしていることで、シェルターとして以前から受け入れを行っていたお寺に更に1軒建てているそうです。
どちらにしても少人数しか受け入れは出来ないため、フェイスブックのベトナム人と交流するグループメンバーになってみたところ、同じ知多半島内に20名程のベトナム人が待機しているアパートがあることが分かりました。
現在その方々の支援をさせて頂いていますが、本当に仕事熱心で助かっています。
今日は手伝いに来る予定だったルアンさんが来られないとのことで、ジュンさんという新しい方が代わりに来て下さいました。
何と、今日のチャーター便でベトナムに帰れることになったとのこと!
持病のある方や高齢者、妊婦さんなどが優先されますが、他の1万1000人から抽選で選ばれた250名が帰れることになりました。一緒に住む20名の中かたは2名が選ばれ、そのうちの1人。
次のチャーター便は7月15日で350名。それもコロナの影響次第で確定ではありません。
今日は嬉しい反面、突然の別れにさみしさも感じました。
日本を離れる前に、少しでもいい思い出を作って頂ければと思います。
今日も有難うございました。