ガラパゴスの微振動 支援者様へ
お世話になっております。ガラパゴスの微振動運営、株式会社ENDROLL代表の前元と申します。
この度、皆様にご支援いただきました当プロジェクトにおいて、当初予定していた販売目標を達成したことのご報告、およびその感謝の意をお伝えしたくご連絡いたしました。
なお、製造したゲームキット(TimeEditorの皆様にお配りした封筒)の在庫が切れそうな状況であることから、販売を3/31(水)に一度止めることも決定いたしました。
追加製造や再販に関しては現状未定となっております。
思い返せば今から一年ほど前、新型コロナウイルスの感染拡大が世間を賑わせていた頃、このプロジェクトは立ち上がりました。それまで私たちは、リアルなロケーションを舞台にしたエンタメ事業を中心に活動していたため、全てのプロジェクトを打ち切らざるを得ない状況でございました。
事業の停滞を憂うより先に湧き上がっていた感情は、鬱屈としてしまった世界へ、人とのつながりが消えてしまいそうな世界へ、自分たちがエンタメ業を生業とする者として何もできなくなってしまったことへの悔しさでした。
そうやってガラパゴスの微振動は、こんな世界でも誰かの力になれるのだという勇気をテーマに、そんな物語をフィクションだと割り切らないための様々なギミックを散りばめて企画されました。
改めてプロジェクトページを見返してみて、「なんて意味のわからないことを言っているんだろう」と自分たち自身も感じてしまうような、そんなプロジェクトでした。実際に、お手元にキットが届いて、体験を始めるその瞬間まで、どんな体験が待っているかは正確に予測できなかった方も多いのではないでしょうか。
そしてそれは、完成の日を迎えるまで私たち運営チームも、実は同じ状況でした。
それくらい、想いがたくさん詰まった挑戦だらけの意欲作が、ガラパゴスの微振動という作品でした。
だからこそ、途中で自分たちの目指すものを見失いかけた時、開発が困窮した時、皆様からいただいた支援の数や、温かいお言葉の一つ一つが、私たちを震わせてくださいました。
改めて、運営チーム一同より心からの感謝を伝えさせてください。
私たちENDROLLを、ガラパゴスの微振動という作品を、最初から最後まで一緒に作ってくださり本当にありがとうございました。
皆様のおかげで、プロジェクトとしては一つ区切りをつけることができました。
同時に、多くの改善点やご要望の声もいただき、次の作品に向けてやることは山積みでございます。本プロジェクトを通して、大きく飛躍したENDROLLのクリエイターチームと、そこから生まれる新たな作品に、今後ともご期待いただけますと幸いです。
引き続き、何卒よろしくお願いします。
ENDROLL 代表取締役 前元健志