こんばんは。関西学院大学総合政策学部の衣川知里です。
今週は現地の様子と支援物資調達の進捗状況を報告していきます。
ー現地の様子ー
セブ市は新たに5つのバランガイ(最小行政地区)をロックダウンすると発表しました。
ここに住む多くの住民は貧困層で写真の通りマスクをすることも無く外出禁止の子供やシニアも全くルール無視しているのが現状です。
支援地のあるラプラプ市も3月はたった3人だった感染者も1000人を越えてしまいました。
現在、市長が献血を呼びかけています。これは、これからの雨期に例年デング熱が流行っており、その対策の一環のためであるそうです。しかし、病院へ来るのを恐れる人が多く思うように献血も集まらないため、市の大きな体育館のような所でソーシャルディスタンスを取り、十分な換気をして行うそうです。
ーご支援金の送金と支援物資調達の進捗状況ー
現地にご支援金を送金いたしました。詳細は下記の通りです。
預かり金額 500,000円(ご支援金から手数料を引いた508,023のうちリターンに使用させていただく予定の8,023円を引いた額)
国内送金440円(ゆうちょ銀行からセブン銀行)
国際送金2000円(セブン銀行からBDO銀行)
これらを差し引いて実質送金金額497,560円
銀行レート0.4564
ペソ換算227,086.39ペソ
です。
また、栄養補助食品であるビタミンを手配することができました。薬局のオーナーが10本ご好意でくださり合計310本のビタミンを入手できました。(写真のビタミンが入ったダンボールは2段になっています。)
現地でも過酷な状況が続いていますが、いち早く物資をお届けするためにわたし達も尽力いたします。
衣川知里