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「コロナをチャンスに!」地球循環型体験チケットでまちづくりに参加する

地球循環型社会の実現。そしてその先へ—。 私たちは自然と呼応した暮らしが今なお残る静岡県水窪町を舞台に、人間だけでなく動物、植物、鉱物など自然とも調和のとれた「地球循環型」ライフスタイルのモデルケースを作っています。 みなさんも地球循環型で一緒にあそびませんか?

現在の支援総額

1,081,000

216%

目標金額は500,000円

支援者数

52

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/06/11に募集を開始し、 52人の支援により 1,081,000円の資金を集め、 2020/07/21に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,081,000

216%達成

終了

目標金額500,000

支援者数52

このプロジェクトは、2020/06/11に募集を開始し、 52人の支援により 1,081,000円の資金を集め、 2020/07/21に募集を終了しました

地球循環型社会の実現。そしてその先へ—。 私たちは自然と呼応した暮らしが今なお残る静岡県水窪町を舞台に、人間だけでなく動物、植物、鉱物など自然とも調和のとれた「地球循環型」ライフスタイルのモデルケースを作っています。 みなさんも地球循環型で一緒にあそびませんか?

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ホップのグリーン活動で、市民一体となった活動を行うTHANKS HOPさんが開催されている、オンラインイベント「ツーリZoom」に出演しました。

そのレポートがとっても素敵だったので、こちらにも転載します。


--- 以下、イベントレポートです -- 

ツーリzoom NO.5 地球循環型コミュニティ×静岡県水窪町の旅

第5回目は、「ARIGATOU(ありがとう)」を価値に変える地域通貨やコミュニティ通貨設計をされているピースコインさんからご紹介いただきましたBISOWA(ビソワ)代表 宇佐美聖子さんが旅先案内人。

宇佐美さんたちはピースコインさんのシステムで「アースコイン(AUS)」というコミュニティ通貨をつくり、地球循環型コミュニティ「ほしびとたちの庭」の仲間たちと、新しい価値づくりに取り組んでいます。

今回は、地球循環型コミュニティがつくる”お金だけでない価値をつくる経済”と、静岡県水窪町へツーリzoom!

静岡県水窪町って、どんなところ?

(宇佐美さん)

長野と愛知の県境にある秘境の地。

土地の98%が森林で、産業は林業と農業が中心です。

「お茶もってきたよー!」

「お茶を摘んだらもっていきな~」

ここの住民の方は、人とのコミュニケーションには全く困らない、自然と共に生きている人が多い印象です。

 

昔は1万5千人の住民がいて山師もたくさん住んでおられたのですが、今では人口2千人にまで減少、全国でも過疎化NO.1とも言われているまちです。その背景には経済的な金銭面の理由から、都心部へ出て行かれる方が多いと聞いています。

 

地球循環型コミュニティで、”お金だけでない価値をつくる経済”

私は、もともと広島出身。東京に10年前に上京して、現在、東京や静岡で6店舗。

衣食住のセレクトショップやカフェを経営しています。

写真:ほっとできる、フラットに戻れる、"Simple Balance Relax”をテーマにしたお店。

幼いころから、石、地球が好きで、鳥、木と話をするのも好きで、歌ったり、踊ったりして生きてきました。

店舗をつくるきっかけは、アーティストが表現できる場所として、画を展示したい人や、踊りたい人などが集える場所をつくりたいと思ったから。

『地球循環型コミュニティ』とは、衣食住+アートを包括した地球循環型スタイルを実現する仲間たちの集まりです。

 

水窪のこれから

私たちは、全ての命が地球全体で調和したライフスタイルを体現する場所を世界中で探していました。そんな時に出会ったのが静岡県浜松市の最北端、天竜区水窪町でした。

驚くべきことに、水窪には私たちが探し求めたこと全てがありました。
水窪と出会った時、「ここだ!」という感覚を受けました。

そして、30万坪の土地を購入しました。

購入してから1年間は、「どんな人が暮らしているのかな?」「私たちを受け入れてくださるかな?」と不安もありましたけれど、引っ越ししてみたら地元の方々から想像以上に喜んでもらえました。

逆に私も仲間たちも、この水窪に住む人たちが自然と調和して暮らしている姿にいつも感動し、「こちらこそありがとう」と涙を流すくらい毎日感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな水窪には、お茶や杉、ヒノキがたくさんあります。
お茶は無農薬で育てられ、杉やヒノキも間伐した後も自然乾燥。

ちゃんと1年に1回だけの伐採で木の生態系を守ろうという栽培方法です。

水窪はそれ以外にもたくさん宝物があります。けれど、みんなに知られていない。
そして地元で暮らす人は、それが当たり前すぎて地元の良さに気付いていない。

私はそんな両方の人たちをつなぐ「架け橋」になりたい。

そのためにはまず、私たちも地元の方が自然にしていることを一緒にコツコツしながら、水窪の人が自分たちの生活にもっと自信をもつことに寄り添い、そして地元の人が自分たちの土地に自信をもったらどんな世界がまっているのかを一緒に体現してみたいと思っています。

ここに住んでいる方は、自然と直結して自然と生きておられるので、すべて研ぎ澄まされている感じ。自然だから、特別でもない、とげとげもしてない、とびぬけてもおらず、すべてが穏やか。

今、水窪では8人の仲間たちと暮らしています。
引っ越してきてから5か所お家を頂くことや、借りたりして生活しています。
今は、各家を同時にリノベーションしていて、みんな近いから、「今日からここに住むわ~」「今日はここで寝るー」という生活です。

仲間たちは、デザイナー、ヨガインストラクター、シンガー、ダンサーなど手に職をもっている人が多いですが、今は技術をいかしているというより古民家の大掃除やリノベーションをして、日々の生活、衣食住を立ち返る生活をしていますね。

夢は、2040年に向けて!

『地球は大きいけれど、地球をよくしたい』そう思っている人は多くいると思います。

そんな人たちと、日常の中にある一つ一つに感謝を感じながら、同じ想いを持った人たちとつながり、各地の拠点を開発していく。そして、つながったその先にみんなが幸せになった世界で遊びたい。そんな「文化」をつくっていきたいと思っています。

私の目標は、2040年には「人類の先にみんなで幸せをシェアする世界」をつくること。チャレンジしたことを積み重ねて、そこでみんなと”遊ぶ”世界をつくっていきたい。

参加者の声

Aさん:私は出身が水窪、水窪が嫌で愛知にきた。聖子さんたちと出会ってそこから水窪のすごさがわかった。離れてみると、当たり前だったことに感謝したいという気持ちが湧いている。なんか不思議な感じ。

Bさん:コロナ禍になって、お金だけじゃない他の価値も見直した生活をしたいと思うようになった人は増えたと思う。お金と違って循環させることが目的の価値や、本当の経済の仕組みを取り戻すことや、物々交換、物々交換できない時はコミュニティ通貨でもできる、そんな価値があればいいな。

Cさん:地元に住んでいると、地元の良さがわかりづらい。まず、知ってもらう発信しよう。そこからはじめようと取り組んでいます。県外から移住された方は、新たな発見をしてくれる存在。地元の人間はそれが欲しい。そして、ツーリzoomでもっとたくさんの人とつながり、地元の良さを違う角度から再認識したい。

Dさん:田舎が抱える問題は共通していると感じた。都会などに仕事に行って戻ってくるとその当時は気づいてなかったけれど、今は地方のありがたみや、地元の宝物に気付いた。でも地元の人たちがその宝物を知っているかと言うと、あれ?!と思うことが多々ある。地元の人にしたら当たり前だけど、その当たり前は当たり前じゃないんだということを発信しいきたい。

Eさん:私は都会での暮らしをしていて、近所との付き合いもそんなにないし、転勤族だし、仕事もモノづくりではなくサービスなので、モノをつくる人や、故郷があるのがうらやましい。自分もいくつかのローカルとつながり、自分の第2の故郷を見つけたい。

Fさん:都会に住んでいて、地方にはチューニングしに行く感じ。知り合いでも1日8時間パソコン、土日Barで遊んでいるという人もいるが、実際に遊びきれてないじゃないかなと思う。地方にいったら何もしなくていい。それがいい。

Gさん:普段、お仕事で自治体、国の予算を預かっている地方創生のお仕事にも関わっているが、ツーリzoomは、地元の人の声が聞けるのがとても新鮮に感じた。ワークショップで地域ブランディングをすることはあるけれど、地域資源と言われるものの多くは、実は地元の中の人が気付いていないことも多い。だからこそ外(地域外)の目がいると思う。”いつものいい”をどうやって地元の人たちと一緒になって外の人たちに知ってもらうのかが課題。

今回の旅、みなさんはどのように感じましたか?

自分が長年見てきたものでも、他人から教えてもらったり、新しい視点で見直すと、今まで見えなかったものに気付くことがあります。

今回のお話を聞いて、“一見すると普通の、身近なところにこそ幸せはある”という教えを伝える『青い鳥』の童話を思い出しました。

そして、参加された方の声を拾ってみると、そんな足元の宝物に気付いて行動されている方や、同じ想いを持った方が多いと感じました。

これからもツーリzoomでは、同じ想いを持ちながら足元の宝物に気付いて行動されている方を発掘していきたいと思います。

そして、宇佐美さんが語ってくれた「同じ想いをもった者たちがつながり、一緒に挑戦することを重ねたその先に、みんなで一緒に遊びながら幸せになる世界」は、このツーリzoomで知り合った仲間同士でも一緒に挑戦を重ねていくことが出来たら、そんなに遠くない未来につくることが出来そうな予感がしました。

文、山田摩利子

 --- 転載元: 「ツーリzoom NO.5 地球循環型コミュニティ×静岡県水窪町の旅」

https://www.thanks-hop.com/hop_news/2020/06/30/2607/


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