2021年6月20日(日)、長野県飯田市の「居酒屋Reunion」で、札幌に続き第2回目となるキャラバン上映が開催された。本当の偶然と奇跡の出会い。出演の江本さん(エモチン役)から昨年夏に「長野県に、ガチのReunionって酒場がありますよ」と教えてもらったのがきっかけだ。
ほんとだ。店名が同じならまだわかるが、ジャンルまで「酒場」ではないか!僕は思わず、教えてもらったその日に、「居酒屋Reunion(当時Bar Reunion)」のFacebookページから、メッセージを送った。2020年の9月9日だった。
“初めまして!北御門と申します。今朝友人からのメッセで知ったのですが、貴店と同じ名前の映画を作っています。しかも舞台が「BAR」です。完成した暁には、コラボで上映会などあり得るでしょうか。本当に驚きました。https://camp-fire.jp/projects/view/279568"
それから約9カ月後の2021年6月20日、完成した映画の上映イベントが長野県で実現したのである。オーナー児島さんのご尽力で、「ガチで満席」でのキャラバンとなった。
のべ25名のお客様が、客席を埋め尽くしてくださった。20代・30代の若々しい方も多く(監督50代)、中には小さなお子様連れのグループもいらしゃった。そしてオーナー児島さんは、開場直前まで電話で今日の予約の調整をしてくださった。
監督と“シンジョー”大久保さんは、五体投地!の感動だったのである。
上映後の舞台挨拶(あとで動画追加します)では、オーナー児島さんと大久保さんが登壇。大いに盛り上がった。
監督が感動したポイントがひとつある。長野キャラバンはドリンク・フード付きで実現した。「酒場SF」だからこそ、お酒を飲みながらの上映会は、どうしても実現したかった。今日、観客の皆様が上映前に一杯やりながら歓談し、つまみを食べながら映画を観て、上映後はまたもう一杯やりながら、舞台挨拶を聞く。まさに、夢のような時間が、ここ長野県飯田市で実現した。
同じ「Reunion」だったから。
舞台挨拶では最初に「どうして店名をReunionにしたんですか」というトークをした。児島さんは「人と人が出会う場所という想い。それと、リユニオンっていうユニークな言葉がその理由」と話した。
それは全く同じ想いだった。そして、その「Reunion」という名付けをしたからこそ、この日が訪れたのだと思うと、ぐっとくるものがあった。
上映後は、児島さん経営の「天空のビアガーデン」で大久保さんと打ち上げた。居酒屋Reunionでもごあいさつしたケンシロウさんと一緒に記念写真。とても気づかいの丁寧な、さわやかな青年だった。
(余談:当日会うまで、ケンシロウさんがオーナーだと信じていた監督)
最後に宿で大久保さんと二次会をしながら語ったのは、今回のキャラバンは、「居酒屋Reunion」さんとの出会い、児島オーナーとの出会い、そして、店を愛する常連さん達との出会いだったのだなと。
映画は今の時代、配信もできる。でも、「映画という出し物」を携えて、「その場所にいくこと」で、感動と、つながりが生まれる。
そんな当たり前のことを、かみしめた長野キャラバンだった。児島オーナー様、店長様、ケンシロウさんはじめスタッフの皆様、そして、得体のしれない「酒場SF」の上映会に来て下さった飯田市の素敵なお客様の皆様、
本当に、ありがとうございました!! 五体投地・・・!!
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