はじめに
ご家庭でヤクシカ肉を食べて応援して頂くプロジェクトですが、リターン品は「ヤクシカ肉」の他に、「ペット用ヤクシカジャーキー」「ヤクシカ革タグのTシャツ」「ヤクシカトランプ」からもお選び頂けます!
*「ヤクシカ肉」には、メイン画像のモモ肉ローストや、本文中にある料理画像を作れるレシピ「家庭でできる簡単レシピ」も同封させて頂きます。
ご挨拶
初めまして、私たちは世界自然遺産の島・屋久島で捕獲された野生の「ヤクシカ」を専門に取り扱う『ヤクニク屋』です。
害獣指定され、捕獲され、そして廃棄されるヤクシカを有効活用しようと2014年10月に立ち上がりました。「余すところなく使い切る」為にも、これまで島内の飲食店への精肉販売を中心に、ペットフード、ラーメン、炭火焼などの加工食品や、革製品の商品開発にも取り組んできました。
屋久島唯一のヤクシカ専用・解体精肉所『ヤクニク屋』
屋久島には「サル2万、シカ2万、ヒト2万」という言葉があります。屋久島では長らくヤクシカと共生しながらも、時にはヤクシカの肉や皮などその命を生きる糧としていただいてきました。
多種多様な植物を食べて育つヤクシカは、昔から地元の猟師の間では「千草(せんぐさ)」と呼ばれています。「産前産後や、風邪ひきにはヤクシカ肉」と言われるほど貴重な山の恵みとして扱われてきました。
その共存関係が、ヒトの劇的な生活環境の変化から壊れかけ、山には鹿が増え里まで降りてきて農作物を食べるようになり、交通事故などの被害も増えました。また自らを育む自然環境にも深刻な影響を及ぼしてしまっています。
ヤクシカは害獣などではなく、人間に大切なことを思い起こさせてくれる大切な存在。
かけがえのない島の恵みとしてヤクシカを大切に扱うことが私たち『ヤクニク屋』の“使命”です。
島人たちが受け継ぐヤクシカの産業と文化
・屋久島の小中学校でヤクシカ肉を使った給食
食育の一環として、屋久島島内の全小中学校へ給食メニューとしてヤクシカ肉の提供をしました。
・野生獣の革の魅力と題したイベント開催では、島内へ「ヤクシカ皮革」の利用を呼びかけしました。
・ヤクシカZOOプロジェクト
廃棄される個体に加えて、廃棄部位を少なくしてゆく取り組みの一環として『ヤクシカZOOプロジェクト』を行っています。
その他にも、ジビエサミットやファーマーズマーケットなど様々なイベントへの出店。大学からの研究や研修の受け入れ、自治体からの視察・学生研修の受入れを行ってきました。
『ヤクシカ肉』は犬猫にも最高のご馳走!!
ヤクニク屋の精肉100%、無添加で一つ一つ手作りしたヤクシカ肉は、愛犬家のペットフードとしても人気です。
「今」こそ食べたい国産スーパーパワーフード・ヤクシカ肉!
高タンパクでミネラル豊富(特に鉄分)でありながら、低カロリー・低脂肪のヘルシーさも併せ持ち、必須アミノ酸を含めた20種類以上のアミノ酸もバランスよく含まれた、おいしくエネルギッシュな食材。
そして、鹿肉に多く含まれる多価不飽和脂肪酸(オメガ3)は主に青魚に含まれ、動物性のタンパク源にはほとんど含まれていない成分です。以上の他にも、健康的なメリットが多く、鹿肉がスーパーフードと言われる所以です。
野生の鹿肉は、飼料に残る農薬や化学物質、感染症予防のための抗生物質や成長促進ホルモン剤、環境ストレスなどの心配が一切ない極めてアレルギーリスクが少ないお肉です。
ヤクシカのモモ肉で作ったシチューとカツレツ
※作り方は「家庭でできる簡単レシピ」としてリターン品に同封させて頂きます。
プロジェクトを立ち上げた経緯
「屋久島に来る理由の一つになってくれたら」との想い、ヤクシカを通じて人と自然との関わり方を見直すきっかけになってくれたらとの想いから、精肉されるヤクシカ肉の7割以上を屋久島島内の飲食店や宿泊施設などに卸してきました。
島内のお店の努力もあって、ここ数年でヤクシカ肉は、海の幸「首折れサバ」や「飛び魚」に匹敵する、地産の山の幸として見直されてきました。
屋久島では早くも1月中旬ごろから新型コロナウイルスの影響により観光客の減少、飲食店からの発注が激減してきました。このままでは猟師さんが厳選し、私たちが解体精肉してきた『ヤクシカ肉』が廃棄処分となってしまいそうです。
野生鳥獣による農業・林業、そして希少植物への食害は待った無しです。このままでは捕獲されたヤクシカがまた以前のように廃棄せざるをえない状態になってしまいます。
最近のジビエブームで注目されてきていますが、私たちのような野生鳥獣を取り扱う業種は、まだまだ認知度も低く市場も小さいです。もしも廃業となれば新たに事業を立ち上げるのはすごく困難です。そうなればこれまでの取り組みが無駄になってしまいます。
自然相手の不安定な厳しい経営の中、これまで様々な人たちの協力によって一歩ずつ事業を展開し、少しずつですが成長してくることが出来ました。ですが、ここにきて最大の正念場となってきました。是非とも皆様のお力を貸して頂きたく思います。
プロジェクト支援への恩返しとして
コロナ疲れを吹っ飛ばす、おいしく健康的なヤクシカ肉を届けたい!
観光に限らず、外出や外食を自粛されている方が多くいます。収束の目処も立たず、日々の疲れとストレスも溜まってきています。
そんな方々に美味しいお肉で少しでも健康的になってもらいたい!
家族や自分、大切な人へのご褒美に、少しでも楽しい食事の時間を過ごして頂けるようなリターンをいくつか御用意致しました。
屋久島の山の恵みを詰め込んだリターン
屋久島の大自然が育んできた野生鹿「ヤクシカ」を是非食べて頂きたく、各部位の詰め合わせをお届け致します!初めは、塩と胡椒だけの薄い味付けに、火を入れすぎない焼き加減の「レア」で食べて頂ければ、数々のシェフが「フルーティー」「甘みがある」と絶賛するヤクシカ肉の醍醐味が感じられると思います。
「ヤクシカの精肉部位と、食べ方の紹介」、ヤクニク屋従業員オススメの食べ方、作り方をまとめた「家庭でできる簡単レシピ」を同封してお送りいたします。
応援メッセージ
ヤクシカ肉をおいしく提供して頂いている屋久島と東京の飲食店から、またヤクシカ事業に関する数々のデザインを起こしてくれたデザイナーより応援のメッセージを頂戴いたしました。(順不同にて失礼いたします)
「ヤクニク屋さんの鹿肉を取り扱いさせて頂いている屋久島の焼肉れんが屋です。焼肉れんが屋では今まで屋久シカをはじめ全国の鹿肉を取り扱って来ましたが、ヤクニク屋さんの鹿肉の解体・筋や脂の処理の仕方は全国でもトップレベルの精肉だと思っています。屋久シカを食べたお客様も『他のシカ肉を食べた事はあるけど、屋久シカは全く臭みがなく凄く美味しい!』との嬉しいお言葉を頂いております。
現在、屋久島でも新型コロナの影響を受けております。この苦しい時期が少しでも早く過ぎ屋久シカの美味しさを分かち合える時が来る事を願っております。
『屋久シカを食べてこの状況をみんなで乗り越えよう!』そしてこの状況が終息したらぜひ、屋久島で屋久シカを堪能して頂きたいです。」
焼肉れんが屋 佐々木 祐輔 様
「 “屋久島の森の恵みを、全国の皆さまのテーブルに!” 屋久島・安房川ほとりのレストラン&バー散歩亭です。当店ではヤクニク屋さんの屋久鹿肉を使用した『屋久鹿肉の和風バルサミコソテー』というメニューを提供しております。これは、当店に御来店して下さる観光客に、人気ナンバー1のお料理なんです。なんと!日本人のみならず、ジビエの本場、欧米のお客様にも絶賛され、滞在中、毎日屋久鹿肉を目当てに、来店されるお客様がいるほど。
「こんなに肉の旨味が効いた鹿肉は、初めて食べた!」
「柔らかくてしっとり。驚くほど食べやすい」
屋久島の大自然を駆け回り、豊富で美味しい植物をたらふく食べて育った、屋久島の鹿肉です!旨味がほんとに違います。
そして、
①ヤクニク屋さんの徹底した品質管理
②屋久島の歴史や文化を大切にしながら、屋久鹿をこの島の産物として捉え
③森からいただいた命を無駄にしない
この姿勢に島民の一員として感銘しています。
皆さん、是非一度食べてみて下さい!
どうか、屋久島の森の恵みを、森の文化を、テーブルの上へ。」
散歩亭 緒方 麗 様
「屋久島の大自然と人びとの優しさに魅せられて30年余り。毎年の様に屋久島を訪れているのに、ヤクシカの美味しさに気が付いたのは最近のことです。
店が停滞状況の数年前。何とか沢山の方に喜んでもらえるメニューを!との思いでヤクニク屋さんの鹿もも肉で作ったローストを始めてみました。すると口コミやSNSであっという間に広がってくれて、今ではヤクシカ肉を食べに遠くから来てくださるお客様がいる程の、他には無い当店だけの大切な一品となりました。
猟をしているというお客様も何人も来てくれましたが、口を揃えて
「こんなに繊細な鹿肉は食べたことがない。」と言ってくれました。
「ジビエ肉をずいぶん食べたけど、こんなにフルーティーでやさしい肉は初めて‼️」と言ってくれたジビエ好きの方。
「野生の動物の肉って今まで抵抗が有ったけど、やわらかくて臭みもないんですね‼️」という女性のお客さま。いろいろな方々に愛してもらっています。
厳しくてやさしい大自然で育まれたヤクシカを、自然としっかり向き合っていこうとするヤクニク屋のあたたかい人たちが提供してくれるこの機会を是非とも逃さないでください‼️
ヤクシカを食べるとホントに元気になりますよ‼️と、隣で家内が訴えてます‼️」
やまだや 山田 克彦 様
「生命エネルギーの頂き物。島人による屋久島の産業を応援します。YAKUSHIKAブランド認定マークを制作したデザイン会社です。前提として、このプロジェクトに参加した理由は、『森からいただいた命を無駄にしない』この姿勢に対して、この地域産業を応援したいと思い参加しました。
そして私は屋久島を知る機会を得た上で、デザインに取り組みました。地元猟師さんの現場でのお話を聞き、猟場となる場所を歩き、宮之浦岳を登り、生息する環境と自然のヤクシカを観察。そして獲れたばかりの鹿肉を食させていただきました。ジビエを食す機会がなかった私たちは衝撃を受けました。
「臭みなんて感じない!かなり旨味がある肉!」「驚くほど柔らかくて食べやすい!」「食べた後に、身体があったかくなる!」
屋久島の青々した自然植物を食べ、豊富な湧水を飲み育ったヤクシカは、まさに大自然のエネルギーが詰まっています。
その後、屋久島から戻り ジビエ料理の店へ行って “ヤクシカの肉” を探すも、関東でも関西でも中々、出会うことができません。忘れらない衝撃の記憶。 元気を貰いに 半年後、また屋久島へ向かうことになりました。
普段は一般家庭へ流通することがない屋久島の鹿肉。 廃棄されるのは、本当の無駄になる。
ヤクシカを食べるとエネルギーがみなぎります。 この機会、是非食べてみて下さい。
エンジンアイディ アートディレクター 久能木 様
観光が主な産業である屋久島ではコロナの影響は計り知れないですが、大変なのは皆さん同じです。そんな中、このようなメッセージを頂けるのは、ありがたく、すごく励みになります。勇気が出ました!ありがとうございます!
資金の使い道
頂いた支援金は全額、スタッフの雇用維持と、お店の運営資金に当てさせて頂きます。
今回はAll-inでの募集になります。募集金額が集まらない場合でもプロジェクト・リターンの実行を必ず致します。
私たちのプロジェクトは、屋久島の自然環境のために必要なことだと信じています。
この正念場を乗り切れば、新たな展開も見えてきます。
屋久島のヤクシカ肉を、そして日本の野生鳥獣を、足元にある日本の恵みとして再認識して頂き、国産の食材として盛り上げていく為にも、皆様のご協力をお願い致します。
最後に
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
私たちのような野生鳥獣の解体精肉施設は津々浦々全国に約500箇所程あります。
それぞれその土地ならではの魅力的で、個性的な方々が運営しています。
鹿だけではなく、猪や熊など人間の都合で害獣とされてきた野生動物。そのほとんどが有効的に活用されることなく、何の役目も果たすことなく廃棄されています。
新鮮な状態から素早く解体精肉された日本の野生鳥獣は、この上なく健康的で美味しい食材となります。
このクラウドファンディングが日本に住む人々の『食』に対する考え方、『自然』との関わり方、そして日本の『大自然の素晴らしさ』を再認識するきっかけになれば嬉しいです。
こんな時だからこそ、見直せることもあると思っています。
コロナが落ち着いたら、屋久島の大自然に癒されに、島の地魚、地酒の焼酎、そしてヤクシカ肉を味わいに遊びに来てください!『ヤクニク屋』の施設見学も歓迎いたします!
そして最後になりますが、この度は新型コロナウイルスの影響で亡くなられた方のご冥福と、発症され闘病している方々の一刻でも早い御回復をお祈り致します。深刻な影響がある様々な業種の皆様の為にも、1日でも早く元の日常に戻れるよう願っております。
最前線で感染予防や診療などにあたっている関係者の方々には心から敬意を表します。
〒891-4205
鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦421-34
0997-42-1129
ヤクニク屋
屋久島ペットワン
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る