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『コロナで医療崩壊を起こさせない』-インドネシア社会起業家の挑戦を応援したい!

今、インドネシアは新型コロナウイルスの治療にあたる医療機関で防護服の圧倒的な不足により院内感染が発生するなど、危機的状況です。こうした状況に果敢に挑み、防護服を届け続ける現地ソーシャルITベンチャーのさらなる挑戦を支援する共創プロジェクトです。

現在の支援総額

624,055

124%

目標金額は500,000円

支援者数

91

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/06/27に募集を開始し、 91人の支援により 624,055円の資金を集め、 2020/07/26に募集を終了しました

『コロナで医療崩壊を起こさせない』-インドネシア社会起業家の挑戦を応援したい!

現在の支援総額

624,055

124%達成

終了

目標金額500,000

支援者数91

このプロジェクトは、2020/06/27に募集を開始し、 91人の支援により 624,055円の資金を集め、 2020/07/26に募集を終了しました

今、インドネシアは新型コロナウイルスの治療にあたる医療機関で防護服の圧倒的な不足により院内感染が発生するなど、危機的状況です。こうした状況に果敢に挑み、防護服を届け続ける現地ソーシャルITベンチャーのさらなる挑戦を支援する共創プロジェクトです。

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■ご挨拶

はじめまして。
私たちは、インドネシアのソーシャルITベンチャーWeCare.idとの共創プロジェクトを推進する日本人グループです。WeCare.idは、インドネシアの主に貧困層が抱える医療問題を資金面で解決するためのクラウドファンディングプラットフォームを提供し、「誰もが平等に医療を受けられる社会」を目指しています。

私たちは2019年夏にWeCare.idに出会い、インドネシアが抱える医療の問題を知りました。そしてその問題の解決に人生を捧げる創業者Gigih Septianto氏の真っ直ぐな志に共感し、彼らが目指す「誰もが平等に医療を受けられる社会」の実現に向けてディスカッションを重ね、その未来を共に描いてきました。

私たちは、インドネシアの人々のことを常に思い、今回の新型コロナウイルス感染拡大にも勇敢に立ち向かうGigih Septianto氏WeCare.idの新たな挑戦を一緒に行うため、このプロジェクトを立ち上げました。

このプロジェクトは、インドネシアのソーシャルITベンチャーWeCare.idとの共同起案・運営のクラウドファンディングです。


共創プロジェクトで実際の医療現場を訪れ、Gigih氏とディスカッションを重ねる(2019年夏)


■このプロジェクトで実現したいこと

人口が世界で四番目に多く、日本よりも脆弱な医療環境のインドネシアでは新型コロナウイルスの影響は深刻です。感染は拡大を続けており、インドネシア各地の病院では日本と同様、医療関係者を感染から守るPPE(※)が圧倒的に不足し、医療崩壊の危機にあります。こうした状況を受け、WeCare.idではPPEを調達し、インドネシア各地の病院に届ける新しいチャレンジを始めました。

※PPE:患者や医療関係者への感染拡大を防ぐために医療関係者が病院で身に付ける、ガウン、手袋、マスク、キャップ、エプロン、シューカバー、フェイスシールド、ゴーグルなどのこと

私たちは、WeCare.idと共同で日本でのキャンペーンを立ち上げることで、この新しいチャレンジを応援し、インドネシアの医療崩壊を防ぐことに少しでも貢献したいと考えています。


■インドネシア における新型コロナウイルスの状況

インドネシアでは、3月2日に初めての新型コロナウイルス感染が確認されてから爆発的に感染者が増え続け、その数はすでに8万8千人を超えました(7月20日時点)。また死者数は4300人超に上り、その中には最前線で活動していた医師、看護師などの医療従事者55名も含まれています。 インドネシアは感染者数、死者数共にASEAN地域で最悪の数字となっています。一部では、政府によって公表された感染者や死亡者数が少なすぎるとの指摘もあり、本当の数字はもっと多いとの見方もあります。

医療従事者が犠牲になった理由として、PPEの絶対的な不足が指摘されています。PPEがない医療現場では雨合羽で代用し、それさえも調達できない場合にはゴミ袋を使用するなど、大変厳しい状況に直面しています。


■新型コロナウイルスに対するWeCare.idの活動

3月、WeCare.idは首都ジャカルタを中心とした約2,200ヶ所の病院でPPEが不足しているとの実情を知り、活動を開始しました。まず、自社のクラウドファンディングプラットフォームでキャンペーンを立ち上げ、支援を募りました。同時に、病院からのリクエストに応えるため、PPEや消毒液を調達し、遠隔地や農村地域を含むインドネシア各地の病院に届ける活動を開始しました。

彼らは自分たちのオフィスを倉庫に変え、スタッフは調達した物資を医療機関に配送する準備を行っています。すでに約1,200の医療機関へ配布を行いましたが(6月10日時点)、残る1,000の医療機関に届けるためのPPEや消毒液などの物資が不足しています。すでに配布を行った医療機関においても、増え続ける感染者により、再び不足することが予想されます。

WeCare.idによって届けられたPPEなど


■WeCare.idとは

WeCare.idは、2017年にインドネシアで創業された医療系クラウドファンディングのプラットフォームを提供するソーシャルベンチャーです。

インドネシアでは、2014年に国民皆保険制度が導入されましたが、非正規雇用者を中心に保険未加入者がいまだに約3,000万人います(2019年時点)。月々の保険料を支払う余裕がなく保険に加入できない人々は、万が一病気にかかったとしても病院に行くお金がないため、適切な治療が受けられません。

また、1万以上の島々から構成されるインドネシアでは、すべての島に医療設備が整っているわけではありません。保険に加入していても、医療設備が整っている島への移動費は保険でカバーされないため、資金的な問題から治療を受けられない患者や治療の継続を諦めざるを得ない患者が数多くいます。

こうしたインドネシア医療の問題を解決し、「誰もが平等に医療を受けられる社会」を目指してエンジニアであるGigih Septiantoと医師であるMesty AriotedjoによりWeCare.idは設立されました。

WeCare.idウェブサイト(インドネシア 語)


■WeCare.id創業者Gigih Septianto氏からのメッセージ

WeCare.idは、クラウドファンディングを行う患者さんの支援のために、以前から国内の多くの医療機関とつながりがありました。今回、そうした医療機関がパニックに陥っていることを知り、「今、WeCare.idに出来ることがあるはずだ」と考え、すぐに医療機関に要望を聞きました。そして、PPEの供給者、運送会社とパートナーシップを築き、5日後には医療機関へPPEの提供を開始しました。

患者数の多いジャカルタ市内の病院、設備の未熟な遠隔地の病院など、多くの場所でいまだPPEが不足しています。この不確実な時には、特に最前線で活動する医療従事者が安心して支えられていると感じることが重要だと考えています。

日本も同様に苦しい状況の中、皆様のあたたかいご支援に感謝します。”

(右)オフィスで配送の準備をするGigih Septianto氏


■皆さまのお力添えを、どうかよろしくお願いいたします。

IT企業であるWeCare.idが、「自分たちにできることをしたい」という想いで、自らの感染リスクを顧みず、医療機関にPPEや消毒液などを届け続けています。

インドネシア で奮闘する若き社会起業家の志を応援するため、皆さんの支援をお寄せください。


■資金の使い道

インドネシアのソーシャルベンチャー WeCare.idと共同で

医療関係者向けのPPEや消毒液等の物資を購入することに使わせていただきます。

WeCare.idではインドネシア国内の約2200の病院から必要な物資のリクエストを集計し、以下の3つの病院をはじめとして、すでに約1200を超える医療機関に物資を届けていますが、まだ約1000の病院で医療物資が不足しています。(6月10日時点)

最新の支援病院数(WeCare.id ウェブサイト: インドネシア語)


支援先の医療機関の選定方法に関しては、WeCare.idのHP上のリクエストフォームから、必要物資の種類、数などを入力していただく形で公募し、医療機関のニーズを把握したうえで、 以下の基準で数か所に医療物資を配布させていただきます。

・ 医療機関のグレードがAクラスの病院を優先します。これは医療設備が整ったAクラスの病院がコロナウイルス感染者の受け入れ機関となっているためです。

・ 感染者が増えている地域の病院

・ 医療物資の在庫が不足する切迫度が高い病院


<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


■スケジュール

2020年7月 クラウドファンディング終了
2020年9月 支援先に医療物資を送付
2020年10月 リターン発送


■リターン

・感謝の気持ちを込めたサンクスメール
・活動報告書(PDF)
・活動報告書への名前掲載(ご希望の方のみ)
・インドネシアの社会起業家から直接話しを聞く会へご招待(希望者の方のみ)


■皆様のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。




支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 多くの皆様からご支援いただき、無事に目標金額を達成ることができました。本当にありがとうございます!!最後まで全力で走り切るべく、ネクストゴール70万円に向かって、このクラウドファンディングが終了する本日7/26(日) 23:59まで活動を続けています。追加でいただいた資金はCOVID19の検査キットなどに使わせていただきますので、最後までご支援よろしくお願いします!インドネシアにゆかりがある方で、何かしたいと思っているけどできていないという方に、このクラウドファンディングの情報を届けたいと思っています。ぜひ皆様からも情報共有をお願いします!! もっと見る
  • 75名の皆様からのご支援のおかげでクラウドファンディングの目標金額を達成することができました。本当にありがとうございます!!私たちWeCare supporterは、できるだけ多くの支援をインドネシアに届けるために、ネクストゴールを70万円に設定して、クラウドファンディングが終了する7/26(日)まで全力で走り切ることを決めました。引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします!!これからいただく資金はCOVID19の検査キットなどを購入するために使用させていただきます。ご支援いただいた分、物資を届けることができますので、最後までご支援&情報共有のご協力をお願いいたします!繰り返しになりますが、皆様から頂いた温かいご支援&応援メッセージ、大変うれしく思っております。無事に目標を達成することができたのも、皆様のおかげです。本当にありがとうございました!! もっと見る
  • 信頼と共感と

    2020/07/22 20:32
    こんにちは!WeCare supporterのまるです。この記事を読んでくださっている方は、「心から応援したいと思える組織」に出会えたことがあるでしょうか…?自分にはそんな組織との出会いがありました。それは、昨年参加した、Co-Pro(ソーシャルベンチャー新興国共創プログラム)の活動の中で知ったWeCare.idという企業です。WeCare.idは医療に特化したクラウドファンディングプラットフォームを運営しています。彼らが立ち向かう課題は、インドネシアの深刻な医療格差。医療保険はあっても、保険でカバーされない医療費があり、お金が足りず十分に医療を受けられない人々がいます。実際にCo-Proの活動で訪問させてもらった、WeCare.idが支援する患者の少年もそうでした。彼は、詳しい病状を知るため、ドイツで追加検査を受ける必要がありました。ただ、一家は貧しく、検査費用は払えません。その危機を救ったのがWeCare.id。WeCare.idの力で寄付を集め、少年は検査を受けることができたのです。このように、インドネシア医療問題の解決に奮闘するWeCare.idですが、何より印象に残ったのは、彼らが日々成長する組織であったことです。彼らはITを駆使し、何をすれば寄付を集められるのか分析し、次の打ち手を考えていました。そんな成長する組織WeCare.idの次なる挑戦が「新型コロナ対策の医療装備配布活動」です。WeCare.idは、病院とのネットワークを活かし、インドネシアで新型コロナ被害が拡大し、医療危機が懸念されると早急に寄付を集めて医療装備の配布を実施する活動を開始しました。私たちWeCare supporterは、そんなWeCare.idの活動を知り、彼らを助けたいとの想いから今回クラウドファンディングを立ち上げました。WeCare.idなら、インドネシアで悪化の一途を辿る新型コロナによる医療危機を防ぐことができると信じています。彼らの活動に共感してくださった方、是非温かいご支援をお願いいたします。 もっと見る

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