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みなさん、こんにちは!
「あなたを家でひとりにさせないカレー屋さん「with curry」をオープン!」の
活動報告記事をご覧いただきありがとうございます!
さて、クラウドファンディング終了まで残り1週間となりました!
弊社エフライフメンバー with みゆきライブ配信 & 熱い寄稿文企画をスタートしております!
with curryは私だけでなく、メンバー全員が関わってつくり上げています。
私のことはずいぶん語らせてもらっていますが、チームエフライフのことを
みなさんにもっともっと知っていただきたい!
ということで、第2弾の昨日は20時より、
エフライフ代表 小笠原隼人とときどき中田シェフと一緒に、配信を行いました!
こちらからIGTVでご覧いただけます▶ @with_curry_
そしてこちらが、隼人さんが寄せてくれた熱い寄稿文です!
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with curryを運営している(株)エフライフ代表の小笠原です。
今日は私からwith curryに対する想いを言葉にしてみたいと思います。
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一昨日の晩、目取眞さんとのインスタ生配信を終えた後、みゆきと振り返りをする中で面白い話をしました。
途上国では栄養が足りなくて困っている人がたくさんいるのに、先進国ではたくさんの食べ物を余らせてしまっている。
そんな状況を変えたい、良くしたいという思いで、高校生の頃の吉川みゆきは、国際学部のある宇都宮大学を選びました。
「大きな国際問題を解決するためには、目の前の一人ひとりを助けていても間に合わない。将来は頭が良くなって、偉い人になって、大きくものごとを動かせる立場になって、国際問題を解決するしかない」
そう思っていたそうです。
ただ、実際に今の彼女がやっていることは、美味しいカレーを創り、一緒に食べて、かかわった人、一人ひとりの笑顔を創ることです。
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この文章を書いている私も、高校生の頃は国連職員になることが夢でした。
たくさん勉強をして、偉い人になり、政府や国を動かして、将来は戦争の無い世の中を創ろうと思っていました。
今ではそんな私も福島にやって来て、地域の人が地域のお酒を楽しむスナックをやったり、知産知消のカレー屋をやったりという楽しい日々を送っています。
そんな話をみゆきとしながら分かったのですが、たぶん、この『with curry』こそが、私たちなりの世界平和のための取り組みなんだと思います。
戦争のない世界や、飢餓のない世界への夢は失っていませんが、それは、いつか頭が良くなったり偉い立場にならないと取り組めないことではなく、より当事者として取り組める問題に等身大の自分で向き合う中で、世界平和に貢献することもできると思っています。
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戦争や飢餓だけでなく、私たちの暮らす社会には様々な問題が溢れています。
私たちがwith curryで解決したいこの社会の問題はいくつかありますが、その1つは「家で孤独にご飯を食べることを減らすこと」です。
「孤独」というのは、深まれば深まるほど、人を追い込み、希望を失わせるものです。
一例として、私が社会人になりたての、まだ東京に住んでいた頃の話をさせてください。
社会人となり、いち早く仕事で結果を出そうと燃えていた私は、連日、終電近く、ときには終電を逃す時間まで仕事に取り組んでいました。
3度の食事は、ボリュームがあってお腹を満たしてくれれば良く、買ってきた食事をパソコン作業をしながら食べるような毎日でした。
「仕事に没頭している」と言うと聞こえは良いですが、
一所懸命にやった仕事がうまくいかなかったり、
行き詰まったり、結果が出なかったときに、
弱音や泣き言を聞いてくれる相手もいない状態が長く続く中で、
だんだんと私の心は疲弊していきました。
正確に言うと、「聞いてくれる相手がいなかった」というよりも、当時の自分は、
弱気になることや、弱音や泣き言を言うことはかっこ悪いと思っていたので、
勝手に自分の殻に閉じこもっていました。
誰よりも人を助けられる自分、仕事ができる自分、そのための努力を続けられる自分であらなければと思っていました。
ただ、実際の自分はそんなに強いわけではありません。それなのに強がろうとしても、どんどん孤独が深まっていくだけです。
周囲の誰にも相談ができない状況が続く中、エネルギーが萎んでいき、やがて、あれだけ熱心に取り組んでいた仕事にもやる気を出せなくなってしまいました。
結果、東京でやっていた仕事は辞めてしまい、無職となりました。
その後、ご縁があり、自分にも何かできることがあるだろうと、震災後の福島県にやって来たわけですが、
福島では、地域の人々に私が何か貢献をするという以前に、自身にとっての居場所を与えてもらうことができました。
私にとって居場所を象徴するものが、誰かと一緒にご飯を食べる「食卓」です。
福島の食材を使ったカレーを使って、誰かのご飯を食べる時間を豊かにすることが、
私にとっては福島への恩返しであり、世界平和に繋がる取り組みです。
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with curryのインスタライブ配信は、新型コロナウイルスによって、
誰かと一緒に食事をすることが難しくなったことから浮かんできたアイディアです。
ただ、コロナがやってくる前から、そもそも毎日忙しくて、
ご飯の時間を犠牲にしているであろう人にも継続して届けたいと思っています。
スマホやパソコンの画面越しのコミュニケーションでは、一緒に同じテーブルを囲むのとまったく同じ雰囲気は作れないでしょう。
でも、たいへんな1日の仕事を終えた後、誰かの顔を見てコミュニケーションがとりながら、美味しいカレーを一緒に食べられる。
それだけで癒やされる孤独もあると信じています。
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これだけ技術が発展して、技術的には誰もがかんたんにインターネットで繋がれるようになったけれど、
繋がれないことで感じる孤独感はより深まっているかもしれません。
私たちは、カレーとインターネットを使って、孤独を減らします。
この想いに共感してくださったみなさんの応援、どうぞよろしくお願いいたします。
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隼人さん、ありがとうございました!
今日は配信はお休みですが、明日はなんと、うすい百貨店とインスタライブでコラボします!!
これは激レアな機会!!うすい百貨店をもっと身近に感じられる時間にしたいと思います。
20時より、お見逃しなく!
うすいにて打合せ風景