日本の工業製品に付加価値を
過去には日本も欧米のブランドをコピーしたギターを製作していました。
G社やF社のギターを買えない人たちへ、自身のメーカー名やブランド名を偽ることなく提供し、もちろん私も大変お世話になりました。
今ではヘッドやボディの形状を変えないと生産できないので、1970年頃までのコピーモデルは今でも大人気です。しかし、40年以上経っていることもあり、コンディションが良いものはなかなか入手できません。
そんなジャパンビンテージに着目し、リビルドしています。
プロジェクト冒頭の写真はG社直系の Made in Japan モデルですが、これは Aria Pro II の Les Paul Custom です。ピックアップをしっかりと支えるためにエスカッションを金属製に変えることが Mid-Night Music Communications 流。この写真をご覧になると John Sykes 氏の Les Paul Custom を思い出す方もいらっしゃるでしょう。そのモデルをモチーフにピックアップセレクタ周りも金属部品へ交換し、ブリッジを固定できる部品を採用して振動を効果的にボディへ。抜かりはありません。
単なるコピーモデルで終わることなく、優秀なジャパンビンテージをさらにグレードアップ。思わず手に取りたくなる、弾きたくなる美しいギターへリビルドしています。
元プロ用音響機器開発設計者は、付加価値への追及も忘れません!
Mid-Night Music Communications のギターでは、このような観点でギターを制作しています。
世界で一本のギターに…