年々桐のたんすに対する関心が薄れゆく現代で、新型コロナウイルスの影響を受けて私どもの手づくりの桐たんすも販売先の休業により注文が減ってしまいました。そんな中、クラウドファンティングで広く大阪の泉州の桐たんすの事を知ってもらい、その伝統を引き継いでいけるよう、皆様のご支援をお願いいたしました。するとこんなにも温かいご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。一番　嬉しい事は、ご支援いただいた皆様からの、温かいメッセージがとてもとても励みになりました。職人一同　大変感謝申しあげます。ご支援いただきました方々には、早速　リターンのお品を丁寧にお作りさせていただいて、順次ご発送させていただきます。今回初めての取り組みをさせていただいて、私もすごく勉強させていただきました。この取り組みにアドバイスいただいた、藤原様　高橋様　ありがとうございます。この事は一生忘れないでしょう。今後　また　違う内容でチャレンジさせていただける機会があると思います。もっと多くの日本の方々に、日本の伝統の技法を引き継いだ本物の大切なものを守る事が出来る大阪の泉州の桐箪笥を知っていただけるようにチャレンジしていきます。今回はご支援いただきました皆様　本当にありがとうございました。

今回　私どもの大阪の泉州の桐たんすの窮状をお伝えさせていただきましたが、明日　最終日を迎えるにあたり、共感いただける支援者様がございまして、とても有難く存じます。大阪の泉州の桐箪笥は、大阪（関西）人の厳しい目により鍛えられ桐箪笥の最高峰として、桐の柾目の使い方や組手が細かな手組み仕上げ、そのタンスの仕上げの美しさや艶など、他の産地には真似の出来ないこだわりの産地として桐たんすを作り続けてきました。しかし安価な中国桐材や輸入品の台頭で、その伝統の工芸品も苦境に立っています。品質や機能性について日本の皆様の知っていただかないと、もう無くなってしまうかもという危機感を感じながら職人達と共にこのお仕事をさせていただいています。コロナ前までは、関西を中心として販売させていただいておりますが、やはりこれからは、どれだけ関東の方々にその存在を知っていただかないと継続は難しいです。そのために、今回のクラウドファンティングにチャレンジできました。あと１日で終わってしまいますが、大阪の泉州の桐たんすの事をどうか知っていただければ幸いです。

クラウドファンディングも残り数日となりました。御支援者の方には本当に感謝しております。プロジェクトにも多くの方にお気に入りをしていただきキャンプファイヤーをご覧の皆様には今回のプロジェクト内容をご理解して頂けたと思います。新しい時代にこの泉州の桐たんすが日本に残っていくようにまだまだ皆様にその思いをお伝えしていかなければなりません。どうか最後まで拡散・ご支援宜しくお願い申し上げます。

もっともっと全国の皆様に大阪の泉州の桐箪笥の職人の事やその伝統の技術を守り続けていく事の難しさを知っていただきたかったのですが・・・・リターン品の内容や、ご支援の金額の設定や企画について、十分にご理解していただけてなくて残念に思って反省しています。どうしても日本でとれる最高の桐材で、職人が１つ１つ手づくりする桐たんすは、高額になってしまいます。それゆえになかなかご支援いただけないのが残念ですが、これから先もお作りすることが難しい価値のある「たんす預金専用の桐たんす」です。もう今月の28日に終わってしまいますが、どうか日本の皆様に大阪の泉州の桐箪笥の伝統工芸品があるという事を覚えておいていただきたいです。これからもどうか宜しくお願い申しあげます。

7/22に大阪日日新聞社様の新聞に私どもの取り組みが掲載されました。とても有難いことです。大阪市内だけに販売されている新聞ですが、大阪の人に泉州の桐箪笥屋の実状や取り組みを知っていただけるなんて本当に有難いことです。今回のクラウドファンディングの事を中心に、記者様には大阪泉州桐箪笥の歴史などをお話しさせていただきました。クラウドファンディングでも、文面だけではやはり伝えきれない事が沢山あります。しかし、どんな形であれ少しでも多くの皆様に、桐の良さを知って頂ける事が本望です＾＾新聞で取り上げていただけて、また電子版にも掲載していただけたので、本当に嬉しく思います。「たんす預金専用を商品化」本物の桐の良さ（桐の特質）をお伝えしたいとの私達の願いは尽きません。出来るだけ多くの方が本物の泉州の桐の良さに気づいて欲しいです。