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北海道に、ゲストハウスのある公園を。旭川の暮らしをシェアしたい!

自然と人、人と人が近く、丁寧な暮らしやものづくりがある北海道・旭川。そこに、暮らすように泊まれるゲストハウスのある〝公園〟を拓きます。家族5人でつくる「旭川公園」です。地元の人も旅の人も一緒に楽しめる場をつくり、地域の魅力を届けます。

現在の支援総額

855,500

171%

目標金額は500,000円

支援者数

112

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/08/11に募集を開始し、 112人の支援により 855,500円の資金を集め、 2019/09/19に募集を終了しました

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現在の支援総額

855,500

171%達成

終了

目標金額500,000

支援者数112

このプロジェクトは、2019/08/11に募集を開始し、 112人の支援により 855,500円の資金を集め、 2019/09/19に募集を終了しました

自然と人、人と人が近く、丁寧な暮らしやものづくりがある北海道・旭川。そこに、暮らすように泊まれるゲストハウスのある〝公園〟を拓きます。家族5人でつくる「旭川公園」です。地元の人も旅の人も一緒に楽しめる場をつくり、地域の魅力を届けます。

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 ★たくさんのご支援、本当にありがとうございます! 大きな力をいただきまして、ネクストゴール100万円に挑戦します★

 

★ついに動画を公開しました★

https://youtu.be/1f-hmD44_NY

 

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● プロジェクトを一行で紹介

旭川の空き地で、地域で暮らすように泊まれるゲストハウスつきの公園を拓きます。



● 旭川の豊かな日常を届け、共有したい


はじめまして。本州から昨年秋に旭川へ一家で移住した、松本浩司と申します。北海道が好きすぎて、新聞記者を辞めてやってきました。一日たつごとに、旭川エリアのことをどんどん好きになっています。

 

 

旭川と聞いて、なにを思い浮かべますか? アウトドア好きなら大雪山系、お酒好きは「男山」などの日本酒、インテリア好きだと「旭川家具」、文学ファンなら三浦綾子でしょうか? その道の愛好者を虜にするいろんな資源があるのですが、一般的な知名度でいえば、旭山動物園が圧倒的です。

 

そして地元では、「動物園のほかは何もないよ」という諦めに近い、自虐的な声をたくさん耳にします。美瑛や富良野に吸い寄せられ、通過型の観光客が多いとも言われています。

 

でもこれは、暮らしに根差したローカルな魅力にふれる機会がスルーされているってことだと思います。観光地化された場所や、ありきたりの食で消費するだけでは満足しない旅行者は、一定数います。「ローカル感を味わいたい」「地元の人と話してみたい」と望む人が増えているのに、もったいないじゃないですか! 

 

旅先で出会ったモノ・ヒト・コトを、日常に戻っても意識したり、普段の暮らしに落とし込んだりするのも、旅の楽しみのはずです。当たり前に見える地元の日常は、旅行者にとっての魅力的な非日常になります。

 

だったら、「地元の人が自然に足を運んでくれ、ときに旅の人も交わって、緩やかなつながりが生まれる場をつくれば楽しいだろうな」と思いついたんです。縁側やリビングのように、地元の人が居心地よく楽しんでいる景色を見られたなら、旅の人にとっても楽しい思い出になるはず。一時的な市民になるイメージです。

 

そこで2019年9月中旬オープンに向けて準備しているのが、「旭川公園」です。施設の紹介は後段に譲り、なぜ北海道で公園なのかをまずお伝えしたいと思います。

 

 

 


● 18歳で芽生えた、北海道への思い


高校3年生の時、北海道のユースホステルを巡る「卒業旅行」を企画したのが、そもそものきっかけです。2年生の時の修学旅行でプランを練る立場でしたが、「人に出会う」をテーマにした案は一顧だにされず、大手旅行業者の型にはまった「商品」になってしまい、心底悔しさを覚えたのが原動力となりました。

 

リベンジとなった卒業旅行はやはり「人に出会う」をテーマに掲げ、同級生の32人を連れて、ユースホステルを訪ねました。当地の暮らしを知っていろんな人と話し、遊ぶことこそ旅の魅力だと痛感。これまでの人生で最も熱い思いとエネルギーを注いだ原体験となりました。

 

18歳で、「北海道に拠点をつくろう」と青写真を描きました。

 

 

ですが大学生のころ報道の世界に興味をもち、文章や企画で人をつなげることが好きだったので、新聞社に就職しました。中部エリアで発行する中日新聞社で10年ほど記者をしていました。赴任先の地域に溶け込んで幅広い方とお付き合いしましたが、「客観的な立場よりプレーヤーになった方が楽しそう…!」と目覚めてしまいました。

 

また、まちづくりや福祉の取材を通して「豊かな公共空間が人や地域を育てるんだ」「世代や障害のあるなしを超えて人が交じる場が必要!」という価値観を持ちました。

 

妻と3人の子ども(現在13歳、5歳、3歳)がいます。転勤を繰り返すうちに、「子どもに『地元と呼べる場所』をつくってあげたい」「家族との生活をそのまま仕事にしたい」という思いも強くなっていきました。

 


● 人が交わり、つながるコミュニティに

 

旭川公園は「公園」という名がついていますが、金太郎あめのような遊具のある公的施設ではありません。松本家が管理者となり、所有する空き地を再生して、広く地域に開放するというイメージです。中心には広場をつくり、それを囲むように3つのタイニーハウス(宿泊棟)と共同スペース(コモン棟)を並べ、公園のようにいろんな人が交差するコミュニティにしたいという思いがあります。

 

タイニーハウスは旭川市から1棟ずつ「住居表示」が与えられた、小さいながらもれっきとした「家」です。地域に溶け込んでいて、暮らすように過ごすにはもってこいの拠点。2棟は「風」と「土」(7.24㎡)、残る1棟は家族で使いやすく、トイレ・ロフト・シンクつきの「森」(9.93㎡)です。

 


  

コモン棟は朝ごはんを食べる場所であり、日中に営業するミニカフェであり、夜にお酒を飲み交わすラウンジ的な空間です。シャワーやトイレ、ミニキッチンもあります。

 

建設地は、旭川市の永山という地域で、旭山動物園から車で15分です。早い時期から開拓で発展してきた地域で、現在は4万人が暮らしています。田んぼ越しに大雪山系や十勝岳連峰を望み、日本酒「男山」の仕込み水になる大雪山系の伏流水や石狩川が流れ、豊かな大地を潤しています。

 

まちと農村、山が交差する地域です。自然と人間の暮らしがどこまでも近いからこそ、木のにおい、土のにおい、人のにおいがない交ぜになったエリアです。

 

 

「旭川公園」ができる空き地は、広い空の下に広がり、稚内に続く宗谷本線のレールの目の前にあって、家庭菜園や住宅に囲まれています。素敵だなぁと思うのは、ここはかつて、町内会が手弁当で作った公園があったという歴史。子どもが駆け回り、盆踊りやラジオ体操の会場になっていました。地域の記憶が詰まっています。

 

 

この「公園」を基地にして、地域の暮らしを楽しめます。

 

ちょっと早めにチェックインして、白樺の樹液をウェルカムドリンクで味わって、荷物を置きましょう。そして自分のペースでゆっくり散歩して、あるいは自転車にまたがって。旅先の日常にふれることで、思いがけない出会いや発見があるはずです。

 

 

家具やクラフトの産地なので、フロントでご紹介するキットで朝ごはん用に、自分だけの木のスプーンを作ることができます。ラム肉を近くの精肉店で買って、農協の直売所で野菜を手に入れて、ウッドデッキや広場でジンギスカンを楽しめます。

 

 

 

歩いて居酒屋やスナックに行くのも◎。タオルを手に、半世紀続く銭湯でローカル感に浸かるのもいいですね。夜は北海道ならではの星空と、心地よい静寂に包まれてください。

 

朝になると、ディーゼル列車の「カタン、コトン」という優しい音が耳を癒します。地元にこだわった朝ごはんを食べて、コーヒーを飲んで、「さぁ、今日はどこ行こう」。

 

公園のような空き地を抜け出して、とっておきの「裏山」へ冒険しに行くのもありです。「ドラえもん」の世界のように。

 

アイヌの聖地とされる突哨(とっしょう)山は車で10分弱。この里山では、自ら山を所有・管理し、顔の見えるお客さんに売る木こりの清水省吾さんや、地元の土や木を生かし、道外や海外にもファンがいる陶芸家の工藤和彦さんが仕事をされています。

 

         森の資源をいかした遊びを紹介する清水さん  

 

           北海道ならではの作陶を追求する工藤さん 

 

北海道では珍しい里山で、清水さんは遊びや体験を提供。森や林業の本質を伝えようと走り回っています。工藤さんは工房の隣で「ウラヤマクラシテル」というギャラリーを構え、自然と向き合ってできた作品世界を紹介しています。

 

「旭川公園」ではゲストと清水さん、森をつなげていきますし、清水さんの森の白樺で一から作ったオリジナルスツールを使います。また朝食やカフェで手にふれて楽しんでもらおうと、工藤さんの陶器を多くご用意しています。モノを通して、地域の作り手の思いや仕事を知ってもらえるようにしたいと考えています。


 

 

「北海道ガーデン」で有名な上野ファームは、突哨山よりも近く、自転車で15分です。米農家の上野さんが、お客さんをもてなすために始めたプライベートガーデン。背伸びしない、暮らしに根差したナチュラルさが魅力です。

  

開拓した屯田兵の時代から続くやり方にのっとり、旭川公園のすぐ近くで、味噌や米麹を手づくりする女性たちがいます。その味噌や麹でつくったオリジナルグラノーラや、お味噌汁などを朝食でご紹介します。

 

 

お隣の当麻町では、技能五輪で金メダルを取った家具職人の原弘治さんが、自分で森を持ち、ツリーハウスづくりや焚き火イベントを通して、まちの人を楽しませています。旭川公園から車でわずか15分の伊香牛という地域にある、プライベートな森「IKAUSI CLASS(イカウシクラス)」です。森で暮らすように原さんたちと一緒に火を囲んだり、クラフト体験をしてみると、心がすっと軽くなります。

 

     ツリーハウスを少しずつ、みんなでつくる原さん(右) 

 

旭川公園の周りのエリアは、観光ガイドブックに出てくるような大型施設は多くありません。だからこそ、ローカルな魅力を開拓するにはちょうどよく、ポテンシャルに溢れています。身近な恵みを生かした丁寧で豊かなものづくりと暮らしがあり、それを手がける魅力的な人に会いに行ける距離感がたまりません。

 

松本家は観光のプロでも、宿泊業の経験者でもありません。でも、よそから来た「風」の人間として地域や「土」の人たちの魅力に気付き、フラットに編集することはできます。そして個人だから、5人家族で最大6人の宿泊者を迎える小さな規模だからこそ、できることがあります。この地域の普段着の日常をじかに伝え、ローカルな魅力を味わい尽くすきっかけをつくることができます。

 

そこで、いろんな方々が集まりやすく、ワクワクの輪が広がるような「公園」を少しずつつくっていくために、皆さんのお力をお借りしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

● 支援金の使いみち

ネクストゴールに挑戦するにあたり、使いみちを修正します。遊具制作はより充実させて5万円→15万円、ジンギスカン鍋や焼き台の購入で5万円、椅子・テント購入は充実させて5万円→15万円、外構工事は充実させて15万円→25万円、返礼品で20万円、FAAVO手数料20万円(いずれも現時点での想定です)

 

● 実行スケジュール

2019年8月~9月上旬に購入・工事などを行う予定です。

 

● お問い合わせ先

「旭川公園」管理人 松本浩司 vivahokkaido.specialthanks@gmail.com

最新の活動報告

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  • ご支援いただいた皆さまへ   明けましておめでとうございます。 昨年は大きなお力添えを賜り、誠にありがとうございました。   おかげさまでゲストハウスオープンから三カ月余がたち、晴れ晴れとした気持ちで新年を迎えることができました。   事業としてはまだまだ、ひよっこにも至りませんが、閑散期スタートながら新規のゲストを一定数お迎えすることができ、日中の「公園カフェ」でもリピーターの方がお越しくださるようになりました。   旅行者にとっては「普通にして最高の日常」に飛び込める宿に、地域にとっては何か得られるものがある寄り合い所に、なっていきたいと思います。功を焦らず、じっくりと地域に根を張り、地元と旅行者の懸け橋となりたいと思いを新たにするお正月です。(と、いうようなことを日経新聞にも書いてもらいました)     さて、ご迷惑をおかけしていた返礼品ですが、昨年12月をもって発送をすべての皆様の分について完了しております。事業所宛てなどで年末年始のお休みの関係上、受領されていらっしゃらないケースがあるかもしれませんが、個人宅で、未着の方が万一いらっしゃいましたら、大変恐縮ではありますが、ご連絡くださいますでしょうか。こちらの手続きミスが考えられ、早急に対応いたします。     なお、公式ホームページ(https://asahikawakoen.com/) の更新も、自社予約システムの導入を残して、ほぼ完了いたしました。予約は当方まで直接ご連絡いただくほか、公式HPの問い合わせフォームに加えてAirbnb(エアビーアンドビー)と楽天トラベルからの受付も開始いたしました。   お時間ありましたら、各サイトをご笑覧ください。   本年も、引き続きよろしくお願い申し上げます。 お近くの方はぜひ、ふらっと覗きにいらしてください。   ありがとうございます。   旭川公園ゲストハウス  松本浩司 vivahokkaido.specialthanks@gmail.com   もっと見る

  • ご支援いただいた皆さまへ   こんにちは、お世話になっております。 旭川は雪が積もったりやんだりの天気で、気温は最高でもマイナスとなることが定着した印象があります。キーンと引き締まる空気、余計な音をすいこんでしまう雪の静けさ、楽しい数々の遊び方・・・。大好きで美しい季節がやってきました。   本州のような湿度や風がなく、気温から思い浮かべるより過ごしやすい旭川です。冬のビル風のような、過酷さはありません。冬こそ北海道、と申します。ぜひ機会ありましたら、遊びにいらしてください。   さて大変長らくお待たせしていた返礼品の発送ですが、コーヒー券や体験系のチケットについては発送を終えましたが、サンクスレターとブレンド米、朝食セットについては、遅くなっております。   サンクスレターは同封するショップカードの作成に時間がかかっていたのが要因でした。ですがこのたび、印刷所に回すことができましたので、近くお届けできるかと思います。   ブレンド米はせっかくなので新米を調達しておりました。グラノーラも、味噌味に絞って(かつては米麹味もそろえておりました)新規発注し、保存期間を十分に取っております。コーヒー豆はお一人50gとし、焙煎から時間を置き過ぎないようにいたしました。来週までには順次、お届けできる見通しです。   遅くなってしまい誠に申し訳ありませんが、引き続きよろしくお願いいたします。   旭川公園ゲストハウス 松本浩司 もっと見る

  • ご支援いただいた皆さまへ   こんにちは。10月下旬に入った旭川は、朝方に氷点下近くまで冷え込んだかと思えば、日中は半袖で過ごせるほどポカポカだったりと、おかしな気候が続いています。台風の猛威を合わせ、どうなってしまうのか不安もありますが、北海道では秋を長く楽しめそうです。   さて、準備に時間がかかりご迷惑をおかけしていた返礼品ですが、宿泊券やコーヒー券を中心に郵送をしているところです。専用ブレンド米やグラノーラはあらためて製造しているため、いましばらくお待ちくださいませ。申し訳ありません。   旭川公園ゲストハウスはオープンから一ヵ月をすぎ、35人ほどのお客さまにご宿泊いただきました。日中(午前11時~午後4時、日・月休み)には近所の子どもたちから地区内のシニア、遠方の親子連れまで多くの方に楽しんでいただいております。宿泊までなかなかできなくとも、タイニーハウスでコーヒーや漢方ハーブティー、くろこめ茶、軽食などはお楽しみいただけますので、お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。もちろん、見学だけでも大歓迎です。     週に1度ほどの頻度で、宿泊ゲストと地元の方がゆるやかにつながるようなイベントも実施しています。一見ふつうの飲み会ですが、公園らしく混じりあう場をできるだけ多く作っていこうと思います。   次の日曜日、27日には「食の交差点」旭川でも美味さが際立つ人気店「幸せごはん 夢いち」とのコラボレーションで、利き酒師による利き酒会を企画しました。   https://www.facebook.com/events/382620432641866/   お手頃に宿泊もできるプランも用意しました。お近くの方も遠方の方も、ご興味とお時間ありましたら、お越しください。   そして過日、北海道新聞と月刊誌「北海道経済」に掲載されましたので、お知らせします。11月はある機内誌などでもご紹介いただく予定です。機会がありましたら、ぜひお手に取ってご覧ください。         今後も、随時お知らせをしていきたいと思います。引き続きよろしくお願い申し上げます。   松本浩司 もっと見る

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