2019/11/13 09:24

岩見沢市在住、グラフィックデザイナーのSlow design上仙文江と申します。 この度、氷室冴子青春文学賞のロゴマークを制作させていただきました。 私が少女の頃、憧れを持って読んでいた氷室冴子さんの作品の数々。まさか数十年後にこのようなかたちで関わらせていただくことになるとは夢にも思いませんでした。このような機会に恵まれ、心から感謝している日々です。 このロゴは、氷室さんが紡ぎ出す繊細でコミカルかつリズミカル、時に冷ややかに突き刺すような作品のイメージを私なりに表現しました。 使用したブルーは、青春の青、氷室さんの「氷」からイメージされる青、空知・岩見沢の大空の青、そして万年筆のインクの青、それぞれの青を表しています。万年筆からしたたり落ちるキラキラとした青春の雫、その一瞬の輝きを小説という形で自由に表現して欲しいという、そんな想いが込められています。 そしてもうひとつ、このキラキラとした雫は豪雪地で名高い北海道・岩見沢の雪の結晶をデザインしているのですが、同時に米どころとしての岩見沢市のマークへのオマージュにもなっています。よく見ると、雪の結晶としての形ではないことがおわかりいただけると思います。

 

ここから事務局、栗林です。氷室賞の素敵なロゴ、ぜひ知っていただけると嬉しいです。

リターンにさせていただいているクリアフォルダにもありますのでぜひご覧になっていただければと思います。また、お名前を入れる式次第にもロゴをあしらう予定です。授賞式当日に販売する予定のグッズにもあちこちに登場しますので、どうぞ今後ともお見知り置きをお願いいたします。

そしてご支援を、締め切りの日までどうか宜しくお願いいたします。