地方発の文学賞を成功させ、第二の氷室冴子を生み出したい!

北海道岩見沢市出身の作家、故氷室冴子さん功績を讃え、次の氷室冴子を生み出すべく、文学賞を創設しました。今年実施する第二回目の授賞式を盛り上げて成功させたい!と考えています。

現在の支援総額

1,125,888

140%

目標金額は800,000円

支援者数

68

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/10/23に募集を開始し、 68人の支援により 1,125,888円の資金を集め、 2019/11/20に募集を終了しました

地方発の文学賞を成功させ、第二の氷室冴子を生み出したい!

現在の支援総額

1,125,888

140%達成

終了

目標金額800,000

支援者数68

このプロジェクトは、2019/10/23に募集を開始し、 68人の支援により 1,125,888円の資金を集め、 2019/11/20に募集を終了しました

北海道岩見沢市出身の作家、故氷室冴子さん功績を讃え、次の氷室冴子を生み出すべく、文学賞を創設しました。今年実施する第二回目の授賞式を盛り上げて成功させたい!と考えています。

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●氷室冴子青春文学賞について

北海道岩見沢市出身の作家、故氷室冴子さん。集英社コバルト文庫の最盛期の中心となり、他の作家を牽引することで一つの時代を築きました。彼女に影響を受けて作家や漫画家を目指し、プロとして活躍する人も多くいます。そこで、時代を切り拓いた氷室冴子さんの功績を讃え、第二の氷室冴子を生み出したいと、岩見沢市有志が中心となり地元の実行委員会「氷室冴子青春文学賞」を創設しました。


●氷室冴子とは?

1957年、北海道生まれ。藤女子大学国文学科卒業。『さようならアルルカン』で集英社の青春小説新人賞に佳作入選。累計800万部のヒットとなった「なんて素敵にジャパネスク」シリーズ、スタジオジブリによってアニメ化された『海がきこえる』などを執筆した少女小説家。集英社の少女小説レーベル「コバルト文庫」の看板作家として人気を博しましたが、2008年6月、51歳の若さで亡くなりました。

●氷室冴子をシビックプライドに、そして第二の氷室冴子を輩出したい

氷室冴子さんが亡くなって10年以上が経ち、彼女の地元、北海道岩見沢市では、彼女の功績が賞賛されることもないばかりか、彼女の名前すら忘れ去られつつある状況でした。が、文学賞創設をきっかけに、地元の高校生たちが氷室小説の朗読会を開催したり、ゆかりの地を紹介するマップを作成したり、コバルト文庫世代の母親と一緒に氷室小説を再読しているという声もありました。市立図書館がイベントごとに展示も実施しています。

氷室冴子という作家が、岩見沢、北海道住民の誇りとなり、彼女が切り拓いた新しい世界のように、自分たちの未来を力強く描けるよう願っています。そして、次の氷室冴子を生み出し文芸文化の世界に貢献できるよう、文学賞を成功させたいと考えています。

岩見沢緑陵高校情報コミュニケーション課の生徒さんたちによる氷室マップ

 

 岩見沢市立図書館での展示の様子


●文学賞授賞式について

昨年開催の第一回目の文学賞は、作家の久美沙織さん、同じく作家の辻村深月さん、そして北海道文化のトップリーダー、クリエイティブオフィスキューの伊藤亜由美代表取締役を審査員に迎え、応募総数800という想像を超える数の作品が集まりました。大賞1作品、準大賞2作品が決定し、岩見沢で授賞式と記念のトークショーを開催しました。今年、第二回目の文学賞5月から7月までの募集期間にまたかなり質の高い作品が集まりました。今年の審査員は、作家の久美沙織さん、朝倉かすみさん、柚木麻子さんの3名。いずれもご多忙の中、氷室冴子さんのためなら、ということでお力を貸してくださっています。

 

●今後、継続させていくために

運営費用に関しては、創設当初から一つの課題でした。

第一回目の文学賞を開催してみて、もっとたくさんの方に喜んでいただける

よう、さらに告知を広げ、氷室冴子と文学賞について世の中に知っていただければと思っています。

そしてより多くのみなさんに第三回目以降の文学賞にご参加いただくため、

今回、まずは第二回目の授賞式を成功させるためにご支援をお願いいたしたく

エントリーしました。


● 支援金の使いみち

◎第二回氷室冴子青春文学賞の運営費

◎リターン品準備費用

◎FAAVO手数料

  

●第二回氷室冴子青春文学賞授賞式

第二回氷室冴子青春文学賞授賞式が開催されます。その授賞式を成功させ盛り上げていきたいと考えています。

 

第二回氷室冴子青春文学賞

応募期間:7月末にて終了

審査員:久美沙織・朝倉かすみ・柚木麻子 

 

授賞式

日程:2019年12月1日 日曜日 12時〜

会場:ホテルサンプラザ

〒068-0004 北海道岩見沢市 岩見沢市4条東1丁目6番1号

0120-22-8686

内容:

12:00~13:00 授賞式

13:30~15:00 記念トークショー(朝倉かすみさん)

どちらも一般観覧あり

 

●第一回氷室冴子青春文学賞大賞受賞作品と関連の本

第一回目大賞受賞作品が、河出書房新社から刊行されます。記念すべき第一回目受賞作。また、少女小説研究の嵯峨景子さんが氷室冴子研究本の決定版「氷室冴子とその時代」を刊行されています。岩見沢にも何度も足をお運びいただき、氷室冴子研究には欠かせない一冊です。どちらも、ぜひたくさんの方に読んでいただきたい!ので、ご支援いただく方にリターンの一つとしてサイン入りの特別版を用意しています。

 

●辻村深月さんが絶賛!第一回氷室冴子青春文学賞大賞受賞作 

  待望の書籍化!

 

 「虹色図書館のへびおとこ」櫻井とりお / 河出書房新社

  11月21日刊行予定 1,210円

http://www.kawade.co.jp/np/search_result.html?writer_id=00417

 

●嵯峨景子  

「氷室冴子とその時代」小鳥遊書房  2019年9月初版 2,475円

http://tkns-shobou.co.jp/book/b458385.html

 

● 実行スケジュール

プロジェクト実施期間:10月23日〜11月20日

リターン:12月1日以降〜初旬予定

 

●HPサイトへのお名前掲載(リターン)について

リターンに記載している「HPサイトへのお名前掲載」は、

氷室冴子青春文学賞公式サイトとなります。

※お名前掲載期間は2020年11月末までを予定

 

● 最後に

この文学賞は、以前より地域おこしのことでアドバイスいただいている法政大学院の増淵敏之教授の「なんで氷室冴子を地元が大事にしないの?」という一言が始まりでした。文学賞は時代と逆行している、地方発の文学賞はうまくいかないだろう、といったご意見もある中、時代の先端でインターネット投稿の分野を牽引しているエブリスタ様のご協力を得、そして氷室さんと一緒の時代からずっと作家として活躍されている久美沙織さんがとても親身に相談にのってくださいました。ご多忙の中、氷室さんのために、と審査員を引き受けてくださった作家の皆様。氷室さんの同級生の皆様や、全国の氷室ファンの皆様からのご支援、そして地元で応援してくださる方々のご協力で、なんとか昨年第一回目の授賞式を迎えることができました。

第一回目は、イベント的になんとか乗り越えることができたかもしれませんが、大切なのは、この文学賞を継続させていくこと。氷室冴子さんの残した作品をたくさんの方に知っていただき、彼女のような新しい才能を見つけ、大事にしていくこと。

どうか、この文学賞についてご理解いただき、文学賞の継続にご支援をいただくと同時に、この賞と新しい才能を育てていくことにご一緒願えないでしょうか。何卒、皆様のご支援を宜しくお願い致します。

 

● お問い合わせ先

特定非営利活動法人氷室冴子青春文学賞 事務局

電話 080-4387-0607

担当 栗林

chinami67@gmail.com

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 今日から仕事はじめの方も多いかと思います。 昨年は当文学賞にご支援いただき誠にありがとうございました。みなさまのおかげで、無事に第二回文学賞を開催できましたこと、改めて感謝申し上げます。今後、受賞者様の作品をたくさんの方に読んでいただけるよう活動し、また同時に第三回目の開催に向けて準備を進めてまいりますので、引き続きのご支援をどうか宜しくお願い申し上げます。  昨年中にみなさまへリターンの品をお送りしておりますが、もしまだ到着されていないなど、ご不明な点ありましたら事務局の栗林までご連絡をお願い致します。 電話:080-4387-0607 メール:chinami67@gmail.com   さて、今年最初の文学賞関連のニュースですが、岩見沢市立図書館の杉原理美館長が書店ナビでご紹介されましたのでお知らせ致します。杉原館長には授賞式の連携トークショーでは、企画から運営、進行までご活躍をいただきました。以下URLからどうぞご覧くださいませ。   http://www.syoten-navi.com/entry/2020/01/06/090000?fbclid=IwAR09ZWY5Ae4bk--C2b5I3m_WVdWU7VzhQk2e61kwfmMchU3OqY1K-a5pRrc       もっと見る
  • ご支援いただきありがとうございました。栗林です。本日、リターンを発送致しました。到着まで少しお待ち下さい。また、個別にメールもお送りしております。データ添付もさせていただきましたが、見られない場合は栗林までご連絡ください。   授賞式が終わり早10日。書店さんには櫻井とりおさんの著書が並べられています。これから、第一回第二回の受賞者の方の作品を、多くの方に読んでいただけるよう応援し第三回目に向けて始動していきたいと思っています。引き続き、どうか氷室冴子青春文学賞を宜しくお願いいたします。年末に向けてお忙しく、インフルエンザの季節ですが、ご自愛ください!   栗林 メールchinami67@gmail.com 電話080-4387-0607     もっと見る
  • みなさま ご支援いただきありがとうございます。栗林です。 12月1日、無事に「第二回氷室冴子青春文学賞」授賞式と記念トークショーを開催することができましたこと、報告致します。 (写真は、大賞の佐原ひかりさんと久美沙織さんです。) 大賞の佐原ひかりさん、準大賞の坂水さん、特別賞の鯨井一さんと、審査員の久美沙織さん、朝倉かすみさん、柚木麻子さん、そして、第一回目大賞を受賞された櫻井とりおさんが一同に集う豪華な授賞式。当法人の木村理事長の挨拶から始まり、氷室冴子さんと高校時代を一緒に過ごした松野岩見沢市長の、とてもプライベートな秘話や、賞の提唱者である法政大学院の増淵教授の、文学とまちづくり講和のあと、柚木麻子さんの選評。そして受賞者3名のスピーチ。久美沙織さんからのお話もあり、締めはエブリスタの坂井取締役。途中、受賞者スピーチで涙がこぼれる場面もあり、笑いと涙の感動的な授賞式になりました。そのあとの朝倉かすみさんが登壇されたトークショーでは、朝倉さんの読書体験がたっぷりと語られ、朝倉さんの著書の素(もと)が垣間見えたような気がします。 この日の模様については、久美沙織さんから「文字に起こして公開すべき」と指令がありましたので、今後検討していきたいと思っています。   まずは御礼と終了のご報告まで。リターンの準備が出来次第、順次発送致しますので、宜しくお願い致します。 栗林 もっと見る

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