2015/11/18 13:16

私とドライの出会いはさかのぼると3年ほど前になります。

当時、宮城県大崎市も例外なく東日本大震災後、内陸の大崎市も電柱が倒れたり道路が波のようにうねっていたりと被害は全域にわたっていました。設備、インフラの復旧もままならず、また風評被害も相まって鳴子温泉も従来の姿とは言えない寂しい様子でした。

そんな中、たまたま温泉地でこんなユニークな取り組みをやっているおじいさんがいる!と噂を聞き興味をそそられ人伝いにアポイントを取り実際に見学させてもらうことになりました。そこで出会うおじいさんこそが後に師匠(勝手に私が師匠にしてしまいました)となる吉田さんなのです。

当時の私は28歳、吉田さんは60代後半。大変失礼でしたがこんな高齢の方がなんて面白い発想でモノづくりをしているんだ!その時のインパクトと同時に香っていた乾燥されたしょうがの香りは今も香るとその時のことを思い出させてくれます。

つづく

【次回予告】1回裏 吉田さんとの対話