石巻のチャレンジショップ「COMMON-SHIP橋通り」に、人々が集えるステージを作ります!
震災以降、石巻に生まれつつある新しい文化、
新しいにぎわいを、もっともっと育みたい。
東日本大震災により甚大な被害を受けた宮城県石巻市。震災から7年目を迎えた今、全国の温かいご支援をいただきながら、復興に向けて一歩ずつ前へと歩みを進めています。
しかしながら、震災前から空洞化が進んでいた中心市街地では、震災によりその傾向に拍車がかかり、復興住宅や再建された店舗や施設が見られる一方で、空き地や空き家が今も多く残っています。
この状況は「被災地」というよりも、数十年後、全国の地方都市が迎えるであろう「課題先進地」であると、私たちは思うようになりました。
つまり、現在石巻が抱える課題を解決できたらば、きっと全国の地方のまちで再生に挑む方々の「光」になれるのではないか、と。
震災によって失ったものはあまりに大きい。
でも得られたものも多くある。
石巻には、震災以降多くの方々が災害ボランティアとして力を貸してくださいました。その中には、移住を決意し石巻で新たな人生を歩み始めた人たちがいます。
街づくりまんぼうでは、石巻に移住し飲食店を開業したいと考える人たちのチャレンジショップとして、平成27年に橋通りCOMMONをオープンしました(2年半の期間限定)。
平成29年11月に閉場した橋通りCOMMON。
閉場前には、多くの方々から継続を望む声を頂きました。
これまで出店した店舗のうち4店舗が、中心市街地で独立開店を果たすことができました。
当初の役割を果たした橋通りCOMMONですが、もう一つ、とても大切なことを教えてくれました。
それは、まちの内外に関わらず、老若男女を問わず、さまざまな人たちが集い、つながり、楽しみや夢を語り合うことの大切さ、価値観です。
この新しい「価値」を広げていくことが、石巻の復興、そして全国のまちを救う力になると確信しています。
人が集い、新たな価値観を広げていくための「ステージ」を皆でつくる
リニューアルオープンする「COMMON-SHIP橋通り」では、前身である橋通りCOMMONで生まれた人々のつながりと価値観をもっともっと広げ、より多くの方々が集い合える場となるため、その拠点となる「ステージ」を皆さんとともにつくります。
ステージでは、地元の伝統芸能を演舞したり、地元バンドによるライブが開かれたり、手づくりアクセサリーや地元の農産品を販売するマルシェが出店したり。
同じ敷地には、チャレンジショップとして飲食店5店舗が開店します。
新しいことにチャレンジする雰囲気と、それを応援する気持ちとがかけ合わさり、内外を問わず多くの方々が集い、語らう場になるでしょう。
そして、COMMON-SHIP橋通りが石巻のみならず、地方のまちの光になると信じています。
みなさまからのご支援・応援、ぜひよろしくお願いいたします!!!
支援金の使いみち
・ウッドデッキステージの材料・製作費 50%
・クラウドファンディングのお礼 30%
・FAAVO手数料 20%
実行スケジュール
平成29年11月5日(日) 橋通りCOMMON クローズ
平成30年2月〜 COMMON-SHIP橋通り リニューアル工事開始
平成30年3月3日(土)〜 ウッドデッキステージ 製作
平成30年4月28日(土) COMMON-SHIP橋通り オープン
現金での直接支援も可能です!
銀行振込によるご支援、弊社(石巻市)へ直接ご持参いただくご支援も可能です。
つきましては下記連絡先までご連絡ください。折り返し手順についてご案内させていただきます。
お問い合わせ先
株式会社街づくりまんぼう
E-mail:kariya@man-bow.com
電話:0225−25−5169(担当:苅谷)
ホームページ:http://www.man-bow.com/
COMMON-SHIP橋通りフェイスブックページ:https://www.facebook.com/commonship.hashidori/
https://www.facebook.com/commonship.hashidori/
現金による直接支援の受付場所
場所 宮城県石巻市中瀬2−7 石ノ森萬画館内
時間 9:00〜18:00
曜日 4/17(火)(石ノ森萬画館休館日)以外のすべて
電話 0225−23−2109
最新の活動報告
もっと見るCOMMON-SHIP橋通りがオープンしました!!
2018/05/03 13:33みなさん、こんにちは。街づくりまんぼうの苅谷です。 4月28日、多くの皆様に見守られる中、 COMMON-SHIP橋通りがオープンいたしました! 「本当に間に合うの?」「ファンドは集まってるの?」「冬は大丈夫?寒いよー」とご心配をおかけしながらも、そして夜通し作業をしてもぬぐいきれない不安も、当日の快晴と皆様からの「おめでとう!」の声で吹っ飛びました。 この日、オープンを迎えたのは飲食店5店舗とシェアキッチン、2つの部室(有料制のコミュニティスペース)とステージです。 そうです、ステージは完成し、無事オープンを迎えられましたが、クラウドファンディングは続行中です!そして、まだまだ多くの皆様の共感を得るために、皆様のお力が必要です。 雄勝町伊達の黒船太鼓保存会さんによる太鼓の演舞が披露され、いざ船出。 串揚げ、石巻焼きそば、インドカレー、浜焼き、やきとりetc.。「石巻でチャレンジしたい」と意気込む飲食店主たちが自慢の逸品を訪れた人々に披露すれば、部室では総勢30名のアーティストによる「アートなこけし展」が開催され、さらに隣の部室では、異常な情熱を、でもそれが必ず明日の石巻のエネルギーになるだろう「ロマンチック文化人類学部」による活動発表が行われました。 日中は親子連れやご年配の方々が目立ったコモンは、日が沈むと様相が少し変わります。「こんなに若い人たちが街なかにもいるんだねぇ」とあるお客さんが言われたように、地元バンドが演奏するステージ前にはいつも間にか人だかりが。COMMON-SHIP橋通りのオープンに合わせてオリジナルソングまで披露いただきました。何だかもう、泣けてきます。 初めて訪れた方や、ふらっと立ち寄っただけでは、ここが一体何の場所やら、わかりにくいかもしれません。でも、やっぱりここはチャレンジの場なのだと、お店を出す人も、展示をする人も、ライブをする人も、そしてお客さんも。COMMON-SHIPならではの価値観をつくる。それはきっと石巻ならではのものだし、全国にも通じるもの。 ぜひ新しくなったCOMMON-SHIP橋通りへお越しください。 そして、まだまだクラウドファンドは募集中です! もっと見るCOMMON-SHIP橋通りに対する思い【03大衆酒場スイスイ岡内さん】
2018/04/18 11:42みなさんこんにちは。街づくりまんぼうの三浦です。今回、私がレポートを務めさせていただきます。 COMMON-SHIP橋通りのオープンまで残り2週間を切りました。私たちもドキドキしながら準備を進めています。いつも温かな声援とご支援、本当にありがとうございます!! 今回のレポートでは、橋通りCOMMONのオープンから出店され、2016年9月に卒業後「大衆酒場スイスイ」として石巻市内の中央一丁目に開店された岡内ゆりさんに、COMMONや石巻の街に対する思いを語って頂きましたので、ご紹介いたします。 ー橋通りCOMMONへ出店した理由を聴かせてください 「飲み屋が好きで、やりたいと前から思ってたんですよ。気軽に入れる店を作りたいなって」 震災後のボランティアの経て石巻へ移住。それは、COMMONが始まる半年前の2014年。 ー橋通りCOMMONの印象は? 「思ったよりカチカチやなって(笑)」 COMMONのスタートは事務所の二階での説明会。出店者や運営関係者が集まりました。 「でもやるって決めたし、やろうって。でもみんなすごく応援してくれてたし、若い人の出店が多くて、みんな初めてだし、みんな不安を抱えてたから、みんなで頑張ろうって雰囲気がよかったですね」 ー印象に残っていること 「とある人が、毎朝橋通りからアイトピア通りの端までゴミ拾いをしてたこと」 「そうか、この街でやらせてもらってるなら、私もしなきゃ!って気付かされましたね。あれは忘れてはいけないことですね。」 ー出店した1年半を振り返ると 「一言で言うとよかった。あそこがあるからこそ、今に繋がってますね」 「よく”COMMONでやってたのー?”って言われます。移住者にとっては知り合いがいない、繋がりがないですから、COMMONっていう場所でやったということが、知ってもらうきっかけになりました。安心感がありますよね」 ーこれからのCOMMONに期待することはありますか? 「あの場所は続いてきて、認知されて、自分を簡単に表現できる場所になってきている。そんな自分を表現できる場所が場所とリンクしたり、人同士が繋がっていったり、そこで新しい企画が生まれたり、そういうフランクな場所になったらいいですよね」 “自立的”かつ”継続的”な場所=COMMON ー今後、石巻はどんな街になっていくと良いと思いますか? 移住して4年、石巻に初めて来て7年。 「もっとみんなが個々に楽しんだらいいのに。」 「何がこうとか、具体的なことはわからないけど(笑)」 次は、石巻の人が変わっていく番と話す岡内さん。 *** たくさんの人の声に耳を傾け、いつも気さくで、優しい姉さん。 「銭湯あったらいいのにー」「ゲストハウス作りたいなー」と、インタビュー中にもたくさんの楽しそう事をお話ししてくださいました。 昔も今も変わらない、自分の”好き”に真っ直ぐな姿に元気をもらいます。本当にありがとうございました。 もっと見るCOMMON-SHIP橋通りに対する想い【02焼鳥おのでら 小野寺さん】
2018/04/12 20:07こんにちは!街づくりまんぼうの苅谷です。 本クラウドファンディングも残すところあと26日となりました!(汗) すでに多くの皆さまにご支援をいただいております!本当にありがとうございます。 今回のレポートでは、橋通りCOMMONのオープンから出店され、2016年5月に卒業後、「焼鳥おのでら」として石巻市内の立町通りに開店された小野寺和也さんに、COMMONや石巻の街に対する“熱い思い”を語って頂きましたので、ご紹介いたします。 立町通りにある「焼鳥おのでら」 −橋通りCOMMONへ出店した理由を聞かせてください 「2015年の2月、ちょうど東京から石巻へ戻ってくるときに、COMMONっていうところでお店の募集があるよと教えてもらいました。タイミングが合った、というのがまずは一番でしたね。」 「ただ、同時に、石巻のことを知りたい、いろんな人と知り合いたい、という気持ちがあって。そんな時にCOMMONの募集を知って、面白そうだなと思って、それで応募しました。」 −橋通りCOMMONの印象は? 「大丈夫かな…ってのが正直なところでした(笑)」 「遊びにならなきゃいいなって。みんな若かったし、お店だって決して丈夫じゃないし。天候の影響もあって、最初は辛かったです。」 「でもやっていくうちに人を寄せる雰囲気というか、なによりCOMMONに来てくれるお客さんがとても楽しそうで。つながりが広がっていくように見えました。」 「石巻には本当に面白い人というか、変わった人たちがいて(笑)。こんなにいるんだって驚きました。県外からも来てくれて。いろいろな人に出会えることが、楽しかったし面白かったですね。それはお客さんも同じだったと思います。」 −今後、石巻はどんな街になっていくと良いと思いますか? 「可能性がいっぱいある、チャレンジできる。そんな街がいいですね。 みんな、難しく考えすぎじゃないかな…。震災や復興、そういう段階から進んで行っていいんじゃないかなと思います。 一人一人が、楽しい、面白い、と思えることをやれれば、きっと街は変わりますよ。」 −チャレンジできるきっかけって何でしょう? 「自分は石巻が好きだから、ですかね。だからチャレンジしました。だけど、きっかけは何でもいいと思います。仕事でも趣味でも、好きなことをやれること、かな。」 「もちろん、好きだけじゃダメですし、しっかりやらなきゃいけないです。数字だって大事です。ただ、やらなきゃいけないこと、それら全部やれば何とかなりますよ。でもやっぱり一番大事なのはエンジョイすることですね。」 −最後に、COMMON-SHIP橋通りに応援メッセージをお願いします! 「もっともっと面白い人たちが出てきて、石巻にお店を出してくれたら嬉しいですね。もちろん飲食じゃなくてもです。」 「COMMONが新しい石巻の発信地になれば良いなって思います。 30年後とか40年後に、『あそこは最初は橋通りCOMMONって言ってたんだよ』って語り継がれるような、人が集う場所になってほしいですね。 そのためには、エンジョイコモンですよ。」 *** 改めてお話を伺って、小野寺さんのこの熱い思いが今の私の原動力の一つになっているんだなぁと思いました。本当に、いろいろなことを教わっています。ありがとうございました。 「挑戦をエンジョイせよ!」 そうです、まさにそんなことができる場所にしたい。そう思っています。 もっと見る