「いわき市から柔道の力で世界へ発信」
~スポーツを通して復興・創生を~
●全国の有望な高校柔道選手が集い、強化合宿と世界的大会を実施
体育館に敷き詰める柔道畳が必要です。
東日本国際大学柔道部は、いわき市に全国の有望な高校柔道選手が集う復興支援合宿(合同強化合宿)と大会の開催に取り組んでいます。
合同強化合宿に加え昨年は、「第1回東日本国際大学緑川浩司旗争奪高等学校柔道大会」を実施しました。全国の高校強豪チームとロシア・イルツークの選抜チームも参加し、世界的規模の大会となりました。この合宿と大会は大きな反響を呼び、今年度はさらに多くの選手が参加することになりました。規模拡大に伴い、会場も柔道場から体育館で開催する運びとなり、多くの柔道畳が必要となりました。
大会・合宿開催に向けてご支援をお願いいたします。
♦【東日本国際大学柔道部の紹介】
(令和元年度東北学生柔道体重別団体優勝大会 2年連続6回目の優勝を飾った選手)
1882(明治15)年に創始された柔道は、日本発祥の武道として今日では愛好家とファンが世界中に広まっており、世界で注目の競技種目となっています。
東日本国際大学柔道部は今年で創部24年目を迎えますが、東北大会で通算10回の優勝を成し遂げ、今年度開催された東北大会においても2連覇を果たしました。
本学柔道部の概略を紹介いたします。
○ 目 的 柔道を通じて広く知識を得るとともに技術の向上と人格の完成を目指し、
自主的精神に満ちた心身共に健全な部員の育成を目的とする。
○ 創 部 1997(平成9)年
○ スタッフ
部長・法人総監督 大関 貴久 (春日部共栄高校→日本体育大学)
副部長 鈴木 繁生 (好間高校→順天堂大学)
助監督 佐藤 佳祐 (東北高校→東日本国際大学)
トレーナー 船生 英明 (株式会社からだプラス)
○戦 績
男子:東北学生柔道団体優勝大会H24、H25優勝
東北学生柔道体重別団体優勝大会H20、H23、H24、H26、H30、R1優勝
全日本学生柔道優勝大会・体重別団体・体重別選手権大会多数出場
個人:グランドスラム東京3位(モンゴル代表)、H26全日本学生-60㎏ベスト16
H28全日本ジュニア81㎏級5位、東北学生多数優勝、国民体育大会福島県代表
全日本柔道選手権東北予選会出場
女子:東北学生柔道優勝大会女子5人制 H20~H28準優勝、H29、30、3人制 優勝
全日本学生柔道優勝大会H20から連続出場 H29~H30 全国ベスト16
個人:H23全日本学生63㎏級ベスト8、H20、H23講道館杯出場、皇后杯東北予選出場
東北・北海道対抗柔道大会東北代表
○海外遠征・合宿実績
ロシア・韓国・中国・ハワイ・モンゴル
○部 員
男子35名 女子2名 合計 37名 ※令和元年度4月
強さを求めて努力することは当然ではありますが、強さの追求と同時に「人間力の育成」にも力を注いでいます。
柔道の稽古とともに、本学柔道部が最も力を入れている活動がボランティア、地域交流、地域貢献です。
柔道の強さと技量だけで社会に出てから通用するのでしょうか。
周囲の人たちから信頼される人間性を養ってこそ、一人の社会人として世の中で役立っていくことが出来るのです。そのためには柔道に精進しながら、多種多様の経験を積むことが必要です。
本学柔道部は人間力を育成するため、ボランティア活動、地域交流活動、社会貢献活動を展開しています。地域の方々からも柔道部指名のボランティア依頼が多数寄せられています。
幼稚園での防犯教室の様子
♦地域の安全、事故防止活動 地域の方々の笑顔が見たい
地域貢献活動の一環として「警察ボランティア」を10年以上前から継続的に続けています。
福島県警察本部より委嘱されている少年補導員として、いわき駅周辺での補導活動、様々な事件事故抑止の広報活動、幼稚園での交通安全活動、地域の見回りなどを定期的に行っています。
地域の方からは「頼もしい体つきの柔道部員が見回りしてくれることに安心しています」との声をいただいています。
復興支援活動としては、東日本大震災で被災した豊間地区において、震災で心に傷を負った地域の方々を少しでも元気づけようと神輿の担ぎ手として毎年お祭りに参加しています。
豊間地区のお祭りは、昔から続く伝統的な地域ぐるみのイベントであります。
しかし、東日本大震災の影響により若い世代が豊間地区を離れ、神輿の担ぎ手が不足することとなり、震災後はお祭りが成り立たないという状況が続きました。
そんな中で本学柔道部に神輿の担ぎ手の依頼があり、お祭りが実行されることになりました
このことで地域の活性化が再来し、地域の方々の笑顔を見ることができ、お互いに復興に向けて一歩ずつ前進出来ていることを感じています。
(大会結果・ボランティア活動の様子)
(四倉海岸における清掃のボランティア活動)
♦青少年育成のためにNPO法人J-spirit発足
本学柔道部は青少年育成事業の一環として、NPO法人J-spirit(ジェイスピリット)を立ち上げ、柔道を通じて幼児・青少年の育成、他県・海外の柔道チームとの交流を行っています。
NPO法人が、幼少期の柔道キッズを対象に様々な体験や柔道交流の企画運営をしているのは全国的にも珍しく、これからの未来を担う子どもたちを育成するために必要なことと考えています。
その先駆けとして、本学柔道部の大関貴久総監督が陣頭指揮を取り、ロシアチーム、モンゴルチームの青少年柔道チームとの交流も行っています。地方の少年柔道チームが国際交流を行いながら練習するのはなかなか難しいことですが、福島県の子どもたちに多くの経験から多くのことを学んでほしいという願いから活動を継続しています。
また、本学柔道部卒業生でモンゴル出身のニャムスレン ダグワスレン選手(29)は、現在世界チャンピオンを目指し母国モンゴルのナショナルチームに所属し日々精進しています。数多くの国際大会を経験し、最高世界ランク7位まで入る実績を残してきました。。
ダグワスレン選手は世界ランカーとして地元いわき市に凱旋し、少年柔道の講師として世界の技を子どもたちに伝授しています。これもJ-spirit の活動の一環です。
(少年柔道で子どもたちを指導するニャムスレン ダグワスレン選手)
♦いわき市に全国の有望柔道選手が集う復興支援合宿(合同強化合宿)と世界的大会
さて本学柔道部は東日本大震災以降、復興支援合宿(合同強化合宿)を行ってきました。
この復興支援合宿は、風評被害の影響でいわき市に人が集まらない事態を知った、北海道や関東圏の高校柔道の先生方からの「いわき市で復興支援合宿をやろう」「柔道の力で人を集めよう」という掛け声から始まりました。
高校生という若い世代が、復興・創生の地であるいわき市において柔道を通して交流、鍛錬することは将来を担う若いエネルギーとスポーツの力を被災地から発信していくことにつながっているのです。
復興支援合宿は2013(平成25年)年から始まり、毎年1月初めに5日間ほど開催、毎回多くの選手が参加しこれまでの最多参加人数は1,200人を数えております。
毎年、全国から多くの強豪校が集うことから選手たちが真剣に勝負できる大会を開催しようと、昨年は合宿に加え、「第1回東日本国際大学緑川浩司旗争奪高等学校柔道大会」を実施しました。
第1回大会には、北海道・東北をはじめとした全国の高校から15チームが出場。さらにロシア・イルクーツクの柔道場(ロシアの森道場=森喜朗元総理大臣の父茂喜氏が立ち上げた道場)から選抜チームも出場、日本国内だけではなく海外の柔道選手も参加する世界的規模の大会となりました。
ロシアの森道場は世界選手権に出場する選手やナショナルチームに所属している選手も多く在籍しており非常にハイレベルな大会となりました。
この合宿と大会は大きな反響を呼び、今年度はさらに多くの高校が参加を希望する結果となりました。
昨年度は本学の柔道場にて開催いたしましたが、規模が大きくなることから今年度は本学体育館に畳を敷き開催する運びとなりました。
また大会名も改め「東日本大震災復興支援 第2回緑川浩司旗争奪高等学校柔道大会」として令和2年1月5日に開催が決まりました。
体育館で開催するにあたり、大会会場が増設されることに伴い、多くの柔道畳が必要となりました。
畳を1枚でも多く敷き、選手が広い体育館で互いに切磋琢磨できる環境を作りたいことから、柔道畳を購入する資金を集めたいと思っています。
大会に出場した高校生が近い将来
全国大会や国際大会で飛翔することを願って
♦規模拡大に伴い体育館での大会・合宿を開催
500枚の柔道畳が必要になります。
今年度は大会・合宿期間に延べ2,000人以上の参加を見越しています。
この規模の人数が一同に汗を流すには、さらに500枚程の畳が必要となります。
本学柔道場も使用し2会場に分けて時間を有効活用することで、一人でも多くの選手が1回でも多く稽古できる場所を提供したいと思っています。
次年度以降も合宿と大会を引き続き開催し、参加した高校生が全国大会や国際大会のメダリストに飛翔することを願って回を重ねていきます。そのためには柔道畳を充実させていかなければなりません。
また、避難所が開設されるような大規模災害が発生した場合、避難所に畳を敷き避難している方々が少しでも快適に過ごせるよう提供することも考えています。
日ごろの精進による柔道技量の向上と市民のための地域貢献をこれからも続けてまいります。
さらに皆さまのご支援を形として実現させ、いわき市を世界に発信する柔道大会とするためご協力のほどよろしくお願いいたします。
♦大会・合宿開催予定日
2020年1月4日(土)~2020年1月8日(水) 大会・合同強化合宿期間
2020年1月4日(土) 合同強化合宿
2020年1月5日(日) 「東日本大震災復興支援 第2回 緑川浩司旗争奪高等学校柔道大会」
2020年1月6日(月)合同強化合宿
2020年1月7日(火)合同強化合宿
場所:東日本国際大学体育館・柔道場
♦寄付型クラウドファンディングの税制優遇について
このクラウドファンディングは寄付型です。
個人が非営利の特定の法人に対し、事業に関連する寄附をした場合には、所得税(国税)の計算において、寄附金控除(所得控除)又は税額控除のいずれかを選択して確定申告を行うことにより、所得税の控除を受けられることがあります。税制上の優遇措置がこのプロジェクトにあるかどうか、また優遇措置の試算の詳細は当団体にお問い合わせください。
※「寄附金控除」「税額控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、当団体が発行した「領収書」の提出が必要となります。領収証は年に一度、確定申告時期にお送りしています。すぐに領収証が必要な方はご連絡ください。
※領収証はFAAVOではなく当団体が発行・転送いたします。
♦お問い合わせ先
学校法人昌平黌
東日本国際大学柔道部 助監督 佐藤佳祐
TEL090-5189-3063
mail:judo@m.tonichi-kokusai-u.ac.jp
担当者プロフィール
宮城県石巻市出身
東北高校を卒業後、東日本国際大学経済情報学部へ進学
大学を卒業後、1年間高齢者向けとイベント用の配食サービス業に就職
平成25年より現職に至ります。
東日本国際大学教務部・地域連携研究センター・柔道部助監督
東日本国際大学ライオンズクラブ 2018-2019 事業委員長
最新の活動報告
もっと見るたくさんのご支援ありがとうございました。
2020/01/19 21:523日間の大学センター入試試験を終え、先ほどいわき市へ戻りました。 ご支援いただきました皆様へ御礼のご連絡が遅くなり大変申し訳ございません。 ーーーーーーー この度、学校法人昌平黌 東日本国際大学柔道部が中心となり実施させていただきました いわき市から柔道の力で世界へ発信 ~スポーツを通して復興・創生を~ のクラウドファンディングにご支援を賜り心から御礼を申し上げます。 多くの皆様方のご支援で2,481,000円ものご支援を賜りました。 本当にありがとうございます。 ご支援いただきました金額は法人を通し全額畳の購入資金にご使用させて頂きます。 購入した畳で毎年全国から多くの高校生がいわき市に集まり、汗と涙を畳に散らしながら切磋琢磨できる環境を提供することができます。 この畳の上で稽古をした、選手が近い将来、オリンピックや世界大会で活躍することを願うばかりです。 と、言いたいところですが、既に誕生致しました!! 本学柔道部総監督である大関貴久総監督の人脈で毎年いわきに来られているロシア選手団の中に、タジキスタン代表のSomon Makhmadbekov(ソモン・マフマドベコフ)選手が世界ジュニアでタジキスタン初の世界ジュニアチャンピオンに輝きました。 世界ジュニア後の国際大会でも日本人選手を破り入賞するなど、頭角をメキメキと現しております。 ソモン選手も大変将来を期待される素晴らしい選手ではありますが、 やはり、日本人選手が少しでも早く胸に日の丸を付け国際大会で活躍されている姿を見たいものです。 この畳の上で稽古した選手たちの今後に期待です。 ーーーーーーー この度購入させていただいた畳は、自然災害時に避難所として本学施設が開放される際に 避難された方々が少しでも快適に体を休めるように床に畳を敷き、その上で休んでいただけるよう提供することも視野に入れております。 自身も東日本大震災で避難所での生活を余儀なくした経験があります。 ただでさえストレスがかかる中で、冷たく固い床で寝ること自体がさらなるストレスを作る事を身をもって経験しました。 そんな中での生活を少しでも軽減したいと考えております。 避難時は、ストレスと不安でいっぱいになります。 柔道の畳は、衝撃を吸収する為、中にクッションの役割をするスポンジのような物が入っています。 そのため、普通の畳より数十倍もの吸収性と柔らかさをもっています。 その吸収性で避難者のストレスと不安をたくさん吸い、少しでも快適に過ごしていただければと思います。 柔道で使用するだけではなく、多岐にわたりご使用させて頂きますことをご了承ください。 ―――――― これから日本各地で様々な災害が襲うことが予想されます。 その際は、学生の安全と学業を第一に考え本学柔道部でできる活動を行っていきます。 災害ボランティアだけではなく、様々な活動にも参加して参ります。 支援者の皆様のお力になれることがありましたら、お伝えください。ご協力させて頂ければとおもいます。 ※恐縮ではありますが、下記の場合はお断りさせていただく可能性がありますのでご了承ください。 ・授業がある場合 ・大会前 ・学生の安全が確保できない活動 今後も本学柔道部は、学生としての本分でもある学業を全うし、柔道での戦績をしっかりと形として残すために日々の鍛錬を怠らず、社会から求められる人材の育成に力を注いでいきます。 引き続き、ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。 学校法人昌平黌 東日本国際大学柔道部 部員一同 東日本国際大学柔道部 スタッフ一同 もっと見る
第二回東日本国際大学 緑川浩司旗争奪高等学校柔道大会
2020/01/10 09:39第二回東日本国際大学緑川浩司旗争奪高等学校柔道大会 標記大会が1月5日(日)本学体育館にて無事に終了いたしました。 全国より多くの高校柔道家を集い開催した標記大会は、2年連続で地元福島県の田村高等学校が2連覇を飾りました。 決勝戦は昨年と同様の対戦カード、海外から参戦したクラブモリJUDOイルクーツク(ロシア)との対戦となりました。 両者1歩も譲らない展開が続き、接戦をものにした田村高校が見事に2年連続2回目の優勝となりました。 何が何でも畳に背中を付けないよう必死に堪える選手 試合前に最終指示を受ける田村高等学校 自分のチームの選手の試合展開を見守る、ロシアチームスタッフ 全出場選手、自チームのために必死に戦い抜きました。 柔道の基本「礼で始まり礼で終わる」 どんなに厳しい戦いでも、試合中にイライラしても最初と最後の「礼」は徹底して行います。 熱くなりすぎて、礼をしない選手は審判員が、きちんとできるまでやり直しをさせます。 相手を敬い、敬意を表す柔道の礼は見ていて気持ちのいいものです。 表彰式では、今大会の大会会長である緑川浩司理事長より優勝校に優勝旗と賞状、準優勝と3位のチームには賞状と盾が授与されました。 2年連続2回目の優勝を飾った田村高校(福島県) リベンジを達成できず、惜しくも2位入賞のロシアチーム 3位入賞の秋田工業高校 同じく3位入賞の桐蔭学園高校(神奈川県) 大会前後に行われた、新年合同強化合宿(1/3~1/7)では寒さを吹き飛ばすほどの熱気で充実した稽古を行うことができました。 大会と強化合宿の参加者は延べ1,500人を越え東北最大規模の合宿となりました。 上:白・今年度世界ジュニアチャンピオン選手 青・東日本国際大学3年山根選手(旭川龍谷高校卒) 参加した高校生も、普段組み合うことのできない世界チャンピオンクラスの選手や海外選手との練習で大きな刺激を受けたことと思います。 本学所属学生も、大会の運営、審判、高校生のお世話、稽古と多忙なスケジュールの中、懸命に頑張ってくれました。 運営側の立場になり、苦労の大きさや達成感など感じたことと思います。 今大会及び合宿の開催に際しご尽力下さいました、関係各位に心から御礼を申し上げます。 もっと見る
2020年 新年明けましておめでとうございます。
2020/01/02 04:462020年新年あけましておめでとうございます。 日頃より本学柔道部への厚いご支援ご声援に心より御礼を申し上げます。 早いもので2020年へ突入いたしました。 学生たちは、現在待ちに待った長期休み期間中の真っただ中です。 (12/26~1/3まで) 現在所属の部員で遠い地から来ているのは、北海道と広島になります。 年末年始と夏季の1週間の休みしかない学生達はこの帰省をどれだけ楽しみにしていたことでしょうか。 学生は勿論、日々成長しているご子息ご息女に久しぶりに会える親御さんも楽しみにしていたことと思います。 帰省前に学生達に「日頃応援してくれている家族や高校の先生、地元の方々へ近況報告をするように」と伝えました。 全員が実行いているかは分かりませんが、高校時代の監督から「挨拶に来たよ。」という連絡がいくつかあり、「強くなったね。身体つき変わったね。大人になったね。」と成長を認めてもらえるお言葉も頂きました。 学生スポーツとして、強さを求めることは基本ではありますが、それ以上に必要なことを多く学ばせてもらえている環境を与えて下さる大学関係者の皆様、地域の皆様に改めて感謝致します。 話は変わりますが、先日12/28にアリオス中劇場にて 台風19号復興チャリティーコンサート ~被災地からのありがとう~ 映画:「それぞれのヒーローたち」紅白歌合戦が開催されました。 それぞれのヒーローたちは、仙台スポーツ映画祭で最高位の「作品賞」を受賞した実話を基にした素晴らしい映画です。 この映画の原作、企画、プロデューサーの高梨由美様を中心に開催された、紅白歌合戦の冒頭で本学柔道部に「感謝状」が授与されました。 感謝状文面 「貴方は令和元年10月に発生した台風19号の被災地において人々のために懸命にボランティアに励み多くの被災者に寄り添い、そして希望をもたらしました。その尊い心はまさに我が街のヒーローです。よってその功績を讃え深く感謝の意を表します。 令和元年12月28日 被災地から日本を元気にするプロジェクトfrom Fukushima 名誉会長 岩城 光英」 名誉会長であり、元法務大臣の岩城光英様より授与されました。 授与には、大関貴久法人総監督と部員を代表し前キャプテンの丸山剛が感謝状を受け取りました。 また、岩城名誉会長のご挨拶にて、会場の参加者様にこのクラウドファンディングのお話をしていただきました。 水害発生後、学校法人昌平黌では、被災地に556名の学生と教職員が現地で活動してきました。 柔道部においては、水害直後から部の判断で大関貴久法人総監督の陣頭指揮の下、継続的に活動し多くの家屋や施設で復旧作業に励んできましたが、日頃鍛えてる学生の力は恐ろしいくらいのパワーで大活躍したといっても過言ではないかと思います。 パワーだけではなく、日頃チームとして団体生活を送る学生たちのチームワークと 困っている人を助けたいという学生の熱い心を感じました。 当然のことながら、学生たちが住んでいる寮は断水状態が続き、泥だらけになり大汗をかいても風呂にも入れない中、必死に頑張ってきました。 更には、4日後に東北チャンピオンとして挑む全国大会を控えている状況でありながらも 「勝つことよりも大事なことがある」という想いで頑張った勇者達に改めて心から敬意を表したいと思います。 そんな中での、この度の感謝状受賞は本当にうれしく思います。 それぞれのヒーローたちの関係者の方々も物凄い復興支援活動を実施していました。 本学柔道部だけに贈られた感謝状ではなく、復興支援に携わった全ての方々への感謝状として 今後も活動要請等ある限り動き回ります。 今年も東日本国際大学柔道部をよろしくお願いいたします。 もっと見る