空気も澄み渡り夜空の星もより綺麗に見える今日この頃、蔵王連峰にも雪が掛かり冬も本番となって来ました。ミツバチ達も冬ごもり中ですが秋に蓄えた花粉やはちみつを食べながら順調に生活しております。この冬の間のミツバチ達の生態について少しお話させて頂きます。通常ミツバチの寿命は3週間前後と言われていますが、それは暖かい季節ミツバチ達が活発に活動しているシーズンの事です。冬の間、巣箱の中で極力エネルギーの消費を抑えながら生活するハチ達は通常シーズンの5倍前後3、4ヶ月生存できると言われています。なので春には新しいハチ達も産まれ世代交代しながら活動期を迎えます。我々もミツバチ達が春を迎え元気に飛び回る姿を目に浮かべながら待遠しく思っております。先日、我々の作ったはちみつを買って頂いているお客様から「早く来年春の新蜜が食べたい」とのお声を頂きました、春まで待って頂いているお客様の期待にお応えできるようなおいしいはちみつが採れるよう頑張ります!
いよいよ今年も一ヶ月を切り寒さも本格的な厳しさになってまいりました。ミツバチ達の家(蜂場)となっている現場付近も花々が散り閑散とした冬らしい風景となってきました、巣箱の周りを飛んでいたミツバチ達も今は巣箱の中に入り込み越冬体制へ入りました。ここからは春の暖かくなる時期まで冷気が箱の中に入るのを防ぐ為、箱の中の内部点検が行えません、その為、週に数回巣箱を手で叩いてみてミツバチの羽音で群が正常に生きているか確認します。この時期の最低気温は0℃を下回りマイナス気温になる日もありますが巣箱の中ではミツバチ達の越冬活動により30℃前後に保たれており「コンコンッ」と手でノックするとミツバチ達の羽音が聞こえ「元気で居るなー」とほっとします。私たちも来年ミツバチ達が快適に過ごせるようミツバチ達の家造り(巣箱など)やおいしいミツバチ達のごはんとなる花の種蒔きなどおいしい「はちみつ」を皆様にお届けできるようがんばっております。
早いもので11月も残すところあと5日、朝晩はめっきり寒さを感じる時期になりました。気温の低下と共に毎日戦闘を繰り広げてきた「スズメバチ」との闘いも一段落とゆうところです。蜂場に行くとミツバチ達も巣箱の中で寒さを凌ごうと互いに体を寄せ集め温め合っている姿が見受けられます。そんな姿を見ていると、こんなに小さな「ミツバチ」とはいえ生命力の逞しさに改めて驚かされます。そんな中、我々も来期に向け彼ら(ミツバチ)の家の修理や環境整備、ミツバチ達の好物である花の種まきなどミツバチ達が暮らしやすい環境を作れるよう心掛けて作業しております。皆様からのご支援・メッセージもたくさんいただいており大変感謝です。日々ミツバチ達と向き合いながら試行錯誤する毎日ではありますが皆様に「おいしい」と言って頂けるはちみつが採れるよう頑張ります。
この度、養蜂を目的としたクラウドファンディングにチャレンジ致しましたファーストスターファーム庄司と申します。今回は皆様にこの時期のミツバチ達の活動を報告しようと思います。今年は11月にしては気温も高くミツバチ達も元気に飛び回り自分たちが冬を越す為(越冬)のエネルギー源となる花粉や花蜜を一所懸命集めています。それ自体はいいのですが問題も起こります、スズメバチの襲来です。例年ですとそろそろスズメバチもいなくなる時期なのですが気温が高いせいかまだ飛び回っています。毎日スズメバチ退治に奮闘している今日この頃です...その甲斐あってか今のところ順調にミツバチ達も冬支度ができているようです。来春には冬を越した元気なミツバチ達の姿を報告できるよう気を抜かず頑張ります!