西暦869年貞観津波の堆積物
ジオスライサーによる地下150cmのコア
2012 年 オーストラリアで開催されたIGC(万国地質学会議)では,3.11の津波に襲われた,ハワイ,インド,インドネシア,バングラデシュの研究者等から自国の被害状況が報告され,東北地方太平洋沖地震が,JYHOUGAN JISIN(貞観地震)の再来であることを確認した.
1986年に貞観地震津波堆積物を発見した箕浦幸治教授からジオスライサーによる地下150cmのコアを見せていただいた.黒いコアの中にひときわ目立つ十和田a鍵層その直下に黒色の砂層が,西暦869年貞観津波の堆積物,見学者は写真撮影,スケッチを開始した終了間際,十和田aサンプルを手渡された(2013年東北大学で開催された第120年日本地質学会巡検,写真は荒浜).





