2019/04/02 17:20
この数年、地方などを中心に「森のようちえん」の実践数が増えだしてきているのは、ご存じでしょうか?子どもを自然環境豊かなところで子育てをしたいという方が、移住する傾向にあります。しかしながら、地方の保育園では、教科やしつけなど自由保育とは正反対の保育理念の保育を行っており、地方にいったのは良いけど、その保育に預けるか、否か考える人も少なくありません。そこで、数人の親が自分たちで子どもをみるという、共同保育という形態で地方の森のようちえんが誕生していっています。この現象は、従来の幼児教育からの変革がもとめられているということと、自然環境の中で保育をすることの善さを理解できる人達が増えてきていることから、今も全国で勢いが止まらぬ状況です。しかしながら昨今の無償化の影響から今後の運営が継続できるのか、不安視する声もでています。是非とも親同士が、学び合い、育ちあう、共同保育としての森のようちえんというものが、これからの社会が良い方向へ向かう一つの兆しであると思っています。是非ともみなさんに知っていただきたいと思います。