2020/02/20 16:21

写真はワイヤレス型の会話器で診療する場面

 

診療に使う医者は「患者の顔がいい表情になるんだよ」と言います。  

・いい表情になる理由

なんだか分からない世界から、はっきり分かる世界になるから?!

私は高度難聴者の聞こえを プールに潜っているようなものと例えます。

それがずーーーーと続く。こんな状態は 滅入りますね、

会話器をした時は、プールから顔を出した状態、急に周りの音がはっきり聞こえるようになります。すっきり! 医者の言ういい表情は、そんな感じではないでしょうか?

 

・もう1つ 普通に扱って貰える

高度難聴者には言葉が通じない為、周りの人は話さなくなっています。聴者には数百人接する中の1人なので、気にもなりませんが、難聴者にとっては、誰も話しかけてくれない=つんぼ桟敷に置かれています。

診療で、はっきり聞こえる声で話しをしてくれるわけで、それが嬉しいと感じるのではないでしょうか。

 

難聴=全ての能力が無いように扱われる

若い難聴者も話に反応が少ない、皆が笑っても笑わないなどで、天然!って烙印を押されることがあるように聞いています。

高齢難聴者になると 認知症!の烙印ですね。そして聞こえない = 全ての能力が無いように扱われます。用事は頼まれなくなり、老人ホームの選択も入居する当人は無視され子供世代が決めるということは 当たり前なようです。

 

・会話器はそうした課題を解決します

徳島県 樋口様 からいただいた コメントです 

>対話くんは、大変素晴らしいお品だと思います
>父も母もかなりの高齢で
>難聴の為に私自身も大変苦労しております
>どうしてもイライラしたりして
>言葉がキツくなったりで、後でとても後悔します

>2人を見ていて思うのですが、
>高齢者の物忘れ等の痴呆症状は
>この難聴がかなり影響してる様に思います
>会話が通じないので意思疎通が出来ないのです
>それによってボケが進んでる様に思います

>でも、この対話くんを装着して会話をすると
>以前の様にスムーズに会話も出来て
>また、理解力が高まって意志の疎通も出来ます
>耳が聞こえる事で、頭がクリアになってる様に感じます

 

この人が言っているのも「患者の顔がいい表情になるんだよ」と同じ状態だと思います。

聞こえれば、頭も働くし意思疎通が出来る。だけど、どうやったらそうできるか? 

会話器はその1つの解決策です。