こんにちは。プロジェクトへの支援ありがとうございます!! 今回は皆様に支援していただいている作品『Quantum Reality -量子現実-』のモチーフとなった縄文土器を紹介します。 土器が出土/展示してあるのは釈迦堂遺跡博物館。山梨県笛吹市一宮町にあり、中央道の釈迦堂パーキングエリアに駐車して徒歩でアクセスすることもできます。 http://www.eps4.comlink.ne.jp/~shakado/ 文化財指定されている5,599点のうち数百点を常設展として展示していますが、中でも僕の一番のオススメは写真のの水煙紋土器です(そして作品のモチーフでもあります)。 土器は把手の部分を意図的に壊して、別の場所に埋めたりするのですが、この土器はほぼ完璧な形で出土したそうです。表面の仕上げ、複雑なジオメトリ、大きさという完璧な美しさをもつ土器です。 釈迦堂遺跡博物館には他にも素晴らし土器がたくさんあるので、是非足を運んでみてください。
返礼品の一つ、縄文ペンダントのサンプルができました~ 釈迦堂遺跡出土の水煙紋土器を3Dスキャンしたカタチを利用しているので、本物の土器とまったく同じ形状のミニチュア版、5000年前に縄文人が創った文様もはっきり見えます。 5000円支援の返礼品は樹脂製なので、ポップなカラーに仕上げました。チョーカー(紐)部分はまだ参考で、変更の可能性があります。 アップ。複雑なジオメトリが魅力の把手部分
こんにちは、ポストデジタル・アーティストの小林です。プロジェクトを支援してくれている皆様ありがとうございます。 さて、僕のプロジェクトと連動した山梨県内での個展のお知らせです。『Printed Soul -積層された魂-』。甲府駅前にある元麻布ギャラリー甲府、において11月11日~11月25日まで作品展示を行います。 山梨県の土器をモチーフにした作品から、僕の行う他のアートプロジェクトの作品まで、全て3Dプリントの作品を展示します。私見ですが、ここまで3Dプリントアートが揃う展示は日本で初ではないかとw。 お楽しみにー 以下リリースより: 『Printed Soul -積層された魂-』ポストデジタル・アーティスト 小林武人 初個展!国内初、大規模3Dプリントアート展示、山梨県甲府で開催! さわやかな秋晴れの続く今日此頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。この度、国内外で活躍するポストデジタル・アーティスト小林武人の初個展が山梨県甲府、元麻布ギャラリーにて開催されます。 小林が行うアートプロジェクトの、3Dプリンタを使用して制作されたアートワークが集結。ご堪能ください。 概要とテーマ『縄文×デジタル』、普通では出会いそうもないエレメントが小林の作品の中では融合している。3Dスキャン(モノの形をデジタル化し、コンピュータに取り込む技術)した縄文土器のカタチをCGソフトを使用して加工、3Dプリンタを使用して現実世界に具現化される縄文とデジタル技術が融合したアート作品。美術家 坂巻善徳 a.k.a. senseとのコラボレーションプロジェクト『XSENSE』、3D義足プロジェクトの『More Than Human』、コンテンポラリー仏像/神像プロジェクト『YAOYOROZ』等から3Dプリンタを使用して創られた最先端の作品を展示する異色のアート展。太古と未来、縄文とサブカルチャ、ヴァーチャルとリアル、様々なエレメントのバウンダリー/境界を飛び越え、融合させ、再構築した作品群を展示、それが『Printed Soul -積層された魂-』です。小林は現代の日本のサブカルチャ、アニメや漫画、特撮は縄文時代に源流を置くアニミズムの精神の現代的リバイバルと捉えています。日本人は古来より巨石や巨木をはじめ人間を取り巻く自然を信仰の対象にしてきました。山梨県は縄文中期の文化的な中心地といえる土地であり、その5000年のちに同じ土地で現代のテクノロジーを用いいた展示を行うことは、日本文化の源流に言及する重要性と、未来への文化を作る重要性があります。小林は3Dプリントアートを通じて“縄文”を世界に発信することが、山梨県の観光的リソースにつながるとも考えています。 開催日・会場2017年11月11日(土)〜11月25日(土)開場時間 11:00~18:00(水曜休廊)※11月11日16時よりオープニングレセプションを行います 元麻布ギャラリー甲府〒400-0031 山梨県甲府市丸の内2-3-2(東横INN甲府駅南口Ⅱ 1F)TEL/FAX:055-224-5564 協賛企業 キヤノンマーケティングジャパン株式会社/株式会社ストラタシスジャパン/株式会社DMM+iJet