2018/03/15 14:13

 サスペンション班では今年度のマシンの設計を行ってきました。昨年度の課題としてはステアリングが重く、運転しにくいという課題がありました。キャスター角の縮小、ナックルアームの延長、スクラブ半径の縮小をすることで改善を図りました。また、ブレーキング時のピッチングを抑えるためにアンチダイブ機構を採用しました。リアサスペンションの課題としては、ベルクランクが大きく、たわんでしまうという課題がありました。今年度はその反省を活かし、ベルクランク及びベルクランクマウントを縮小し強度の向上を図りました。更に、今年度はレバー比を再考し、計算によってレバー比・スプリングレートを決定しました。昨年度フロントのみスタビライザーを装着したところ、コーナリング時に車の跳ねが抑えられるなどの効果があったため、今年度はフロント、リアともにスタビライザーを装着することを検討しています。

 以上のような項目に重点を置き、今年度マシンの設計を製作を行います。