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未来へつなげ!やまなしの伝統「甲斐絹(かいき)」を「うちわ・扇子」で!

先の大戦を境に衰退した「甲斐絹」を再び人々の生活に息づかせたい。 学生がビジネスの手法で甲斐絹復権に挑む学内ベンチャー「合同会社飯田甲斐絹堂」が、山梨の伝統工芸を担う職人たちとのコラボで開発したうちわ・扇子でその一歩を踏み出します。

現在の支援総額

576,450

115%

目標金額は500,000円

支援者数

72

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/05/22に募集を開始し、 72人の支援により 576,450円の資金を集め、 2018/06/22に募集を終了しました

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現在の支援総額

576,450

115%達成

終了

目標金額500,000

支援者数72

このプロジェクトは、2018/05/22に募集を開始し、 72人の支援により 576,450円の資金を集め、 2018/06/22に募集を終了しました

先の大戦を境に衰退した「甲斐絹」を再び人々の生活に息づかせたい。 学生がビジネスの手法で甲斐絹復権に挑む学内ベンチャー「合同会社飯田甲斐絹堂」が、山梨の伝統工芸を担う職人たちとのコラボで開発したうちわ・扇子でその一歩を踏み出します。

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甲斐絹をもう一度生活の中に


こんにちは、私たちは合同会社 飯田甲斐絹堂の社員です。

 

弊社は山梨県立大学の学生を中心に、山梨県を代表する伝統工芸品『甲斐絹』の魅力を発信しています。

 私たちは今まで、甲斐絹製品の製造、販売に取り組んできました。

 現代の生活の中に甲斐絹がありつづけることが、山梨の伝統をつなぐうえで必要だと考えます。そんな思いで、これまでに名刺入れやカードケース、ミニノートを生み出してきました。


“粋なおしゃれ”の代名詞

 

 みなさんは甲斐絹をご存知ですか?

 甲斐絹とは、山梨に古くから伝わる高級絹織物のことです。軽く、すべすべした薄手の生地で、コシがありまた独特の光沢さらっとした風合いを特徴としています。

 山がちな風土の甲斐・山梨では、古くから養蚕が盛んで、江戸から明治・大正・昭和戦前期まで機織りは山梨の貴重な仕事でした。江戸期には郡内地方(山梨県の富士山麓・東部地域)で盛んに甲斐絹が生産され、江戸の人々は羽織の裏地に美麗な甲斐絹を用い、粋なおしゃれを楽しんだと伝わっています。

 

 


 

途絶えた伝統、復活

 

 明治期に生産のピークを迎えた甲斐絹でしたが、織り機や染色機などの機械化、戦時統制の影響、着物文化の衰退などを理由に第二次世界大戦後には生産が途絶えてしまいました。

 そんな中、失われた伝統を復活させようと2002年、富士北麓地域の織物職人たちが「甲斐絹座」を立ち上げ、甲斐絹の復刻に取り組みました。2011年には甲斐絹座の取り組みに共感した山梨県立大学の学生「合同会社飯田甲斐絹堂」を立ち上げ、甲斐絹座の復刻した甲斐絹のブランディングに取り組んできました。


◆もっといろんな方に甲斐絹を使ってもらいたい!!

 

これまでは、開発した名刺入れやミニノート、カードケースなどを学内の生協で販売してきました。しかし、これからはもっといろんな方に甲斐絹を知ってもらいたい、使ってもらいたいという思いが強くなり、学外での販売を考えるようになりました。試行錯誤を重ねた結果、甲斐絹の持つ繊維の繊細さを活かす、うちわ・扇子の商品開発へたどり着いたのです。

 

◆甲斐絹だけが起こせる風を

 

細い糸によって高密度に織られた絹100%の生地を用いたうちわ・扇子は甲斐絹の特長を生かし、軽く、しなやかな風がそよぐ作品に仕上がりました。

 このうちわ・扇子には、やわらかい風と、江戸の「粋」に通じるデザイン性、そしてやまなしの「風土」にまでたどり着く、ストーリーがあります。

 山梨に縁のあるすべての方々に、山梨の誇り・甲斐絹を使ったうちわと扇子をお届けします。

 甲斐絹のうちわを製作中の杉山江見堂・杉山茂さん

 


大きなうちわで小顔効果も?!


集まった支援金の用途とその内訳

 原料仕入と新製品開発、現商品の販売促進に充てます。

 ・甲斐絹の仕入

 ・うちわの柄や骨の仕入 

 ・扇子の骨に使われる竹の仕入

 ・新製品開発費

 ・販売促進費



私たちは甲斐絹をより多くの人に知ってもらおうと今回のプロジェクトを開始しました。甲斐絹のうちわや扇子が様々場所で使われ、話題になり、甲斐絹の伝承が未来につながるよう、皆様のご協力・ご支援のほどをよろしくお願いいたします。

 

 

 

 




 

 


 

最新の活動報告

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  •       合同会社飯田甲斐絹堂の黒羽です。    当社が初めて取り組みましたクラウドファンディングによるテストマーケティング「未来へつなげ!やまなしの伝統『甲斐絹(かいき)』を『うちわ・扇子』で!」の事業も残りあと2日となりました。この場をお借りして、皆様のご支援に対するお礼を申し上げたいと存じます。    甲斐絹堂が2011年に創立されてからお世話になってまいりました多くの方々、そしてその周りの方々へとこの事業が少しずつ伝わり、FAAVOやまなし様のご支援ご指導を得ることで、支援の輪が広がり、どうにか目標を達成することができました。ご支援、ご賛同くださいました皆様には、この場を借りまして心からお礼を申し上げます。    当社が生まれるきっかけとなりました山梨県立大学と株式会社甲斐絹座および山梨県、山梨県富士工業技術センター(現:富士技術支援センター)を中心メンバーとして始まった本学地域交流センター事業「地域資源を活かしたビジネス展開の可能性について-甲斐絹の伝承と発信のためのプログラム(略称:甲斐絹プロジェクト)」が10年になります。このメンバーが同時に取り組んだ本学COC事業「地場産業活性化プロジェクト」で杉山江見堂さんの素晴らしい「扇子」と「うちわ」に出合い、「甲斐絹扇子・甲斐絹うちわ」が3年間の研究を経て世に出ることになりました。    合同会社飯田甲斐絹堂は学生の運営する小さな小さな企業です。当社単独では、このたび皆様にご披露いたしましたような高額商品を扱うことは大変な冒険でした。甲斐絹プロジェクトに結集してともに研究を重ねてまいりました山梨中央銀行さんのご提案がなければ、FAAVOの事業に参加し、甲斐絹うちわ・扇子を多くの方々に発信することもできなかったと思います。    当事業の開始した5月22日からずっとご支援を続けてくださった山梨県立大学の職員の皆様、退職なさった方も含めた各学部の教員の皆様、卒業生の皆様、そしてその知己の方々、ご支援ありがとうございました。なによりFAAVOを通じて新しくつながることのできた多くの皆様、ご支援ありがとうございました。この事業に取り組んでまいりました甲斐絹堂学生社員は、すべてこの春から活動を始めた新入社員です。何度もくじけそうになりましたが、皆様のご支援に日々勇気をいただき、この事業を進めてまいることができました。FAAVOへの取り組みがなければ出会うこともないような多くの経験をさせていただくことができました。本当にありがとうございました。    残り2日、有終の美となるよう精進してまいりたいと思います。     合同会社飯田甲斐絹堂  代表社員 黒羽雅子 もっと見る

  •  こんにちは、合同会社飯田甲斐絹堂です。 今回は甲斐絹座代表取締役 前田市郎さんからコメントを頂きました。        今回の商品をはじめてみたとき、「絶対にいける!」と思いました。世界に発信できるレベルのものになったと。  上質で、どこにでも売っているようなものではありません。完成度が高い。製品としてのバランスがとてもいいですね。甲斐絹が杉山さんの感性と技術によってグレードアップしたという感覚です。甲斐絹座だけでは作ることができなかった商品で、互いの相乗効果で良いものづくりが出来た。嬉しく思います。    提供した甲斐絹は、山梨県産業技術センター富士技術支援センターのアーカイブを元に復刻したり今風にアレンジしたりしたものです。機械で手織りの質感や光沢感を表現するのは難しく、開発には3年ほどかかりました。    物事を定着させるには時間がかかります。飯田甲斐絹堂の学生さんたちには、これからも長く長く広報活動を続けていただき、このうちわと扇子を、末永くあり続ける揺るがない商品にしていってほしいと願っています。 もっと見る

  • 先日お話ししたチラシが完成しました。 甲斐絹堂のホームページに向かって頂くとPDFファイルでダウンロードできます。 以下に甲斐絹堂HPのURLを載せていますので、お手数ですがそこからダウンロードしていただき、印刷してお使いください。   なお、 皆さまのご協力により、扇子(橙縞)は目標個数に達しましたので返礼品提供を終了しました。 ご協力ありがとうございました。   飯田甲斐絹堂HP↓ https://sites.google.com/site/iidakaikidou/home もっと見る

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