香りが大好きでアロマを始めた私ですが、アロマを使うようになる前は、同じ香り仲間の「お香」をよく部屋で焚いていました。
白檀、沈香、伽羅などはお線香としても大変親しまれており、心落ち着く香りアイテムです。
このお香、実は精油にも同じものがあります。
白檀<サンダルウッド> 沈香<アガーウッド> 桂皮<シナモン> 丁子<クローブ> 大茴香<スターアニス> 甘松<スパイクナード> 藿香<パチュリ> 乳香<フランキンセンス> 安息香<ベンゾイン> など
お香屋さんで香ることができる香木由来の香りと蒸留したり溶剤を使って取り出したりする精油とは、香りが少し違うこともありますが、元は同じ植物から作られているという兄弟のようなものなのです。
写真は1年半前にお香の講座に参加して私が作ってきたお香です。
タブ粉という繋ぎの粉に9種類の原料の中からブレンドして作りました。品の良い香りが未だほんのりと香ってきます。
下の写真は精油を使って作ったお香です。勿論こちらもまだほんのりと香っています。使う精油を選べば「虫よけ」として洋服ダンスや引き出しで大変役立ちます。
古くから香りは洋の東西を問わず、生活の中で使われてきています。古代、乳香やスパイクナードなどがミイラの保存に使われていたことは有名です。近代になって乱獲のために元々の原料が手に入らなくなっており、現在精油については栽培種から抽出したものがほとんどだそうです。
これらの香りは薬剤や香辛料としても用いられています。茴香<ういきょう>(フェンネル)、桂皮(シナモン)、丁子(クローブ)などはお台所で日々のお料理にも活用されていますし、またリラックスタイムのお茶にも利用されています。
アロマって何か面倒だよね、難しいよね、と思っている方も多いようですが、実は皆さんの身近で、形を変えてたくさん利用されているんです。
Y-Breezeでは、何となく難しい、面倒くさいと思われがちな精油の使い方を、その方の生活パターンに合わせてアドバイスしています。
「もらったまま棚の隅にある精油をどうしたらいいんだろう」とか「使ってみたいから一番簡単な方法を教えて」というご相談、大歓迎です!
どうぞ遠慮なくお尋ねください( ゚ω^ )ゝ