公開最終日となった今日 お仕事でお使いになる香りを一緒に作らせていただきました。   お店のイメージに合わせて木の香りをメインに据えてのブレンドとなりました。   お店という少し広い空間をどんなふう演出するか、オーナーさんにはさまざまにイメージを広げていただきます。実際に香りを使い始めてわかることもあるのですが、まずはこれが玄関口。 これからの展開が楽しみな段階へと移ります（*^_^*）   香りの公開は来月になりますが、Y-BreezeのホームページやFacebookでご報告していきますので、楽しみにしていてください。   さて、これが最後のレポートになります。長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。 今年はイベントにも出店して動いていきますので、どこかで見かけたら遠慮なくお声かけください。   45日間、本当にありがとうございました！   Y-Breeze　栗田佳美          

  コーヒーはお好きですか？　コーヒーは抗酸化作用が認められており、一日に数杯飲むことで効果があるといわれています。またその甘く香ばしい香りは自律神経を整えて脳を活性化したりする作用もあるんだそうです。   さらにコーヒーの香りには独特の安心感がありますよね。コーヒーショップに足を踏み入れたときの「ほっとする」あの感覚です。不安や緊張を解いて元気を取り戻し、また頑張ろう！と思わせてくれます。   実は、アロマの世界の精油にも「コーヒーの香り」があるのです。 精油の抽出に使われるのは「アラビカ種」と言われる豆です。ローストしてからじっくりと香り成分を抽出した希少精油です。 香りは飲み物のコーヒーと同じく、甘く香ばしい香り。お部屋を珈琲ショップにしちゃいましょう！   コーヒーの香りでアロマテラピー！    

  桜と梅を合せたような杏の花。ただいま満開です。   4月というのに平地でも雪に見舞われた今日の長野市。 杏満開の松代では、シャーベット状の雪が地面を薄らと覆っていました。こんな日に杏の花見とは笑っちゃいますよね。 花の上にもシャーベットがのってしまっていて寒そうな花たち。香りは当然感じられません。天気の良い日には、マンズ畑全体から甘く優しい香りが漂ってくるという話を聞いて確かめに来たのですが残念でした。   杏は花よりも食用の「実」の方がポピュラーです。梅とよく似た実ですが、梅よりも一回り大きいです。酸味が強いので甘く煮つけたりジャムにしたり、焼酎に浸けたりしていただきます。   精油としては流通しておらず、キャリアオイルに実を漬け込んでエキスを抽出したものを化粧用として使うのが一般的です。   「アップリコットカーネル油」はベトベト感が少ないので、フェイシャルマッサージによく使われます。新陳代謝を良くしてくれるのでアンチエイジングに効果的。昔はイボ取りにも使ったそうですよ。   杏の花見は今週末に再チャレンジしようかと思います。頑張って咲いていてくれることを祈ります(*^_^*)        

  今年はいつまでも朝の冷え込みが残ってしまっている長野ですが、一昨日あたりからようやく桜が咲き始めました。陽当たりの良いところは一気に5分咲きくらいになっています。 と、そんなところへ明日はまた雪が降るとか。咲き始めると雨が降ったり冷え込んだり大風が吹いたり、桜も根性を試されます。   写真の桜は、実は、3年前の4月10日に撮影した松代海津城の桜です。   毎年全国各地で同じような時期に同じように咲く桜ですが、こうしてみると花の量や大きさが年ごとに違いますよね。その年の気候に大きく左右されて華やかさも変わるわけです。   精油は、そんな植物一つ一つから丁寧に大事に抽出されたものです。よってご推察のとおり、毎年そっくり同じ香りというわけにはいきません。気候による植物自体の変化に加えて、採取される場所が違えば、同じ種といってもまた少し違う香りがします。   それを一つ一つ確かめてみるのも面白く、あちらこちらと集めたくなるので、Y-Breezeでは今年もまた、精油箱がいくつあっても足りないという状態が続いていくのです(*^_^*)        

  マッサージや化粧品に使われるオイルに「カレンデュラ油」があります。これはマリーゴールドの花をオイルに浸けて成分を浸出させたものです。この花から抽出させる成分には「皮膚を保護する作用」「殺菌・抗炎症作用」「循環促進作用」があるとされ、傷の治りも早くしてくれます。 天然の鎮痛作用もあり、マッサージにも良く使用されます。   写真は日本でよく見るマリーゴールドですが、南ヨーロッパ原産のカレンデュラは鮮やかなオレンジ色をしたガーベラに似た花です。花びらを乾燥させたものはハーブティーとしても良く知られています。このドライタイプのカレンデュラは扱いやすく便利です。   化粧用やマッサージ用のオイルを作るには、広口瓶にカレンデュラを詰め、花が全部埋まるくらいのオイルをいれて浸けておきます。2週間から3週間ほどすると、オイルの色が黄色から薄いオレンジ色に変わってきます。そうしたら漉し器で漉してください。透明感のある濃黄色のオイルのできあがりです。   私はこのオイルでハンドクリームを作ります。カレンデュラの保湿作用や傷を修復する作用によって荒れ知らず傷知らずの優しい手になりますよ(*^_^*)