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未来へと進むために…今、山梨から3.11をふり返るカタリバを成功させたい

2011年、3.11の大震災。それから9年、いま山梨には500余名の被災者が暮らす。映画と被災した当事者というツールを組合せて震災をふり返り、被災者と山梨の人々の気持ちを共有できる場(交流会・カタリバ)を成功させ、これからも続けていきたい。

現在の支援総額

74,000

148%

目標金額は50,000円

支援者数

11

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/03/01に募集を開始し、 11人の支援により 74,000円の資金を集め、 2019/03/08に募集を終了しました

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未来へと進むために…今、山梨から3.11をふり返るカタリバを成功させたい

現在の支援総額

74,000

148%達成

終了

目標金額50,000

支援者数11

このプロジェクトは、2019/03/01に募集を開始し、 11人の支援により 74,000円の資金を集め、 2019/03/08に募集を終了しました

2011年、3.11の大震災。それから9年、いま山梨には500余名の被災者が暮らす。映画と被災した当事者というツールを組合せて震災をふり返り、被災者と山梨の人々の気持ちを共有できる場(交流会・カタリバ)を成功させ、これからも続けていきたい。

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 未来へと進むために~今、改めて山梨から東日本大震災を振り返る

 共に未来へと進むために、山梨から3.11東日本大震災を振り返り、人々がつながるカタリバを作り今後も続けたい

【写真下 「福島はあなた自身 災害と復興を見つめて」2018年 日本公衆衛生学会(郡山)福島民報社】

【写真下 2019年2月21日CASA PRISMA 2Fにて行われたプレ会議Camp Prisma-1】

● 山梨に暮らす私たちが3.11の経験から学んだことを共有する場をつくり、つながりたい

  2019年3月。3.11東日本大震災から9年目を迎える今。山梨県内には震災を機に移住していらした方がおよそ500人暮らしています。山梨で新しいつながりを結んで暮らす人もいれば、いまだに震災で被災した体験を口にすることが出来ずに胸に抱えたままの人もいることが分かりました。それはなぜか?

 私は2012年から2017年までの5年間、山梨県立大学で山梨学という、山梨の魅力を学生に紹介する講義を担当してきました。その中で継続して震災から山梨に避難してきた人たちの体験談を取り上げてきました。なぜなら、被災された方たちは何よりも安全や安定した暮らしを求めていて、その方たちにとって山梨はとても魅力的な場所であると教えていただいたからです。山梨は首都圏へのアクセスが比較的良好で自然環境が豊かであり、震災当時他県に避難した人々が巡りめぐって最終的に居住地を構えたいと決めた場所。そんな気持ちを学生に伝えたかったからです。

【写真下 2019年2月21日CASA PRISMA 2Fにて行われたプレ会議Camp Prisma-2】

 私自身、山梨にはその魅力が何かあるに違いないと確信し、学生たちにもそこに気づいてほしい、また、被災し転入してきた方々に向き合い、共に山梨で生きていくことを学んでほしいと願ってきました。山梨学のリフレクション・レポートを見ると、多くの学生が山梨の素敵なところを移住してきた方たちに伝えたいと願っていると分かりました。学生には被災者の暮らしや気持ちに寄り添う優しい眼差しが養われ、今後の日本の災害対応や危機管理についても課題を持つように意識が高まったのが分かりました。そこで、もっと多くの人たちと、3.11を機に山梨に移住、定住している方たちとのつながりを深め、共に未来に進むために、関連メディアを活用した両者の交流を深めるカタリバを成功させたいと強く願うようになりました。

 残念ながら山梨学の科目担当は数年で交替します。講義を終えてみると、3.11のことを語る場が実は身近にほとんどないことに気づきました。山梨に移住してきた方の心は、震災のメモリアルデーが近づくたびに震えています。震災を風化させず、これからもみんなで共有してともに進んでいく場が必要だと強く感じています。


 【写真/多肉植物寄せ植え 多様な個性の寄り添いと分かち合いのイメージ】

 ● 山梨から3.11を振り返り、ともに未来に進むための安心して話せるカタリバを作るために!

 山梨学の科目担当を交替した私ですが、その後も山梨に転入なさった被災者の方たちと交流は継いています。その方たちの暮らしぶりや思い、今後の生活の展望について共有することは、山梨の先住者にとっても非常に貴重な体験です。また、県内に居住している被災者にとっても、これからも山梨で希望をもちながら暮らしていくために、地域とのつながりを大事にしたいと考えているはずです。だから、定期的に両者(被災による転入者と県内の先住者)の交流を持ち続けることが大事なのではないかと思いました。

 そこで今回、3.11東日本大震災のメモリアル・デー前後の日程で、改めて山梨から東日本大震災を振り返る集いを開催したいと思い本企画を考案しました。3.11をきっかけに山梨に移住してきた方は、子育てなどをきっかけに結びつきを深め、山梨て暮らしの再建を図ろうと歩み始めている人もいれば、いまだに震災で受けたこころの痛みを共有するつながりに結び付くきっかけを探している人もいます。3.11から「絆」というコトバが独り歩きをしていますが、「絆」もあれば「分断」もある、と言うのが実感です。この場では「自分はどこまであの経験を話せるだろうか?」と考えてしまったことがある人もいます。

 私たちと言うのは、3.11東日本大震災に関連する山梨の移住者と定住者、先住者であり、「歩み始めている人」と「つながりのきっかけを探している人」でもあり、これからも共に生きていくみんなのことです。今回の交流を皮切りに、みんなの交流の場を続け、新たなつながりを生み出し、新たな価値観を創造して、ともに未来に進むためのカタリバを作りたいと思います。

 【写真下 3月9日 トークを担当する上鶴恵子さん/NPO法人 森の蘇り山梨支部】

 

 ● 3/9-10にイベントを開催。3.11東日本大震災後の陸前高田町を舞台にしたドキュメンタリー映画『きょうを守る』上映、被災当事者のトークと交流会、そしてプラネタリウム、みんなで振り返る時間を過ごします!

・今回は、3.11東日本大震災を意識したつながりを持つために3月11日に近い日を設定しました。

・場所は、山梨県立大学で新規オープンしたフューチャーセンター・プロジェクト「PRISMA(プリズマ)」の活動拠点となる「CASA PRISMA(カーサ プリズマ) 」(甲府駅北口夢小路)を活用します。アクセスが良く多くの方が参加しやすい場所であり、「地域の新たな価値創造に向けた実験や情報発信を行う」という理念からもふさわしいと考えました。

・9日、10日とも一人ずつ、3.11を機に山梨に移住し、新たなつながりと価値観を見出し定住しているゲストスピーカーを迎えて、基調トークを行います。その後参加者との交流により震災を機に自分たちの中で変化したこと、未来への希望などを語りあい、カタリバで共有します。

・CASA PRISMAはまだ新しい場所なので、分かりやすくするために3/7~3/8にはプレイベントで来場者の呼びかけをします。
【写真下 2018年12月の新装オープン時のCASA PRISMA 甲府駅北口 甲州夢小路】

【日程と主な催し】 

★3月7日・8日(木・金):プレイベント・ぶらりカーサ訪問「あなたの3.11を言葉にしよう」(ボードにみんなの声や気持ちを書き出し共有します)&環境映像・音楽の上映(企画者セレクト)

★3月9日(土)と10日(日)

F/カタリバ・カフェ(ゲスト・スピーカー:9日は上鶴恵子さん、10日は小河原律香さんをお迎えします)

10:30~お昼 トーク・カタリバ(1回目)

14:30~夕方 トーク・カタリバ(2回目)

F 映像と音楽 映画 「きょうを守る」管野結花(山梨県立大学卒業生)監督昨品(カラー、70分)

9:00~10:10 上映会(1回目)

13:00~14:10 上映会(2回目)

19:00~19:30 移動プラネタリウム(3月9日のみのスペシャル企画)

★参加者の気持ちを共有できるよう、震災の被災当事者であるゲストスピーカーの語り、3.11に関連した映画の上映、プラネタリウムの上映など、幾つかのアイテムを散りばめました。この企画を実行するために自己資金だけでは少し厳しいので、今回クラウドファンディングを行い資金の調達をお願いします。FAAVOやまなしのクラウドファンディングを通すことで、一人でも多くの方にこの企画の意図を知っていただきたいと考えています。

【写真下 2019年2月21日CASA PRISMA 2Fにて行われたプレ会議Camp Prisma-3】

・CASA PRISMAは、建物2階部分は、来年始まる5Gが推し進めるDX社会を仮想体験出来ます。また、1階、2階では様々なワークショップを行うことができ、参加を通して知の交流を体感する事ができます。そこで今回、その施設特性を生かして、3.11東日本大震災関連の映像(ドキュメンタリー映画「きょうを守る」)を上映します。参加者らが映画を通して震災を追体験し、被災者と気持ちを共有し、被災者と被災していない者の両者の距離を近づける工夫を取り入れました。他にも、3.11以来ずっと被災地の方たちの支援活動を続けている「星つむぎの村(北杜市)」による移動式プラネタリウムの上映を行い、子どもさんたちも参加したくなるようなより魅力の高いイベントにしています。

【写真下 2019年2月21日CASA PRISMA 2Fにて行われたプレ会議Camp Prisma-4】

 【写真下 3月10日トークを担当する小河原律香さん/市民団体<いのちむすびば>共同代表、音楽教室主宰、本と珈琲「カピバラ」珈琲係】

【写真下 移動式プラネタリウムの上映を提供してくだ去る一般社団法人星つむぎの里のロゴマーク】

 

 以上、今回の企画への意気込みを書かせていただきました。これを読んでくださった方の胸に届きますように願うとともに、今回のクラウドファンディングへのご理解、ご協力、ご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。そして、この企画は年に一度、何らかの形で継続していきたいと思いますので、当日のイベントにご参加いただき、よろしければ今後は共同運営者になってくださると嬉しいです。

  ● 支援金の使いみち

 ・ゲストスピーカー(2人)への謝金、交通費とお弁当代等、資料作成費用(30,000縁)

・311東日本大震災のドキュメンタリー映画「きょうを守る」上映費用    (10,000縁)

・スペシャル・イベントの移動式プラネタリウム 投影費用          (10,000縁)

 ※プラネタリウムの上映には本来もう少し費用が掛かりますが、震災後のサポートを続けている「星つむぎの村」さんのはからいで、今回のみ優遇していただいております。

・イベント実施会場費(甲州夢小路 CASA PRISMA)          (10,000縁)

・展示物借用と制作のための費用(絵画、書籍、紙媒体ラミネート加工等) (3,000縁)

・雑費(事務用品、名札、プロッキー、ポストイット、ゴミ袋 等)    (4,000縁)

・交流会での湯茶の準備:お茶、コーヒーなど              (4,000縁)

・FAAVO手数料(ファンディング結果に応じた手数料) 等

 

 以上で70,000縁強が必要となります。うち50,000縁をファンディングでの調達とし、超過分は自己費用を投入して成功させます(縁=円です)。

【写真下 「今、山梨から3.11をふり返るカタリバを成功させたい」企画会議/小尾栄子(中央)】

 

 【写真下 2019年2月21日CASA PRISMA 2Fにて行われたプレ会議Camp Prisma-5】

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします

(主催者 小尾栄子)

最新の活動報告

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  • 早いもので、もうすぐ一か月が過ぎようとしています(報告書進捗状況)    皆さま、こんばんは。このレポートを見てくださっている皆さま、この度のイベントに置きましては、有形無形のサポートをありがとうございました。  2月は逃げる、3月は去る、と言われるかの如く、あっという間に時は過ぎ、リターンの準備を急がなければ!という時期、4月に来ています。奇しくも昨日は新しい和暦の年号「令和」が発表され、日本が新たなスタートをきる幕開けとなりました。新たな時代になっても、災害の時代と言われた平成の、中でも極めて多重な災害であった東日本大震災を、私たちは忘れることなく歩んでいかなければという思いが、参加してくださった方々の胸に響くイベントであったと思っています。    私ごとながら、この春、母の入院や、自分の脚のけがに見舞われ、イベントのまとめが思ったよりもはかどっておりません。また、新学期を迎えいろんなことに追われており、製作途中の報告書の完成が遅れています。どうもすみません。  石原環境農園(石原野良農園)のお米は在庫を確認してすぐにでも購入できます。かくなる上は、報告書に向かう集中力をキープして仕上げを踏ん張りたいと思います。4月中にリターンを発送いたしますので、どうか今しばらくお待ちくださいませ。よろしくお願いいたします。   2019.4.2小尾栄子 写真はイベントの会場であったCASA PRISMAのある甲州夢小路の一角です。 もっと見る

  • 3月9日~10日、無事に両日のイベントが遂行されました。 プレイベント、両日のイベントで併せて来場者併せて33人が上映会やトークに参加してくださいました。 これまで報告させていただいたように、この写真はその一場面です。 参加なさった方たちの他にも、沢山の方から応援のメッセージ、プレゼント、差し入れ等の励ましの気持ちをお寄せいただきまして、とても心強く思いました。 こころより感謝申し上げます。 また、地元の新聞が取材して記事を掲載してくださいました。より多くの方に語る会、カタリバが浸透して、それぞれの地域で小さな語り場が生まれるといいな、と思っています。   今週は、イベントを振り返って報告書を作る予定です。 もっと見る

  • このプロジェクトへのご支援ありがとうございました。 報告が前後して申し訳ありません。 プレイベント、イベントの準備と実施に追われて報告が遅れましたこと、 お詫び申し上げます。そして、ご支援や情報シェアをしてくださった方等の皆様に深く感謝申し上げます。 もっと見る

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