2015/06/19 11:58
と、無謀なプロジェクトが動き出した2014年春…
映画なんてつくったことがない我々にとって余りにも未知なる領域…
そんな頭を抱えている我々に一条の光が、
脚本家、映画監督の今西祐子さんです。
彼女は東京在住で私、重太こと中田裕一の友人なのですが、
「高山が大好きで、乗鞍には毎年行っているんですよ」
そんな彼女、私からの監督依頼に即答で快諾。
我々にとっては、まさに救世主の如くでした。
そしてプロジェクトは具体的に動きだします。
5月にシナハンがスタート!追ってロケハンすること10日間。
なんせ新高山市は広いですから、移動するだけで相当な時間が掛かりました。
7月には、キャストオーディションが行われ、高山だけでなく、東京、愛知、兵庫、山口からも参加者があり総勢57名!!
予算もありませんでしたから、プロデューサーとして関わった私も含め参加者は皆ボランティアです。
それなのに遠くから自費で高山にお越し頂けました。嬉しくて泣けてきます‼︎‼︎‼︎
予算的に20〜30分の短編映画をつくろうと思っていましたが、皆さんの反響に突き動かされ、監督・脚本の今西さんは登場人物を増やし、長編映画を撮ることに決定。
ロケの全ては、古い町並みなど観光名所だけでなく、合併前の荘川村、清見村、宮村、久々野町、朝日村、高根村、丹生川町、上宝村、国府町の旧市町村全域でロケを行いました。
そして我々はそこに住む町の人たちの差し入れや、ボランティア協力でなんとか撮影を終え、編集へと進みました。
そして2015年 2月1日、高山市民文化会館 大・小ホール同時上映で観客1700名。
その後は、製作の高山市の手を離れ、町の団体や学校で自主上映をやってくださること34会場、来場者は3800名を超えました。
そして高山市民だけで観て楽しむはずだったこの映画が、なんとこの夏、光栄にも東京デビューすることとなりました。
場所は新宿、話題の大塚家具さんの近くにありますK'sシネマです。
7月18日〜24日までの一週間。
毎日、お昼1:00〜の一日一回上映です。
しかしながら、今回の東京上映は全く予算がありません。
とはいえ「K'sシネマで上映しないか?」こんなチャンスは滅多にあることではありません。
我々は民間団体「きみとみる映画の会」を立ち上げ、昨年の春、
「高山市民で映画をつくっちゃおー!」
と、大海原へ小さなボートで漕ぎ出した時の様に、今回もまた夢を持って、浪漫を感じて、船出しました。
皆様、どうかこの高山でロケをした、ふるさと『飛騨高山』の映画を育ててやってくださいませんか?
応援してくださいませんか?
いま現在、クラウドファインディングによるスポンサーを募っています。
クラウドファインディング、馴染みのない方も多いと思います。私もそうです。このプロジェクトは、我々の思いに賛同いただいた多くの方々から協賛を募って、目標金額に達した場合にのみ成立します。お蔭様でただいま達成率は70%を超え、50名近くもの方にご支援いただいております!皆様本当にありがとうございます!!!
高山を愛する皆様、どうかご協力をよろしくお願いいたします!!
長々と書きましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
《追記》*
チケットをお持ちのお客様へ
上映一時間前の12:00からK'sシネマ受付で整理券が配られます。
チケットを手元に持っている方も当日はこの整理券を受け取って頂かないと、混み合った場合ご入場出来ないことが御座いますので、お早めにお出かけくださいます様、お願い致します。