
年明けから、三重高校のダンス部がニューヨークにいくためのクラウドファンディングを始めるということで、完全にそっちに持っていかれると恐れている川北です。
向こうはン百万円もしくは1千万円のファンディングになると思うので、比較されたらとても恥ずかしいのですが(眼中にもないと思いますが)、やはり自分は小さくコツコツとやっていくことしかできないので、着実に一歩ずつ踏み締めていきたいと思います。
といいながら、良いプロジェクトだったら支援したいなとも思っています。
大きなことが起せなくてもいい。小さなことを着実に積み重ねていける人の一番最初の小さな一歩の支援ができればいいなと、いつも思っています。
当然、小さく積み重ねるといっても無闇に何かやっていくのではなく、一定の目標を立ててマイルストーン(飛石)を置いていく必要があります。
すでに終わったパティシエやチョコレートのプロジェクトも同様ですが、今回のような少額で目標金額を達成しやすいプロジェクトの場合、大切なのは金額ではなく、スタートアップに巻き込める仲間、支援者をいかに増やせるかだと考えています。

12月16日(月)にパティシエプロジェクトのオープニングイベントがありました。
昼の部には14人(だったかな)、夜の部には4人の方が参加していただいていました。
また、起案者の山本さんがもともと知り合いだったパティシエの西川さんはともかく、38コーヒーの岩田さんは、今回のイベントで初めて知り合い、そして協力していただくことができました。
オープニングイベントの参加者は合計だけ見れば18人と、それほど多いわけではないが、少ないわけでもないという数字だと思います。
ただこの18人のほとんどが、WEBや新聞や口コミなどでプロジェクトを知り、見て、支援をし、その動向を一緒に追っていた仲間だと思っています。
キングコングの西野さん風に言えば共犯者ですね。

普通にイベントとしてチラシをつくり開催した方が、起案者もレポートなどを書かなくて良かったでしょうし、参加者もサイトに登録する手間もかからなかったので、人数的にはもっと集まったかもしれません。
でも、ただイベント当日に来た人とは違い、プロジェクトを見て、思いやアクションに共感し、12月16日を楽しみに楽しみに待っていた人たちの、何と言うか「濃さ」って、ニーズが多様化し細分化しコミュニティが希薄化している世の中でとても大切なもなんじゃないかなと思っています。
チームじゃないのにチーム感があり、つながってないのに実はつながっていて、みんなで1つのものを成功させたいという気持ちになるのって本当に希少で大切だなと思います。
オープニングイベントには、チョコレートプロジェクトの市川さんも来ていて(こういう関係性も勉強会した甲斐があったなと思っています)、終わったあと市川さんから、僕のスピーチが良かったとメッセージをいただきました。
実際は緊張して何を話していたかをあんまり覚えていないのですが、おそらくクラウドファンディングをすることで「知ってもらうこと」「支援・応援してくれる人を増やすこと」ができるということを話していたと思います。

前置きが長くなりましたが、というわけで、このプロジェクトが目指すのも、金額以上に支援者だと考えています。
もちろん金額が多いに越したことはありませんので、追加でご支援いただいている皆様には本当に感謝しております。僕の新たなアクションのためのガソリンになります。
以前にも書きましたが、FAAVO三重では現時点で56のプロジェクトが立ち上がっています(CAMPFIREサポート案件というのを最近見つけたんですが、それはよくわかっていないので今回は数に入れていません)。
動いているのは2019年12月17日時点ではこのプロジェクトだけですが。
56プロジェクト中、最も支援者数が多いのがフライングディスクプロジェクトで95人です。

2位がSANTASで88人、3位がかけモックで87人、4位が希望の園で65人、5位がママサミットで55人、6位がチョコレートワークショップで47人、7位が熊本震災としん坊くんの2つで46人、9位が高岡コンドルズで42人、10位が生産者と料理人の化学反応で39人となっています。
こうやってみると、チョコレートワークショップってかなり支援者集まったんですね。
で、せっかく目指すなら支援者数ベスト10には入ってみたいなと思い、支援者数40人を1つのゴールにしようと思っています。
本当はSANTASを抜きたかったのですが、さすがにいまのプロジェクトだと難しいとは考えています。
この支援者数40人を1つのゴールとしたときに、いくつかの中間地点(マイルストーン)をつくりたいと思います。
今日の時点で支援者数は23人。56プロジェクト中、28位となっています。
中間地点は以下のように作ります。
25位・・・支援者数25人
20位・・・支援者数28人
15位・・・支援者数33人
10位・・・支援者数39人(もしくは40人)
こうすることで、いきなり15人増やすというよりは、まずは2人増やそうと、地に足がついた計画をたてることができます。
では、どうやって増やすのか?
ここで久しぶりにFAAVOのデータを見てみたいと思います。

見ていただいてわかる通り、このプロジェクトの平均支持率は5.7%です。
チョコレートワークショップが4.9%ぐらいという話だったので、思ったより高いですね。
閲覧者数(ユニークユーザー)が増えると支援者のパーセンテージが薄まって減っていくと考えるて、仮に5%とぐらいとになると想定します。
すると25位、つまりあと2人増やすためには閲覧者を40人増やせばいいということになります。
トップページ訪問者数が401UU(ユニークユーザー)なので、単純計算すると、これが441UUになれば、支援者も25人になるはずです。
こういうとりあえず仮説を立てて実証し、振り返るという作業はとても好きです。
個人的には仮説を立てることはとても大切だと思っています。
この話をすると長くなるので、また別の機会に書けたら書きます。
さて、僕のFacebookの友達は836人です。
Facebookからの流入は297なので、友達の約35%が見てくれていると考えることもできます(実際は他の人のFBから飛んできている可能性もあるのであくまで仮置きみたいな考え方です)。
逆にTwitterのフォロワーは1,037人いますが、流入数は93なので約8%となります。
現時点で伸び代があるのはTwitterの方なので、441UUを目指すために、いまからはTwitterの方に力を入れていきたいと思います。
Facebookは記事の内容というよりその人自身を応援したい気持ちとか信頼度のようなものが強いと考えていますが、Twitterは記事自体のインパクトが重要になってくると思います。
また記事の流れる速度が早いことから、1人でも多くの人にリツイートしてもらうことが重要だと思います。
そのあたりの記事の書き方をいろいろ試しながら、25位を狙いにいきます。
ちなみに、最新のデータによると、僕のTwitterは最新の28日間で54,699件のインプレッション数(閲覧数)で、1日平均1,971件のインプレション数(閲覧数)とのことです。

これは1日あたりの閲覧数であり、1記事あたりの閲覧数ではないのですが、反応の良いツイートを参考にして、1日あたり1,811件のインプレッション数を目指してみようかと思います。
気がついたらかなり長くなってしまったので、一旦この辺りにし、次回に続きます。





