伝統のだんじり祭りで子供達に夢を与えたい
この街に生まれ、育って今年で51年。「だんじり」青年団長、檜友会(OB会)会長をし、今年、保存会会長という大役を引き受けて5年になりました。ほんとあっという間に、この歳になりました。振り返れば私の人生には、いつも「だんじり」祭りがありました。子供の頃は、いつも「だんじり」の綱を引き、中学生の頃は、太鼓をたたき、高校生の頃は、「だんじり」が終わると寂しくって、涙がでたこともありました。

4トン近い「だんじり」は、どれだけ力持ちでも、ひとりでは2日間曳行出来ません。いろんな人の協力、助けがないと「だんじり」は出来ません。私は「だんじり」を通じて、子供達、若者達に、人とのかかわりの大切さを伝えたいという想いで活動しています。

▲4トン近い「だんじり」

▲みんなで曵いていきます。
だんじりを曳くための費用は、「御花」と呼ばれる御祝儀で賄われています。現金であったり、お酒であったり、町民・氏子・地車にかかわる者たちの寄付で賄われております。 いったん地車の修理、買い替えともなると多額の費用が必要になります。一方で、地域経済の停滞、商業数の減少によるだんじりご祝儀が減少しているのが現状です。
今回のクラウドファンディングでは、皆様から募らせて頂いた費用を改めてだんじり祭りの地車曵行費用に充て、もう一度だんじり祭りを盛り上げたいと考えています。
だんじりを通じて将来ある子供達、若者達に成功体験を経験してもらいたい。挨拶すること、礼を尽くすこと、夢を見ることの大切さを伝え、みんな笑顔で「だんじり」って素晴らしいことを共有したいです。皆様の応援、どうぞ宜しく御願い致します。
だんじり祭りとは?
関西、大阪地域において毎年秋に開催され山車にだんじり・地車が用いられる祭です。だんじりと言えば、岸和田だんじり祭りが有名ですが、ここ河内長野でも古くからだんじり祭りで河内長野市中が興奮と熱気につつまれます。

次世代へ、守り、継承していく素晴らしい伝統。河内長野市は、大阪府南河内地域に位置する市。 また、観光地としては奥河内という名称が使われ、滝畑四十八滝や岩湧山などの大自然、観心寺や金剛寺、そして高野街道などの歴史的価値のある史跡や建造物が残るほか、楠木氏ゆかりの地としても知られており、全国の市町村において12位の文化財を有しています。
人口は 11.25万でありますが、中心市街地の商業施設も空き店舗も多く、観光産業も疲弊しております。これが地域経済の停滞によるだんじりご祝儀の減少という課題にもつながっております。
これからは地域のコミュニティ強化、観光情報の発信や広告宣伝、農業・林業・漁業・鉱業や製造業など地域産業の発展・振興、地域商店街の活性化、地域通貨など、様々な地域振興に関する施策が必要になると思われます。そのなかで、河内長野市になる地車祭りで情報を発信し、この地域の魅力を発信すると共に人と人の絆を取り戻したい。これにより、だんじり祭りを通じて達成感や、夢を持つ事の大切さを若者に伝えたいです。
プロジェクト詳細

【日時】2014年10月11日(土)、10月12日(日)
*見所は、10月11日(土)夕方千代田駅前パレードです。
【千代田石坂だんじり 概要】
地車の特徴は、堺型板匂欄出人形型で彫刻師は堺「彫又」との言い伝えがございます。通常の地車は山登り型と言われ、駒の間隔も狭く岸和田のように走る目的で作られておらず、ゆっくり練り歩きアップダウンに耐えられる構造になっております。見送り(小屋根の下が空間になっていて、そこに彫り物がおいてあります。)には、『素戔嗚尊(出雲の国の主神日本神話で,特異で劇的な役を演じている凄まじい暴力と武勇の持ち主の神。)の龍退治』、『雄略天皇の猪退治』、『大巳貴命(大国主神とも呼ばれ、素戔鳴尊の子孫)の鷲退治』と柱巻き彫刻には、『仁田四郎(源頼朝に仕えていた伊豆出身の猛将、仁田四郎忠常)の猪退治』、板匂欄の『加藤清正(安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将・大名。)の虎退治』が彫刻されている。まさに、日本の歴史を彫刻にした後世に残したい伝統の宝物です。

『河内長野市 千代田石坂地車曳行スケジュール』(予定)
■2014年10月11日(土)
千代田石坂地車小屋出発〜千代田神社宮入〜千代田石坂(昼食)〜夕方千代田駅前パレード〜千代田石坂地車小屋着
■2014年10月12日(日)
千代田石坂地車小屋出発〜千代田駅前〜千代田周辺曳行〜千代田駅前パレード〜千代田石坂地車小屋着
*千代田神社 〒586-0002 大阪府河内長野市市町469
*千代田駅 南海高野線 〒586-0001 大阪府河内長野市木戸1丁目1-13
*千代田石坂地車小屋 大阪府河内長野市木戸西町3丁目7−6
支援金用途
曳行費用の一部 24万円
FAAVO手数料 6万円
曳行費用(地車タオル制作費、傷害保険、地車連合会費、祝儀板作成費、地車連合会費、備品購入費、広告宣伝費、運営維持費等)の一部に今回のクラウドファンディングを充てたいと考えております。
リターン品について
御祝儀版にお名前を掲載致します!

だんじりを曳くための費用は、「御花」と呼ばれる御祝儀で賄われています。地域の方々の御祝儀や商売をされている方々の御祝儀、ご寄付、ご支援で地車曳行は成り立っております。そのご支援をいただいた皆様のお名前を、「祝儀板」に掲載させていただき、お祭り当日感謝の気持ちをお伝え致します。
※希望しない方は支援時にコメントで希望しない旨ご記載ください。
だんじり地車曵きにご参加頂けます!

5000円以上ご支援頂いた方には、当日だんじり地車曵きにご参加頂けます!
千代田石坂オリジナルタオル限定品1枚を配送致します!

当日お祭りに参加できない方向けに、千代田石坂オリジナルタオルの配送を行ないます。
千代田石坂限定法被(はっぴ)当日貸し出しを致します!

※当日貸し出しを希望される方は、以下どちら1日をお選び、ご連絡ください。
■2014年10月11日(土)
■2014年10月12日(日)
スケジュール
古くから伝わる伝統の河内長野だんじり祭り。
毎年10月の第2土、日曜日に行われ、今年2014年は、10月11日(土)と12日(日)に行われます。
〈スケジュール〉
・曳行コース決定 2014年9月
・試験曳行 2014年9月28日(日)もしくは10月5日(日)
・本曳行 2014年10月11日(土)12日(日)
最後に

だんじり祭りを通じて、若い世代に、だんじりの素晴らしさと仲間の大切さ、生きることの楽しさを伝えたいと思います。人は一人では生きられない。支えられていることへの感謝。夢をあきらめないこと。このことが、若い人の人間力になると信じています。こんな風に若者に伝えています。私が尊敬する吉田松陰という明治維新の原動力になった方の言葉です。
『身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂』
これは、約160年前日本がまだ鎖国していて、他の国とまだ国交がなかった時のお話です。
吉田松陰は、これからの日本を良くするには、開国し日本の国力を強くすることを唱えました。
しかし、その当時その思想は危険な思想とみなされ、投獄され、武蔵で処刑されました。(享年30歳)
先の吉田松陰の言葉、その処刑されるときの言葉です。
『身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂』
この意味は、もし私がこの武蔵で死んでしまっても、次の世代を良くするという大和魂は、決して無くなるものではないというものです。人生には、決断するときに迷うことがあります。
その時の判断基準は、人として正しいか?
男としてカッコ悪くないかを考えてみてください。
ちっちゃな男にならないで、大きくなろう!!
元巨人軍の川上哲治さんの言葉です。
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳が出る
真剣にやれば知恵が出る
本物のカッコいい大人の男になろう!!
みんなでカッコいい、楽しい祭を目指して頑張りましょう!
*当自治会規定により,
暴力団若しくは暴力団員又はこれらと社会的に非難されるべき関係を有する者、
他の方に迷惑をかける恐れのある方は,
クラウドファンディングにご支援頂いても御祭礼にご参加頂けませんので、
ご理解ご承知の程よろしくお願いします。
起案者情報

【代表者】千代田石坂保存会会長 道端俊彦
【facebook】
■公式だんじりFacebookページ
■河内長野市 市制施行60周年記念 祝賀地車パレード
※本年度2万人が参加した祝賀地車パレードです。