みなさまのご協賛のおかげさまをもちまして12月4日~6日に無事に終了しました。
前夜祭の4日には地域の高齢者と共に古い写真をスライドで見ながら懐かしい街並みに思いを馳せ、また歌声喫茶で大きな声で昭和の歌を楽しみました。
5日には子どもたちの手作り作品のマーケットや地域のフードマーケット、そして、ホールの壁に子どもたちがアートペイントを施しました。プロの絵描きに描いてもらった大きな下絵は、「未来に向かって大きく羽ばたく鳥」「大きなお陽さまとともに笑顔溢れる街」
その思いを、さらに子どもたちが色鮮やかに仕上げてくれました。そのアートの中で繰り広げられた地域の子どもたちの音楽。地元水車和太鼓のキッズチーム、能登川中学軽音楽クラブ、能登川高校音楽部、ダウン症の子どもたちのダンス、世界を目指すダンスチーム・・・様々な成果発表の場となりました。みんなの笑顔と目の輝きが印象的でした。
こんな発表の場を作ってもらえて嬉しいと、お礼の言葉もいただきました。
チャレンジすること、その場を作ることの必要性も感じました。
そして、6日は「第2回びわこチャレンジ音楽祭」、東近江市制10周年の記念事業ということもあり、市長もご挨拶にお越しくださいました。びわこジャズ東近江との共催により本格的な音響と照明で、能登川の旧コミセンがこんな立派な舞台になるのかと目を見張りました。そんな中でカラオケ大会の決勝戦とゲストアーティストのステージが繰り広げられました。カラオケ出場者の年齢層が10歳から79歳と幅広く、見応えのある内容でした。
見る人から魅せる人へ。みなさん堂々たるステージでした。
地域のみんなが集まる3日間、音楽とアートが溢れる3日間。イメージしていた通りの3日間となりました。そして、12月6日をもって旧コミセンは完全閉館となりました。
思い出いっぱいのコミセンをたくさんの音楽とアートと笑顔で締めくくれたことを嬉しく思います。
正に、音楽とアート=芸術は年齢、性別、障害を超えすべての人に平等にチャンスを与えてくれます。誰もが自由にチャレンジできます。今回のイベントをきっかけに、これからも芸術を街づくりの中心に位置づけ、にぎわいを興していきたいと思います。
コミュニティーセンターは地域文化創造の場です。
その役割を40年間担ってくれた旧のコミセンに有終の美を飾れたことを喜ぶとともに、
皆様からいただきましたたくさんのお気持ちに深く感謝を致します。
ありがとうございました。