お子様が描かれた大きな絵がまるで壁画のよう。思わず歓声をあげました。
聞きにくいと思っていること、何でも聞ける場を。
濱田アキがお送りします。
クラウドファンディング期間に突入する直前、『ジュエルっ子プロジェクト』に、守山市立物部幼稚園さまから人権研修のご依頼がありました。
2月の『対話型原画展』にお越しいただいた山本園長先生からのご依頼でした。
大切なお子さま・保護者さまと関わられている中で、『LGBT』のことも必要不可欠と感じてくださったそうです。
まずは当事者(私)に、中々聞きにくいと思っていることもざっくばらんに質問ができるような場を、というご要望でした。
そういうわけで、犬飼によるパフォーマンスアート、『絵本・ジュエルっ子物語』の朗読、懇親会形式の座談会と、『対話型原画展』の全てのプロセスをご採用いただきました。
7月19日。待ちに待ったその日。
アイスブレイクの意味もこめて、『パフォーマンスアート』からスタート
共通の言葉や知識がなくったって、人はつながっている。
この、世界中の公演で様々な人とつながって来た犬飼によるプロセスはとても重要なポイントです。
と言うか、職員さま方と犬飼のハグを観ながら、私が早々に涙腺決壊しましたよ〜
濱田による『絵本・ジュエルっ子物語』の朗読。
職員さま方と心をつなぐように意識をする。
そこにLGBTは関係ない。『ジュエルっ子物語』だからこそ、LGBTを超えられる。
セクシュアリティのマイノリティを扱うにあたって、どうしてもはずすことができないと思うことは、通常の研修のように講義形式にさせていただきました。
『よりそう』ということ
ただ少数派というだけで、不利益を被っているのは本当におかしい。
自分も多様性の中の一部。たまたま多数派に当てはまっているだけなのかも知れない。
人権とは『当事者性』が本当の意味で腑に落ちることからスタートするのだと思います。
しかし、自分の中にある差別意識や思い込みは変えようと思ってもなかなか変わるものではありません。
それなのに、
あれがダメ、これはいい。
あれが間違っている、これが正しい。
人間関係において、そんなことを判断することが一体何になるでしょう。
誰の中にだって、差別をする意識はある。
そこを認識する。
あなた と わたしは おなじ
未熟な一個人。
間違いをおかしたらごめんなさい。
でも、わたし、あなたを愛しています。
だから、横にそおっと並んで、一緒に歩ませてね。これからずっと。
わたし、あなたを知るわ。
あなたも、わたしを知って。
これが、支援の形。
『よりそう』ということなのかも知れない。
あたたかな職員さまに囲まれて、私はそのように実感していました。
守山市立物部幼稚園さま。
このたびはご依頼をいただきましてありがとうございました。
大切なお仕事をされている皆さまの、日々の業務に少しでもお役に立ちましたら幸いです。
ご依頼をお受けします。
『ジュエルっ子プロジェクト』では、人権に関わらず、様々な集まりでのご依頼をお受けしております。
ピンと来られたら、ぜひご連絡ください。
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『ジュエルっ子プロジェクト』