「カキオコ」を通じて交流しながら、楽しく美味しい東北の復興を目指したい!
FAAVOをご覧のみなさま、はじめまして。日生(ひなせ)カキオコまちづくりの会の会長をしております 堂本 と申します。
「カキオコ」とは、日生特産の新鮮で肉厚なカキをふんだんに使ったお好み焼きのことです。
私たちは、2002年から「日生カキオコ」を通じて、楽しく美味しいまちづくりに取り組んでいます。

▲B-1グランプリin鳥取での集合写真
私たち、日生カキオコまちづくりの会は、これまでにカキをつながりとした宮城県南三陸町での東北復興プロジェクトやAMDA東日本大震災復興支援活動の応援募金など、できるかぎりの支援を行っています。
今回は、震災後3年ぶりに復活して、11月23日に宮城県石巻市で行われる「石巻かきまつり」を盛り上げたい!と思い、チャリティー販売を行うための出展費用の一部をFAAVOで募らせて頂きたいと思っています。
日生(ひなせ)カキオコまちづくりの会の活動とは?

▲楯越山から見た秋の日生の海

▲カキいかだ

▲日生の牡蠣
当会の前身「日生カキお好み研究会」は、日生特産のカキを使ったお好み焼きと漁村の町並みと人情を楽しめるまちとして、全国さらには全世界に発信しようという冗談から始まった自主的な研究会です。
2002年の発足当時は、観光客もまばらな閑散とした町でしたが、「カキオコ」がマスコミに取り上げられるようになると、まちは少しずつ活気づき、当会が2011年に「B-1グランプリ」に初出展した直後は、当時では想像できないほどの観光客が押し寄せるようになりました。それと同じように、東北のカキの産地でも、カキオコで元気になれるのではないかと。
そのためには、まず私たちが「カキオコ」の全国的な知名度を上げなければなりませんが、その一方で、東北のカキの産地でチャリティー販売をしながら「カキオコ」という新しい牡蠣の食べ方を紹介することにより、三陸沖のカキを使った「三陸カキオコ(仮称)」でまちを元気にしようという機運を盛り上げて、楽しく美味しく復興してもらいたいと考えています。

▲カキオコ

▲カキオコシーズンの日生の風景
同じカキの産地をともに盛り上げる!
宮城県は震災前、カキの生産量が全国第2位でした。第3位だった岡山県の主要産地・日生で活動している私たちは、自分たちの町だけでなく、同じカキの産地をともに盛り上げたいと思い、昨年、東北復興プロジェクト(第1弾)として、震災前から相互交流していた南三陸町を訪れました。

▲震災後の石巻市の様子
震災から復興するまちは、当時の自分たちのまちのようでもあり、今回は、B-1グランプリを通じて交流のある「石巻茶色い焼きそばアカデミー」の地元・石巻市のみなさんと交流しながら、3年ぶりに復活する「石巻かきまつり」を盛り上げたいと思っています。
岡山、そして東北から世界の「カキオコ」へ!

▲南三陸町での活動風景
私もこのプロジェクトを始めようとして、初めて知ったのですが、東北地方にはお好み焼き文化がないんです。
それでも、そもそも「カキオコ」を全国さらには全世界に発信しようという冗談から始まった団体ですから、震災に負けずに頑張っているカキの産地と同じように、私たちも未開の地を開拓する気持ちで挑戦していく覚悟です。
そのためには、「日生カキオコ」をもっと知ってもらい、名前を聞いただけで、食べてみたいと思ってもらえるぐらい、知名度を上げていかないとダメだと思っていますので、これからも精一杯、私たちのまちをPRしていこうと思っています。
将来的に、東北地方に「三陸カキオコ(仮称)」を提供するお店ができたら、「日生カキオコ」とともに、ブランド力を高め、世界のカキオコを目指していきたいと思います。
このプロジェクトを契機に、さらに活動を拡大していきたいと考えていますので、応援よろしくお願いします。
スケジュール
2013/10/19-20 「備前焼まつり」に出展して、PR
2013/10/29-30 「来て!観て!食べて!inおかやま」に出展して、PR
2013/11/9-10 「B-1グランプリin豊川」に出展して、PR
2013/11/22 現地(宮城県石巻市)入りして、会場準備
2013/11/23 「復活!!石巻かきまつり」に出展して、チャリティー販売

2013/11/24 前回訪問地・南三陸町を視察後、帰岡
2014/冬 プロジェクト成功記念の「カキオコ」パ-ティー開催
集まった支援の用途とその内訳
「復活!! 石巻かきまつり」への出展費用総額60万円のうち、石巻市内での材料(牡蠣など)調達費用(20万円)、資材輸送費用・現地での移動費用などの諸経費(10万円)計30万円に充てさせていただきます。
最後に
岡山は自然災害が少なく、温暖で本当に住みやすいところです。だからこそ、「生かされている命に感謝」して、できる時に自分たちにできることを、そして、自分たちにしかできないことをやりたいと思っています。
そこでさらに、私たちだけでなく、みなさんの温かい気持ちも一緒に、東北に持っていければと考えています。
東北復興プロジェクトが無事成功して、岡山に帰ってきたら、サポーターのみなさんと一緒に「日生カキオコ」を囲みながら、土産話に花を咲かせ、「東北を忘れない」という気持ちを広げていきたいと思いますので、みなさまのあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

▲東北復興プロジェクト(第1弾)での記念撮影