『九州』における『防災意識』を高めていきたい!
FAAVOをご覧のみなさま、はじめまして。東日本大震災復興支援団体Q.E.D.Project架け橋代表の田中惇敏と申します。当団体はこれまで15大学170人の学生の皆様をボランティアとして派遣して参りました。

地震大国である日本において、常日頃から防災意識を高める活動および団体同士の連携をしておかなければ、東日本大震災の教訓を活かせません。
学生の立場から、できることを精一杯やっていきたい。このような想いから、今回新たに「九州学生ボランティア災害対策ネットワーク」(仮)という団体を作り、定期的に被災地の状況を伝える情報の発信や、防災意識向上のためのイベント開催を行っていきます。そのための資金の一部を、今回FAAVOで募らせて頂きたいと思っています。
東日本大震災、南海トラフ巨大地震、フィリピン台風被害からの教訓を活かす
皆様の知っている通り11月8日に発災したフィリピンにおける台風被害で5,500人以上もの尊い命が亡くなりました。このような災害は国外ばかりではありません。南海トラフ巨大地震は30年以内に60〜70%の確率で起こると言われております。福岡も例外ではなく、天神と博多の地下を通る警固断層は最大で震度7にすると推定されています。以下の写真のようなことが日本ならどこでも起こりうるのです。

このような状況下で、私たち学生が動かなくてよいのか。
現在、九州各県には学生が運営する復興支援団体が20団体以上、福岡にも私の知っている限り7団体あります。次なる災害対策に対して問題意識を持っている団体が多いのですが、まだまだ十分なアプローチが出来ていません。
そこで、大きな震災が起こった際に有効な情報の発信源となる団体を目指し、「九州学生ボランティア災害対策ネットワーク」(仮名称)を作って横のつながりを強化していきたいと考えています。
九州学生ボランティア災害対策ネットワークでつながる

単にネットワークといっても、平常時から密な連携をとっていなければ、災害時に対応をすることは難しくなります。そこで、本ネットワークは定期的なアクションに重点を置き、活動していきたいと考えております。
具体的には、①最後まで流れが見える募金活動、②定期的なシンポジウム・WSの開催、③各団体の情報発信を行います。
①最後まで流れが見える募金活動
募金活動を行う以上、皆様のお気持ちがつまった支援金をどのように使うのか、しっかりと情報開示していく義務があると私達は考えます。
街頭募金を行う際は、ご支援頂いたお金がどこでどのように使われるのか、また、支援先の状況が現在どうなっているのかわかる情報を載せたビラを配布致します。
②定期的なシンポジウム・ワークショップの開催
防災意識を根付かせてゆくためには、定期的な活動が必要です。そこで、まずは防災をテーマとしたシンポジウム、ワークショップを開催したいと考えています。初回のシンポジウムでは各災害対策学生団体にお集り頂き、災害が発生した時に必要な物と心構えを各段階にわけて考え、ひとつの冊子にまとめます。
まとめた冊子はしっかりと防災士の方に確認を頂き、より実用性を高めていきます。作成した冊子と防災セットは、今回支援して頂いた方に送付致します。
③各団体の情報発信
九州学生ボランティア災害対策ネットワークを通じてつながった団体の情報発信を積極的に行っていきます。
東日本大震災大震災から学び、地元福岡のために活動しようとする学生の応援を是非ともよろしくお願い致します。
支援金用途
○防災意識向上のためのイベント開催費
○見える募金のためのビラ印刷費
○有事の際の準備費
最後に

福岡は東北から離れているために他地域と比べると防災意識は低く感じます。しかし、南海トラフが想定される最大規模で発災すると、支援に動くことの出来る地域は九州と北海道の皆様だけです。
災害大国である日本にある限り、福岡も決して安全ではありません。東北の経験を生かすためにも皆様のご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。
起案者情報
【団体名】Q.E.D.Project架け橋
【代表者】田中 惇敏
【HP】
http://project-kakehashi.jimdo.com
【facebook】
https://www.facebook.com/pages/QEDProject架け橋/356984664374918
【Twitter】
https://twitter.com/P_kakehashi
【Blog】
http://project-kakehashi.jimdo.com/ブログ