2015/05/10 19:51
今回の非就活セミナーに登壇するパネリストへのインタビュー記事を連載。 第2弾は、家も大したお金も持たず全国を駆け巡り、多くの人々の心を解放し続ける、坂爪圭吾さんです。 1.これまで就活をされたことはありますか?当時の思い出などがあれば少し教えてください。 ありません。私は大学を退学しているのですが、一番の理由は「ここにいたら自分がダメになる気がした」というものであり、それ以来、学歴がなくても(一般的なレールを逸れても)生きていける道を模索し続ける日々がはじまりました。それは「どう生きるか?」という問いでもあり、生まれたからには生きていかなければならないのですが、自分自身も未だに答えは出ていません。 2.今の一般的な就活の流れに対して、何か思うことや感じることはありますか? 一度も就職したことがないのでよくわからないのですが、自分以外の何者かになることを強制されているような雰囲気を感じることがあります。裏返せば「いまのままのあなたでは通用しませんよ」というメッセージが溢れていて、就職したり正社員になることで「みんなと同じである」安心感は得られるかもしれませんが、「自分が自分である」ことの手応え(大袈裟な言葉で言えば「生きている実感」)は非常に得づらくなっているような印象を覚えます。 3.当日はどんなお話をしたいと考えていますか?今回のセミナーに参加される方、もしくは参加しようか迷っている方たちに一言お願いします。 過去に一万回以上は「そんなんじゃ生きていけないよ」と言われ続けてきたのですが、そんなんで生きてきてしまった(そしてこれからもそんなんで生きていくであろう)私自身の実体験を踏まえたタメにならない話をしたいと思います。いままでの人生がどうにかなってきたように、多分、これからの人生もどうにかなると思います。「こんなバカでも死なずに元気に生きている」姿を晒すことを通じて、僅かでも『人生は意外とどうにかなる』という空気感を醸し出していけたら幸いです。 いかがでしたでしょうか。 坂爪さんは、一般的には非日常とされるような生活を送る中で得た気付きや学びを、ブログを通して全国に発信し続けております。 その言葉の一つ一つはまるで暗闇に一筋の光を差し込むような、力強く希望に溢れたものばかりです。皆様もぜひ読んでみられてはいかがでしょうか。 ≫いばや通信 次回のインタビューは、「暮らしそのものを仕事に変える」活動を幅広く展開する3児の父、渡邊健太(ネジ)さんのインタビュー。どうぞお楽しみに! Next≫≫ パネリストインタビュー#3 渡邊健太(ネジ)