てんかん啓発イベント『パープルデー』を大阪で成功させたい

「てんかん」は、100人に1人がかかる病気です。 このありふれた病気は、古くから好奇や差別、偏見などの対象になってきました。 そんな社会を変えたい!世界中で行われているてんかん啓発キャンペーン「パープルデイ」を大阪で成功させたい!!

現在の支援総額

400,000

200%

目標金額は200,000円

支援者数

109

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/02/09に募集を開始し、 109人の支援により 400,000円の資金を集め、 2018/03/20に募集を終了しました

てんかん啓発イベント『パープルデー』を大阪で成功させたい

現在の支援総額

400,000

200%達成

終了

目標金額200,000

支援者数109

このプロジェクトは、2018/02/09に募集を開始し、 109人の支援により 400,000円の資金を集め、 2018/03/20に募集を終了しました

「てんかん」は、100人に1人がかかる病気です。 このありふれた病気は、古くから好奇や差別、偏見などの対象になってきました。 そんな社会を変えたい!世界中で行われているてんかん啓発キャンペーン「パープルデイ」を大阪で成功させたい!!

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大阪府教育委員会様より府下の支援学校すべてB2ポスターを掲出とのご要望を頂き、パープルデー大阪のポスターですが増刷をいたしました。これも皆様のご支援のおかげです。(予算的には風船に引き続き、完全に見切り発車ですw)
さて、パープルデー大阪のポスターですが、参加人数約300名、製作期間1年の超大作?というのも、“PURPLEDAY”の文字の中に入っている画像はすべて昨年から実施していたインスタグラムのお写真を活用させていただきました。まさに皆様と共に創りあげたポスターです。
その制作秘話をお送りします。
昨年度のパープルデー大阪は、大阪の有名なランドマークをパープルのライトアップをしたいという企画で様々な場所にオファーをいたしました。結果、残念ながらすべてNG。でも何かしたい!その思いでデジタルでみなさんとつながるという目標に切り替えインスタグラムの企画をしました。
インスタグラムでは沢山の写真が集まりとても幸せな気分となっていたのですが、3月26日のパープルデーが終わり、4月に入り改めて冷静に確認してみると、残念ながらてんかんの関係者かその家族・友達の投稿がほとんど、てんかんと無関係の人の投稿はほぼありませんでした。(もしかするとゼロかもしれません)
そこで広告会社勤務の実行委員会スタッフが、仕事関係のクリエイター、コミュニケーションデザイナーにその理由を探ってみました。そのほとんどが『てんかんというセンシティブなテーマに気軽に参加しても良いか、その葛藤で躊躇してしまった』という理由でした。普段はこのような啓蒙・啓発活動が好きな職種である人達なのに。悔しさ反面、納得しきれていない実行委員会スタッフは、あるクリエーターに本音の議論・忌憚ない意見を欲しいと喰らいつきました。
するとそのクリエイターから『正しい知識というけど、てんかん関係者のみなさんは、僕らに何を知ってほしいの?』と、言われました。
パープルデー大阪スタッフ『てんかんは10人いれば10人症状が違うし、それぞれ抱えている課題も違う。伝えにくいんや、でも正しい知識を知ってもらうことは悪いことではない、ソーシャルグッドやん!それだけで広がるやろ!!』と、反論
クリエーターさんは続けざまに『忌憚ない意見っていうから正直に言うけど、正しい知識ってすごくあいまいだよ。そんなあいまいなモノを 僕らてんかんに無関係の人間にどう理解させるか?※※さんのプランニングはまだ俺たちのとこに下りてきてないよ』と、言われました。
確かに我々が考え実行したプランは、てんかん関係者視点であり、本当にこのコトを知って欲しい “てんかんに無関係の人“に分かりやすく伝える工夫・アイデアは練り込めてないと気づかされました。
その答えの出ぬまま、クラウドファンディングの打ち合わせ。その時も結局“正しい知識を分かりやすく”と、いう壁・難問にぶち当たりました。
実行委員会の医師と患者のパパ・ママでかなりの時間をかけ議論をしました。(答えはないのかなぁー)とあきらめかけていたところ、てんかん患者のママから
『てんかんの罹患数って痛風より多いよね、痛風ってみんな公言 中にはネタにしてる人もいるの なんで“てんかん“はできないんだろう。』という話しがでました。それが今回のコピー
『わたし、てんかんなんだよ』 もう少しだけ気軽に言えたら
につながったのです。
さて、パープルデー大阪のホームページは、あるWEBデザイナーさんに<ある時払いの催促なし>という、非常に申し訳ない条件で作ってもらい、運営しています。そのWEBデザイナーさんは、当初はてんかんに関する知識は全くありませんでした。でもホームページを制作する過程で多くの事を勉強いただき、今ではかなりの“てんかん”ヲタクになっています。そうどんなカタチでも参加いただくことが、正しい知識が身に付くチャンスになるんです。
そこでこのプロジェクトに参加してくるグラフィックデザイナーの協力者をfacebookでお願いしてみることにしました。すると直後に今回のポスター制作をしてくれたデザイナーさんから電話を頂きました。(後日、そのデザイナーさんから、その時の電話は別件だった。こちらがあまりにも嬉しそうにどんどん話しをするので、断りきれなくなってオファーを受けたと言う真相を聞かされて赤面でしたw)
さて、そのデザイナーさんもてんかんについてご自身で調べ、質問もしてくれ、そしてこのポスターが出来上がりました。今やご自身のFACEBOOKでもてんかんを話題にしてくれています。ここでもてんかんに関する正しい知識の普及ができました。
何よりご協力いただいたお二人とも『とても良い仕事と体験ができた。これからも応援する』と、おっしゃって頂いております。
私たち、てんかん患者やその家族は特別な課題(SPECIAL NEEDS)を持っています。その課題を特別な技術を持つ医療・福祉・教育・行政の皆様が支えてくれています。でも、一見“てんかん”に全く関係のないジャンルの特別な技術(今回の場合は、WEBデザイナーやグラフィックデザイナーさんですが)でも、私たちの持つ課題を向き合い 解決して頂けるのだ、そして、そんな風に協力・参加いただいた皆様にも特別な体験をプレゼントできるのだ、と言うことを学びました。
WEBデザイナーのMさん、グラフィックデザイナーのHさん、本当にありがとうございます。
 
追伸:今回、グラフィックデザインをいただいたデザイナーさんが、こちらからの乱暴なオファーに対して、プロの技術としてどのようにブラッシュアップしていただいたのかを“見える化”するために恥ずかしいのですがBRIEF SHEETの一部を公開してみました。
 
↓こんなランボーなオファーがプロの手にかかればこうなります!!
 

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