2016/01/07 17:27

先日のレポート「12月のつむじ風」さん、本名 河津さんから応援メッセージをいただきました!

彼女には去年の夏、仮縫い用の布で作ったサンプルを試着してもらいました。
"こんな簡単な服?" 不信感というか不思議そうな表情で袖を通し鏡の前に立った彼女は…
「あら、良いわね、これ!」


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橋本さんの「布服」 訳もなく惹かれるのは なぜ?・・・って ずーと考えてました。分かりました。

私がまだ学生の頃、250cm位の綿生地を半分に折って、首が入る位の穴をあけ袖下を縫っただけのもので 首回りはリボンを通した   ねまき? ー いや ネグリジェ!

作る時に考えたのは、布を切り刻みたくない、簡単にできるもの、そして着心地がいいことなど。出来上がったものは これらをクリアして 長いこと愛用しました。ピンク、グレイ、白の1cm幅のストライプで素敵なものでした。

そして これを進化し 発展させ 実用化したのが「布服」であることにやっと気付きました。だから初めて出会うのに懐かしさや親しみを感じるのは、そのせいだったのです。

私が持ち得なかった情熱、実行力、センス、経験等が終結して生まれた「布服」! やっぱり すばらしいです。
 1 デザインがシンプルで着心地がいい
 2 管理ー洗濯、収納 が 楽
 3 手織りの生地を最大限に生かした使い方を考えている

これらは ある日突然 思いついたものものではなく、長い時間をかけたものであることが私にはよく分かります。
だから この企画、応援せずにはおれません。今 そのことがはっきり分かりました。
橋本さん 頑張ろう!!!

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不思議そうに布服を見ていたのは、頭の中の引き出しの “どこかにしまっておいたはず” という様子だったのですね!

洗濯に関してはこれから私も着ながら試してみますが、洗い方や洗剤は気をつけても、干すときはタオルのようにパンっと干せるので楽なはず!

50才で新しいことを始めた彼女、「もう年だから…」という言い訳はしないようにしていましたが、尚更 出来なくなりました。


布服をつくっていると、「昔」はどんな服を着ていたのかなぁ~と考えることがしばしば。

昔… そこは原始時代。木の皮を叩いて柔らかくし、ハサミなんていうものはなく、かろうじてあるのはナイフ。ナイフ代わりの石?

そこからすぐに布になるとは考えにくく、繊維を採って「織る」までにどんな過程があったのだろう?

織り上げられた布で最初につくられた服はどんな形だったのだろう?

きっと『布服』のような四角を合わせた服に違いない(^-^)