2016/01/08 14:08

ちょっと 吹っ切れました。


このチャレンジが達成し、『布服』をつくった後、『布遊SOU』は「手織り布で日常着を」の為に何をするのか?

普通ならば
《売る》
「いくらなの?」「どうやって売るの?」「良いけど高いね~。たくさんつくれるようになればもっと安く出来るでしょう?」

手織りを着てほしい。だったらつくって売る、それだけ?
…なんか違う。しっくりこない。
言葉がようやく形になったばかりで、試験的に着てみてもいない。
使ってみて、ボロが出やすいところを確認して、修正したい。
商品ってそういうものでしょ? 改良重ねるでしょ?
「はい。はい。」と目の届かないところで販売を始めたところで、洗濯機の中で何が行われているかを知らない人が増えている時代、何が起こるかは想像がつく。
それに、このモノあまりの時代に、大量生産ありきの考え方で良いの?
「言い訳はいいから。で、いくらなの? それで食べていけるの?」

《セミオーダー》
『布服』は幅や丈、布を変えれば、女性用はもちろん、男性でも子供でも着ることが出来る。
「で、どこでオーダー受けるの? お店を構えないとね~ いくらなの? それだけじゃ家賃払えないでしょー」

 

「趣味じゃん!」と言われて情けない…と、何度となく落ち込みました。

なんか違うんだなぁ~…

自分に問う日が続いていました。


吹っ切れました!

ガッカリさせるかもしれませんが、

「趣味です! 気合いを入れた趣味です! だから、今の仕事もやめません!」

実家は兼業農家だった。そんな働き方もあり…だよね?


ガッカリした方、申し訳ありません。しかし、運営ばかりを考えると、やりたいことができなくなりそうなので許してください。
心が軽くなりました。


日常着として着てほしいのです!
その思いだけなのです!


一つ目の妄想劇は
《ワークショップ》
手織りをする人は自分の手織り布を持ち込み、染めをする人は自分の染め布を持ち込み…
譲り受けた古い着物はあるけど、着物として着るには痛みが激しい、でもその布を活かしたい!という人は着物をほどいて持ち込み…
一度自分で作れば、次からは一人でつくられるほどの簡単さ。
作りながら、洗濯の話、手入れの話、布に優しく丈夫に縫う方法、万が一破れたときの対処法、その布がどうやって出来たのか、そんな話をしたいなぁ。きっと知らない布にも出会えるはず

『手織り布で日常着を』これに共感していただいた作家さんの展示会で、ご希望があればワークショップ。

気になっているのは沖縄で数年に一度行われる[世界のウチナーンチュ大会]。世界各国からウチナーンチュが集まる。
そこに乗り込んでワークショップ。
沖縄の布と、彼らの住む国の布とを上手く接ぎ合わすことは出きるかなぁ?
世界で着てもらいたい 彼ら自身が国に帰ってワークショップをしてくれると嬉しい

しかーし、ワークショップ!
話し下手、口下手がネックよ!(´-`).。oO
誰か助けて…

 

二つ目の妄想劇は
《レンタル》
1泊2日などの短期間ではなく、1週間とか2週間で借りてもらって、着心地も洗濯も体感・体験してもらう。
県外でのイベントや出張にも使ってもらえるかな?
神経質に見える私の容姿は、貸し出しの時にクドクドと取り扱い注意をし、緊張してもらうのにピッタリ
厚めの取り扱い説明書でも準備しようか?
「クドクド言われたけど、結構扱い簡単じゃない? 周りの評判も良かったし!」って思ってもらえたら手織りファンは増えるよね? 興味持つよね?


近い将来に商品化するにしても、私の一番の願いは、
手織りや染めをする人達が、自分の作品を着て作業をしている風景が増えること。当たり前になること。
白無地でつくった『布服』を着て作家さんが糸を染める。
飛んだ染液が『布服』に染まり、日々の作業の中で それがどんどん増えて、どこにもないテキスタイルデザインになる。
ペンキ塗りの作業着のイメージ。
1日の作業の後、一緒にシャワーを浴び、干され、翌日また身につけられる。
本に載っている作家さんが、工房を訪ねたときに作家さんが、そんな服を着ていたらステキだと思いませんか?

趣味からのスタートですが、10年先には「私のライフワークです。」と胸を張って言えるよう頑張ります!

クラウドファンディング、残すところ 5日!
大どんでん返しの神様! 降りてきてください!

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