コドモアトリエSunnyspot 立津さんより
マイさんとは、内閣府沖縄総合事務局主催の輝きシゴト塾で同じ受講者として参加して、最初のグループワークのディスカッションでそれぞれのビジネスプランのお話をさせてもらったのが最初の出会い。
まだお互いぼんやりとした「やりたいこと」を明確にするために、それぞれのコンセプトを一緒に考えながら意見を出し合っていたことが、まだたったの数ヶ月前の事なのに、すごく懐かしいです。
マイさんの人魚の日記プロジェクトのお話を最初聞いたとき、自然と多様性がテーマということで少し難しい本なのかな?と思ったのが最初の印象。
でもマイさんの想いを聞くとそんなことはなくて、自然から生き方を教えてもらえるようなメッセージ性の強い本なんだなって感じるようになりました。
私自身こども達一人ひとりが小さな作家さんとして感性、創造性を育みながら個性を伸ばし生きる力を身につける「コドモアトリエSunny spot」と称して、子供が子供らしくいれる環境づくりを目指していたこともあり、このプロジェクトを知れば知るほど共感するところがたくさんあり、「プロジェクトのお手伝いをさせてください。」と声をかけて始まったのが今開催している人魚の日記プロジェクト×コドモアトリエSunny spotのコラボ企画 こどもフォトグラファーの写真展【人魚に教えたい、沖縄。】です。
写真展では、こども達がフォトグラファーになって人魚に教えたい沖縄(ストーリー)をテーマにワークショップを行い、子供達の視点で写真を撮ってもらいました。
子供達の視点で撮った写真は、どれもその子らしさがでていて、見ていてすごく元気をもらえるんです。
型にはまることが楽で、常識やルールばかりの息苦しい世の中で、子供達の一人ひとりの個性を大事にしていくためには、ありのままを受け入れてくれる環境が必要。でも今の学校制度では、どうしてもそこまで追いつけない部分があるから、マイさんのような方やこの人魚の日記プロジェクトのような活動がもっと必要だと思います。
このプロジェクトが達成したら、人魚の日記〜マングローブの黄色い葉〜にも、こどもフォトグラファーの写真を掲載してもらうことになっています。
こども達にとっては、きっと思い入れのある一冊になるでしょう。
私ならこの本を自分の子へ、そして子供の子供へ大事に受け継がれる一冊にしたいです。この本を読んで、自然から生き方を学んだり、自分らしさを思い出してくれたらいいなって思います!
コラボ企画をしてから、マイさんと沢山お話をさせてくただく機会がありました。
話せば話すほど素敵な感性を持っていて、マイさんの頭の中を見ることができたらな〜なんてお話しながら思ってた私。笑
そんなマイさんのプロジェクトが実現しますように。
沢山の人にマイさんの想いが届きますように。私も全力で応援しています!
コドモアトリエSunny spot 立津
立津さんが主宰するコドモアトリエSunnyspotは、通常の創作教室と異なり、創作の前段階にある作品の構想や準備から活動が始まります。この方針になった理由は、子どもたちの感性の他に、親子のコミュニケーションに重きを置いているためです。参加した子どもたちは自分の作品にとても愛着を持つと同時に、大好きな親から見てもらっているという満足感,安心感を得られると思います。そのポイントを大切にしている立津さんは、日頃子どもとの関係性について考え抜いている気がしました。私も立津さんのように、子どもたちの声をそのまま受け止めていきたいと思っています。
仲宗根