(平成28年4月14日午後9時26分ごろ、熊本県益城町で震度7を観測する地震が発生しました。この地震の影響でお亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げ、被災された方へのお見舞い申し上げます。)
「FAAVO香川が受け皿をつくる」意義を議論しました。
熊本地震のニュースを受けて、香川県でも、あちこちで「何かしたいけど…」というお声を聴きました。
そんなとき、FAAVO香川のパートナーからも「こういうときこそ力になりたいね」という声が上がったものの、実際に支援金の受け皿を作るべきかどうかでは、かなり迷い、議論がありました。
パートナー間で交わされた会話を、いくつかご紹介すると………
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「熊本・大分の震災について、僕らも何かできればいいですね。
理想的には香川の団体から現地支援のプロジェクトが立ち上がるといいですが、純粋に現地に寄付でもいいですね。こういう時に力を発揮する組織でありたいね。」
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「我々だから、出来ることは?。 可能であれば、お金を集めると言うよりはFaavoらしく、被災地に〇〇個〜を送りたいとか、支援プロジェクトを立ち上げたいと思っている人を支援する方が良いのでは?」
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「香川にも現地に支援に行きたい人、物資を送りたい人が大勢いるだろうけど、今行ったのでは、物資を送ったのでは、きっと混乱を助長してしまう。今できる最善の道は、経済的な支援を行えるようにしておくことじゃないかな。プロフェッショナルを金銭的にしっかり支援するのが、僕たちにできる最大のこと。」
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「支援したい人の傾向として自分で納得いく支援先を選びたいというのがあると思う。例えばシビックフォースなどは実績含めて共感を得ているけれど、そういう情報に触れていない人は、自治体や赤十字といった公的な機関に義捐金を寄せるわけでしょう。・・・そんな中で、FAAVOがあらためて支援の中間窓口になるのは、すぐに忘れ去られがちな流れの中で、“声を上げ続ける”という点では意味あるんですが、本当に必要なのかな?」
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「今はどんな支援を求めているのか、現地も表明できるような状況じゃないと思うので、今の段階は災害復旧のプロに任せつつ、今後、復旧から復興というフェイズに移行した時に、多様な支援のあり方が考えられると思う。今、支援先を決めておくというのは難しいかも。」
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「なんでFAAVO香川がやらなきゃいけないの?ですよね。支援の輪を広げたい、応援したいなら、信頼できる寄付先を紹介するリンク集の拡散でいい……。」
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・・・そんな議論を経た後、やはり、「受け皿を作ろう」を決めたのには、3つの理由があります。
一つには、「クラウドファンディングは、ネットショッピングと同じやり方でできるので、銀行や郵便局に行かずとも、ネットバンキングをしていなくても、“思い立ったとき”に支援金を出すことができる。」こと。
二つには、「500円などの少額から可能である」こと。
三つ目には、「クラウドファンディングという仕組みを持った組織である以上、その仕組みを役立てられることがあるなら、すべきでは。」ということ。
クラウドファンディングは、地域を善意と良心の好循環でハッピーにしていく仕組みです。そうであれば、「私たちも皆さまの善意の受け皿をつくろう!」と、支援金受付を開始しました。
もちろん、手数料を差引かず、全額を現地の活動の支援として寄附をさせていただきます。(但し、クレジット決済手数料5%のみ差し引かれます)
あくまでも、これは、皆さまが「支援したい!」と思い立ったときにすぐに実行できるための受け皿に過ぎません。
そして、できれば、これをきっかけに、皆さまから復興支援のためのプロジェクトが新たに生まれたり、ご自身の住んでるまちでの災害に備える活動が生まれてくれば…と考えています。
【熊本復興支援金のお願い】
クラウドファンディングを通じて「平成28年熊本地震」により被害を受けた皆様への少しでもお力になれるよう、通常のリターン品購入ではなく、「熊本復興支援金」という形でをご支援を募集させていただきます。
なお、本プロジェクトでは、FAAVOを運営する株式会社サーチフィールド及びFAAVO香川のオーナーである富士HD(株)、そしてパートナーである真鍋康正、(株)ゴーフィールド、(株)EMO、香川銀行は、通常、プロジェクトが達成した場合に発生する手数料を差引かず、全額を現地の活動の支援として寄附をさせていただきます。(但し、クレジット決済手数料5%のみ差し引かれます)
どうぞご支援宜しくお願いします!
【熊本復興支援金の使途について】
皆様からご支援頂いた「熊本復興支援金の使途」は、FAAVO香川事務局より責任をもって決定、報告をさせていただきますが、上記にも書かせていただきました通り、正直、今はどんな支援が求められているのか、はっきりとは分かっていません。
ご支援頂いた皆様お一人ずつに、FAAVO香川事務局よりお礼とご報告メールをお送りさせて頂きますので、何卒ご一任くださいますよう予めお願い申し上げます。
【熊本復興支援金の募集期間】
・開始日:4月18日(月)
・終了日:5月29日(日)
ご支援金は、本プロジェクト達成後の入金月(7月)に、FAAVO香川事務局より被災地に責任もってお届けさせていただきます。
【ご支援方法】
〇本プロジェクトの「リターン品」をご購入頂くことでご支援いただけます。
この場合、クレジットカード決済もしくはコンビニエンスストアでのお支払が可能です。
また、後日、ご支援をいただいた皆さまに、お礼としてご報告のメールをお送りさせて頂きます。
【お返し(リターン)について】
今回ご支援いただいた熊本復興支援金としてのリターン(お返し)は、FAAVO香川事務局より、先方(現時点では未定ですが、責任をもって決定、お届けいたします!)への支援金入金完了後、お礼とご報告のメールをお送りさせて頂きます。どうぞ、ご協力の程よろしくお願い申上げます。
[FAAVO香川サイト]
https://faavo.jp/kagawa
最新の活動報告
もっと見る本日義援金として振込みさせていただきました!
2016/07/06 13:18http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=12552#danraku4皆さまよりお寄せいただいた支援金が、昨日FAAVO香川へ着金致しました。そこで、本日7/6付にて全額を熊本城災害復旧支援金として振込をさせていただきましたのでご報告致します!皆さまのあたたかなお気持ちが、熊本城の復興に役立ちますように・・・!心より御礼申し上げます。ありがとうございました。 もっと見る僕らも何かできればいい
2016/04/17 23:19香川でもずいぶん揺れ、今も現地では余震が続いています。メディアを通じて、少しずつ被害のすさまじい実態が明らかになっています。5年前の東日本大震災では多くの支援組織と支援プロジェクトが生まれ、私たちのような被災地に住まない市民に何ができるのか、考え、実行する多くの機会がうまれました。ただ、東北もいまだ端緒を開いたばかりです。復興は何十年と続く事業だからこそ、ニュースが報じなくなった後にも継続的な支援が必要です。 今回、熊本、大分での被害の拡大を食い止め、一刻も早い救助、復旧、復興を進めるために、継続的に支援を続けていきましょう。【FAAVO香川 連携パートナー 真鍋康正】 もっと見る