11月20日のことになりますが、食堂ヤポネシアの軒先にタペストリーが設置されました!「みんなの休憩室」を大きく店の前に出すのではなく、あくまでも食堂ヤポネシアは「食堂」なので、それも分かってもらうことが大前提!のタペストリーです。
ランチとディナーができること、ビールもあること、車椅子でも入れること、そしてオムツ替えできることが、ひと目で、外国の方でも分かるようにピクトグラムで表現されています。デザインは食堂ヤポネシアのロゴや、みんなでつくるコトノマのロゴデザインも担当していただいたAMATAの安藤さんです。
「みんなの休憩室」の運用を開始して4ヶ月がたちました。店長の松岡さんにその後の利用状況をお聞きすると、ゆっくりではありますが「みんなの休憩室」の利用が増えてきているということでした。
”飲食利用がなくても利用できる”ということも新聞記事などでご覧になってくださったのか、赤ちゃんを連れた方が「おむつ変えさせてもらっても良いですか?」とオムツ替えだけに来られたことも数回あったそうです。
また、お店で飲食中に、食べ終わって飽きてしまったお子さんが、お母さんやお父さんたちが食べ終わるまで、「みんなの休憩室」の中で絵本を読んだり、絵を描いたりするための場として利用することもあったとのこと。子どもとの外食は、子どもが「飽きた」ときも大変!他のお客さんに迷惑がかからないように、ゆっくり食事を楽しむことなく、食べ終わったらすぐに退散!ということもしばしば。そんな「子どもが飽きたとき」に、逃げ込める部屋が店の中にあると本当に助かります。
休憩室に置いている感想ノートには、こんな嬉しい書き込みもありました。
じょじょにではありますが「みんなの休憩室」がオムツ替えや授乳以外の利用にも使われていると知り、とても嬉しくなりました。
さて、食堂ヤポネシアには「みんなの休憩室」以外に、お子さん連れの方が快適に過ごしていただけますよう、子ども用の食器や、子どもイスも準備してあります。
子ども用の食器
あったら嬉しい子ども用の椅子
また、車椅子やベビーカーもそのまま入れる広いトイレの中には、「着替え台」(スノコ)もあります。タッチができる年齢の子で、「みんなの休憩室」の利用まではしなくてもいいけど、サラッと着替えさせたい!と思ったときに、このスノコをトイレの床に敷いていただけると、その上で着替えができるようにしています。子どもだけでなく、大人もちょっと着替えたいときに便利ですね。
トイレに設置している着替え台
床に敷いて使います。
食堂ヤポネシアと、近江八幡やヤポネシアに来てくださる皆さんがつかう・つくる場である「みんなの休憩室」。これからどんな風に育っていくのか、とても楽しみです。
(はら)