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近江八幡旧市街地に、赤ちゃんの授乳もできる<みんなの休憩室>をつくろう!

「近江八幡旧市街地の街歩きを楽しみたいけれど、おむつ替えや授乳のできる場所が少ないので子連れではなかなか行きにくい…」そんな声をもとに、赤ちゃんの授乳もできる<みんなの休憩室>を、近江八幡の旧市街地にある「食堂ヤポネシア」の中につくります。

現在の支援総額

796,000

66%

目標金額は1,200,000円

支援者数

123

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/06/06に募集を開始し、 123人の支援により 796,000円の資金を集め、 2019/07/18に募集を終了しました

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近江八幡旧市街地に、赤ちゃんの授乳もできる<みんなの休憩室>をつくろう!

現在の支援総額

796,000

66%達成

終了

目標金額1,200,000

支援者数123

このプロジェクトは、2019/06/06に募集を開始し、 123人の支援により 796,000円の資金を集め、 2019/07/18に募集を終了しました

「近江八幡旧市街地の街歩きを楽しみたいけれど、おむつ替えや授乳のできる場所が少ないので子連れではなかなか行きにくい…」そんな声をもとに、赤ちゃんの授乳もできる<みんなの休憩室>を、近江八幡の旧市街地にある「食堂ヤポネシア」の中につくります。

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こんにちは。村上です。

クラウドファンディングもスタートから5週。残すところあと1週間となりました。

あらためて、応援してくださっている方々、ファンディングでご協力(ご支援)いただいていた方々に、心より感謝申し上げます。

 

昨日は内覧会を開催しました。

雨の中にもかかわらず、出産を間近に控えた妊婦さん、支援を申し出てくださった方などがお訪ねくださり、この場所の可能性を感じていただきました。(冒頭の手書きメッセージは、この妊婦さんが書いてくださったものです)

 

さて、今日はあらためて、私がこのプロジェクトを起案した理由をお伝えしたいと思います。

特に、自分には子どもがいない、あるいはすでに大きくなった、というような、乳幼児期の子育て当事者ではない方に向けて、想いを綴りたいと思います。

「恩送り」の灯りで社会を照らし、温めたい

実は私には子どもはいません。

にもかかわらず、こうして子どもの育ちを支える場づくりに関わっているのは、自分の中から湧いてくる「人の力になりたい」という気持ちに、素直に行動したいからです。

また、私たちの想いに共感して、行動してくださる方々と手を携えることで、共に、誰もが暮らしやすい社会をつくっていけると思ったからです。

今、私たちが生み出そうとしているこの場は、私と仲間と、そしてクラウドファンディングにご協力くださる皆様、顔の見えるひとりひとりの"やさしさ"を寄せ合って生まれる場所です。

今後、この場所を使われた方が、置かれた小冊子を目にされるなどして、この場が生み出された経緯を知られたとき、きっとその人の心に、なにか温かい気持ちが湧くと思います。

誰かが誰かを想って注いだ"やさしさ"が、注がれた人の心にも"やさしさ"の灯をともす。「恩送り」の灯りが社会全体を照らし温めていけば、きっと今、孤独や孤立に悩む人も、いずれ、救われていくのではないかと思います。

 今、実感していること

初めてのクラウドファンディングにチャレンジして5週間。現金でのご協力(25人147,000円)も加え、現時点で89人の方から515,000円のご協力をいただくことができています。

この間、お一人お一人と、個別にメッセージのやりとりもさせていただいています。

その中で、日々、高まりつづけている実感があります。

それは「人は本来、こんなにも豊かな"やさしさ"を持った生き物なのだ」ということです。

これまでにいただいたメッセージには、たとえばこんなものがありました。

「こどもがまだ小さかった頃、…(中略)…よく困っていました。一時期のことなのですっかり忘れかけていましたが、このプロジェクトに込められた想いを読んで、あのときの苦労を思い出しました…。次の世代のママ&パパたちがまた同じことで困り、問題がそのまま放置されないためにも、応援したいと思います。」

 「子どもが共同保育所に入所していまして、在所中に認可園になるべく募金活動したことを思い出しています。当時は、自分の子どものためにお金を恵んでもらうように思えてしまっていたのですが、今は、社会のために必要なことだと感じています。

さらに、会ってお話した方の中には「実は返礼品の送り先は実家の母親にしています。いつも心配をかけているから、こうやってクラウドファンディングの返礼品を贈ることで、自分が元気でやっていることを母親に伝えたくて。」という方もいらっしゃいました。

子どもたちのことを想うこのプロジェクトに参加することで、自分の母親へ自分の"やさしさ"を返してくださるなんて…と、ほんとうに胸が熱くなりました。

"やさしさ"に素直に行動できるように

でも、もし誰もがゆたかな"やさしさ"を備えているのだとしたら、なぜ、今、社会が殺伐としているのでしょうか。

それは、"やさしさ"を、行動に換えるために必要な”安心感”を感じられていない人が多いからではないかと思います。

たとえば「お金が足りなくなるのではないか」という不安感や、「自分一人が協力しても大した力にはならないのではないか」という無力感など。

もし、それらの不安感や無力感から開放されて、”安心感”を感じられていたら、きっと多くの人がひとへの"やさしさ"を注ぐ行動をとれるようになっていくと思うのです。 

人の力になることで得られる”安心感”

実は、私も、そうした不安感や無力感をかかえていた一人です。でも、私の今回のプロジェクトにチャレンジすると心に決めた時点で、自分の中の不安感や無力感は不思議と和らぎました。そして逆に、「自分が人の力になれるかもしれない」という、ある種の"安心感"を感じるようになったことにも気づきました。

私はこれまで、"安心感"は、人に手を差し伸べてもらうことで感じられるものだと思っていました。でも、「自分が困ったときに人から力を寄せてもらえる”安心感”」と同じくらい、「自分が人の力になれることで得られる"安心感"」も大事なのではないかと感じています。

さらにその両方が掛け合わされて、「自分一人では人の力になれないときには、周囲の誰かが力を寄せ合ってくれる、という"安心感"」があれば、人はもっと、自分の"やさしさ"に素直に行動できるようになるのではないかと思っています。

そうした"安心感"は、時間のゆとり、お金のゆとり、場所のゆとりなどのさまざまな”ゆとり”の中から生まれると思います。

だから今回、街中に”場所のゆとり”を生みだすことから、いろいろな"ゆとり"が社会の中で増えていく好循環の、一つの始まりにしたいと思っています。

あらためて、ご協力をお願いいたします。

今、ゆとりがまったくない人に、このプロジェクトへのご協力をお願いするつもりはありません。でも、もしいくばくかでも、ゆとりがおありならば、このプロジェクトに(あるいはこのプロジェクトでなくてもよいので、誰かを想って)つかっていただきたいと思っています。

ご協力くださるお一人お一人の中で実感される「自分も人の力になれるという”安心感”」はきっと、この社会に暮らす私たちすべてにとっての共有財産になると思います。

あと1週間、あります。

今回のチャレンジへのご参加、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

   

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