こんにちは。津田大毅です。
本日は父の命日です。
25回忌法要のため、昨日から山口県周南市におります。
早いもので父が亡くなって24年が経ちました。
本日は父の実家にて法要を済ませ、約8ヶ月ぶりにお墓参りをしました。
日本一周のこと、記念館のこと、いろんなことを父に報告しました。
こんなに楽に前向きな気持ちで父に話しかけることができたのは初めてでした。
思い返せば、これまで本当につらかった。
父と過ごした時間はほんのわずかなのに、「津田恒美の息子」という代名詞がつきまとい、自分の意思で始めた野球では父と比べられ続け、期待され、いつの間にか自分の人生ではなく"父の名に恥じないように"生きるのに必死でした。
それが嫌でたまらなくて、父の息子であることを隠して過ごした時期もあります。
しかし、それは自分の捉え方の問題だったのだと、ふとそう思えた瞬間がありました。
何かうまくいかないことがあると、それを父のせいにしたことも何度もあります。
それで一時逃げることはできたとしても、結局は何もそこから生まれず、罪悪感に苛まれ、自分で自分を苦しめていたのだと思います。
「弱気は最大の敵」
28年かかってようやく父の大切にしていた言葉の意味に気づくことができました。
現在は自分の立場や状況を素直に受け入れていくことができるようになり、ありのままの自分で周囲と接することが少しずつ楽しいと感じられるようになってきています。
今、私は「父の息子でよかった」と心から思います。
父の息子であることをとても誇りに思っています。
記念館をつくろうと思い立ち、父がきっかけとなりいろんな方に出会うことができ、協力してもらうことができている。
日本一周を始めて、父のファンの方がわざわざ私を追いかけて会いにきてくださる。
亡くなって24年も経っているのに。
そんな父のために、必ず多くのみなさんに足を運んでいただける記念館を作ります。
そして、父のことをより多くの方に知っていただけるような活動を続けていきます。
引き続き温かいご支援をよろしくお願いいたします。
平成29年7月20日
津田大毅