直売所の店長から独立。農家さんが大好きだから、農家さんの魅力を伝える場を作ります。
皆様はじめまして、梶山剛と申します。「有機農業発祥の町」として知られる宮崎県綾町で、農家さんたちと一緒に農業を盛り上げる活動をしています。
農家さんは「売り先のない野菜」を抱えて困っています。
▲綾町の直売所には多くの野菜が並ぶ
農家さんが抱えている課題とは、「規格外」の野菜です。現在の農産品の流通の仕組みでは、規定されたサイズより大きかったり小さかったりするものは、「B級品」と呼ばれ、流通することがありません。
農家さんが抱えている課題があります。それは「規格外」の野菜です。規定されたサイズより大きかったり小さかったりするものは、「B級品」と呼ばれ、流通することがありません。
「有機農業」では、約3割も農産品がB級品として扱われてしまっています。
このB級品の野菜が、農家さんを苦しめています。
A級品もB級品も、「選ぶことができる」未来を作りたい。

私が作りたいのは、規格が揃ったA級品も、規格外のB級品も、商品として選び買うことができる社会です。
B級品野菜に販路を作る
この課題を解決するために、B級品野菜を販売する仕組みを作ります。
従来は誰にも見向きがされず、流通することがなかった農産品に価値を付けます。
農家さんを応援するために「ワケあり野菜」をお得にお届けします!

今回のクラウドファンディングのお返しには、B級品の農産品を詰め合わせたお得なセットをご用意しました。農家さんにご協力いただき、A級品も、B級品も織り交ぜて、私たちが自信をもってお届けできる内容にしています。
B級品もきちんと農家さんに対価を払い購入させていただいています。ご支援いただいた数だけ、農家さんの支援に繋がります。
もちろん、綾町の基準を満たした安心・安全の産品です。
フジテレビ・ホウドウキョクでも絶賛!綾町の野菜は美味しい!

先日ご縁をいただきまして、フジテレビ・ホウドウキョクにて、この取り組みについて取り上げていただきました!
その際に、スタジオに今回のお返し品と同じお野菜の詰め合わせを持参しました!

番組中に試食していただいたのですが
「こんなにみずみずしいお野菜を久しぶりに食べました!」
「美味しすぎる!」
「感動しました!」
など、大きな評判をいただきました。
形は不揃いだけど、味は変わりません。
絶対に伝えたいこの事実を、多くの方に知っていただくきっかけになったと思います!
綾町から、安心・安全をお届けしたい

▲取れたのに人参のおいしさを、綾町で初めて知りました。
「規格外品」や「B級品」という言葉に、躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。いきなりガラリと価値観を変えることができるとは思っていません。
しかし一歩一歩、思いを伝えることと、実際に食べていただくことを通じて、必ず、農家さんが安心して、「安心・安全なお野菜」を長く作り続けられる社会を作れるはずだと信じています。
まずは、このお野菜を食べてみてください。
本当に、美味しいですから。

▲今が旬の柑橘・日向夏

▲みんな大好き、いちご。絶品です。

▲ナスもこんなに大きく育ちます。

▲おいしさがギュッと詰まったミニトマト。毎日食べられます。

▲秋には栗も取れます。

▲そのまま、素材のおいしさを活かした食べ方が一番です。
こんな野菜や果物を育てている、 綾町の農家さんと一緒に、取り組んでいます!
有機野菜を、誰もが安心して食べられて、身体を喜ばせてください。
ひたむきに真剣に頑張っている農家さんの力になりたい。

私には夢があります。
私は、宮崎県綾町の農産品の直売所「綾手づくりほんものセンター」の店長として4年3ヶ月務めてきました。
その中で、生産者の方々と一緒に、農産品を一人でも多くの方々に届けることを日常にしていました。
毎日野菜を運んできてくれる生産者さんたちと仲良くなり、この人たちのために、そして買い求めて来てくださるお客様のために、そして一緒に働く仲間のために、ひとつでも多くの笑顔が生まれる場所を作ろうと頑張りました。
その中で見えてきた農業の課題。
担い手不足や、収入の問題が大きな壁として立ちはだかっている現実でした。
だからこそ魅力を伝え続けながら、同時に地域経済を動かすために、農産品の販路拡大、加工品の開発・販売が必要だと考えています。
2017年1月1日、綾町の魅力を伝えるために独立しました。
今回の挑戦は、最初の一歩です。
全力で頑張ります。応援よろしくお願いします!
(2017/03/24に本文をわかりやすく改善しました。従来の本文は下記になります。)
オーガニックの街。宮崎県綾町をご存知ですか?
私が暮らしているのは、宮崎県のほぼ中央に位置し、宮崎市の隣町にあたる綾町です。町の80%は森林に覆われており、人口は7300人の自然豊かな町です。
綾町の基幹産業は、農業です。
町を挙げて自然環境に配慮し、自然生態系を活かした農業に取り組んでいます。
全国的に「有機農業発祥の町」として知られ、綾町独自の指標である「自然生態系農業」を確立し、安心・安全で、瑞々しくおいしい野菜が作られています。
日本中を見渡しても、先進的な取り組みを実施してきた宮崎県綾町ですが、日本の他の地域と同様に危機を迎えています。
日本の農業は衰退。課題だらけ

日本の農業は、後継者不足や農業従事者の高齢化などによって慢性的な人手不足に陥っています。
綾町も例外ではありません。野菜生産現場の過重な労働負担というイメージも手伝って、農家人口は減少し続けています。

綾町でも、農業に従事する方々が減ってきています。
国勢調査では、1970年(昭和45年)の1987人をピークに右肩下がりとなっており、近年下げ止まりの傾向があるとはいえ、大幅に減少していることに変わりありません。
また「自然生態系農業」の指標で有名になった綾町ですが、実は農業生産額は大きくありません。せっかく有機農業の町として知られているにも関わらず、しっかりと「稼げる農業」となっていないのです。
そのため、せっかくこだわって安心・安全の野菜をつくっても、実体経済に反映できないという状況が長く続いていました。
農業の魅力を見える化し、ファンを作る

課題だらけの日本の農業を未来に伝えるためにできることは何かを徹底的に考えました。
日本の農業のレベルは、とても高いです。
その中でも、まちぐるみで安心・安全な野菜づくりに取り組む宮崎県綾町の野菜は、全国トップクラスの品質を誇っているといえます。
地元の方はもちろん、UターンやIターンの新規就農であっても、志高く思いをもって農業に挑んでいらっしゃる方々がいます。
農業の危機を伝えるよりも、いま農業の未来を担っている方々の姿や想いや言葉を伝えることで、農業に関心をもっていただいたり、やってみようと新規就農することを選択いただけるようになるのではないかと考えています。
そこで私は、農業に従事する方々の姿や思いを伝えること=農業の魅力を見える化することで、農業を未来に繋げる活動をしてきました。

▲東京丸の内で、地域の魅力を伝える講座の講師や、宮崎県が開催する新規就農者を募り、農業ビジネスを学ぶ講座でお話させていただきました。

▲多くの農業ビジネスに関わる方々を綾町でご案内し、綾町の魅力を伝え続けてきました。今では、東京から何度も足を運んでくださる方もいて、とてもうれしく思っています。

▲そして綾町の野菜の魅力を伝えるため、行政・民間・NPOが連携し、東京丸の内で、有名レストランとコラボレーションした食イベントも開催しました。
100名以上のお客様にお集まりいただき、一流シェフの手によって宝石のように調理される野菜を楽しんでいただきました。現在でも、綾町産の野菜がほしいという声をいただき、生産者さんから直送しています。
農業を知る、学ぶ、食べるカフェをつくる

一歩目の取り組みとして、宮崎県綾町に「食育カフェ」をオープンします。野菜を求めているお客様と、生産者がふれあい、交流できるカフェです。農業の魅力を発信する一番小さな拠点を目指します。
食育カフェには、3つの特徴があります。
(1)地元の食材を利用!無農薬+有機野菜を中心にしたスープを提供

野菜の美味しさがギュッと詰まった手作りスープを店舗で提供します。綾町産の無農薬野菜、有機野菜にこだわり、安心・安全で美味しいスープを作ります。気軽に楽しんでいただけるかたちを目指します。
(2)食育教育を行います

定期的に、子どもたち向けの「食育ワークショップ」を行います。野菜の効能や選び方、そして生産者の方を招いて、農業について知ることができる機会を作ります。親子で参加いただくことで、新しい学びにもつなげます。
(3)みんなが出逢うカフェになる

▲綾町には全国各地から視察団が訪れます
■場所
綾町の一角にある、15坪のガレージをカフェにします。農家さんも立ち寄り易い場所になります。
■オープン時間
土日限定のオープンを予定しています。
■スタイル
誰もが気軽に寄れるカフェにします。農家さんが長靴でくることをいとわないような、農作業の合間にコーヒーを飲めるような空間です。カフェに人が集えば、課題が集まります。集まった課題を、カフェに集まった人たちで解決できるかもしれません。
ときには、地域ビジネスも生まれるかもしれません。
ひとりの抱えている課題が、みんなの課題へ。そして解決する物語が紡がれる場所を目指します。
■機材
以下の設備を準備します。
(1)キッチン
(2)イス、テーブル
(3)プロジェクター、スクリーン
(4)DJセット
今後も、要望を聞きながら増やしていきたいと考えています!
綾町は静かな町です。見渡せば畑が広がり、町が長年守ってきた豊かな森林と水源で、豊かな土壌が広がっています。食育カフェは、そんな綾町で、町の方はもちろん、県外からの観光客の方や、視察などお仕事で訪れた方、そして生産者のみなさんが出会える場所を目指します。
未来への思い。なぜカフェなのか?

私が目指しているのは「ローカルカフェ」。地域に密着したカフェです。
イメージしているのは、ブルックリンを訪れた際に出会った地域密着型のカフェの数々です。
そのカフェは、身分も外見も関係なく、生活の一部であるカフェには笑顔があふれ、会話があり、静寂があり、音楽があり、愛があります。
人と人が干渉することがなく、一人の自然な状態の人間でいることが出来る場所。人が集うことで地域の課題が集約され、それを解決するためのビジネスがうまれる場所です。
そんな場所を作りたいと思っています。

カフェに集った大人を見て、子どもたちは大人のことを「かっこいい」と感じ、この町への愛着をさらに持つでしょう。
自分の生まれ育った綾町に帰ってきたくなるかもしれません。
カフェという「寄り場」に、未来をつくる人たちと、先人が集い、想いや課題を持ち寄って、何かが生まれるところ。
未来をつくる人が育つ場所になれたらいいなと願っています。
まちのことをみんなが気軽に話し合えるような場を作ります。
私が出会った一番素晴らしいカフェであるブルックリンのカフェをのような、地域密着型のローカルカフェを目指します。現在、下記のように考え、オープンに向けて進めています。
【お返し】宮崎県綾町の美味しくて安心・安全な野菜をお届けします!

今回ご支援いただきました方に向けてのお返しには、綾町の魅力を集めました!
量と味に自信あり!野菜・果物(訳あり)盛りだくさんセット

(▲旬の新鮮なお野菜をお届けします!※画像はイメージです。)
綾町産の新鮮で美味しい旬の野菜と果物のセットです。量と味に自信をもってお届けします。
その他にも、「カンブリア宮殿でも紹介された」九州パンケーキ、お米、売り切れ続出グルテンフリーカレーをセットにしました。
そして、お届けする野菜・果物は、形が悪く市場に出荷しても安値で取引をされるもの(B級品)になります。
しかしB級品であっても、味は一級品です。このお礼品は、規格外の野菜や果物をお届けし、食べていただくことで、農家さんの応援になるものです。
毎週でも訪れてほしい!カフェ利用券

おいしいコーヒーでブレイクタイムを楽しんでいただけます。
綾町のまちづくりを学ぶ!綾町視察ツアー
綾町を満喫いただけるツアーをご用意しました!私、梶山がご案内させていただきます。ご要望を伺いながら、内容を組み立てることが可能です。
日本全国から視察が訪れる綾町に、あなたもお越しになりませんか。
目標金額の内訳
・カフェ準備費用(内装、什器・機材購入)の一部
・お返し品の準備費用
・FAAVO手数料
参照記事
取材していただいた記事へのリンクです。ぜひご覧ください!
1. 特産物直売所の売上がV字回復!年商4億円に迫るお店づくりの秘密
2. 地方と東京がつながった日: 宮崎県綾町 x 六本木ヒルズ「やさい家めい」
最新の活動報告
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地域の寄り場、オープンします!
2017/10/21 17:5810月22日(日曜日)7:30 open 皆様からご支援頂き、約6ヶ月間企画に向き合い考えながらしっかりと継続的に出来る「寄り場」として、作り込んでまいりました。 クラウドファンディングはじめた当初は食育カフェという目標を掲げ進めていましたが、クラウドファンディングチャレンジ中に、この小さな地域で継続していけるコミュニティを作るためにはどのような企画がいいのだろうか、食育カフェではという形では持続は現実的に難しいのではないのだろうかと自問自答を繰り返しました。 そして、ご支援してくださっている方々の支援が最大限に有効に活用されるにはどうしたらいいのかを地域の方やプロジェクトメンバーなどと考え、より本質的なところの地域の方々や町外から来られた方々が集まれて、人や情報が交わる事で新しい地域の価値が生まれたり、地域の問題を解決するキッカケが作れたりする事がいいのではないかと寄り場を作る事を進めてきました。 その結果カフェのような人が集まりやすい空間を作れたら地域にとってとても重要な役割を果たす可能性が高いのではないだろうかと考えました。そして、今後も走りながら時代に沿って形を変えていくことももちろんあるかもしれませんが、本質的なところはぶれずにしっかりと、100年後に農家さんや、綾町の魅力を伝えられるように動いていきます。 皆様のご支援のおかげで、今後地域の1つのコミュニティとして課題が集まり解決のキッカケを作るような自由な空間として立ち上げる事が出来ましたことに心より感謝申し上げます。 当初からご説明させていただいてる通り土曜日、日曜日のみでの営業になりますが、様々な情報が交わり新たな価値を生み出せるように、今後も取り組んでいきたいと思いますので、今までと変わりなくご指導やご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。 また、皆様がこの場所へお越し頂きお会い出来る日を心待ちにしております。本当にありがとうございました!そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見るいよいよ「寄り場」を作ります!
2017/08/08 07:19「農業を救う!100年後に農家さんの魅力を伝える場を作りたい!」にご支援いただきました皆様へ 改めて心より感謝申し上げます。 4月9日に私達のクラウドファンディング企画が目標金額を達成し、スタートラインに立つことが出来、この約4か月間形にするための更なるブラッシュアップなどの時間として費やしてきました。皆様へご説明を差し上げていたようにイメージではカフェのような場所を作ることによって、人が集い地域の課題を改善していくようなキッカケになれるかと考えていましたが、実際継続していくにあたりカフェというビジネスプランが綾町というこの町で持続可能であるだろうかと自問自答をし葛藤し正直1人悩んでいました。 冒頭に掲げさせていただいたように、「農業を救う!100年後に農家さんの魅力を伝える場を作りたい!」にコミットするためには綾町の直売所で店長として動いていた時に感じていた、お客様や農家様、そして地元の方々のリアルな声を改善するようなビジネスをしていかなければ、継続的には出来ないと感じました。 しかも、継続的にできなくなってしまうという事は支援してくださった皆様方のご支援を無駄にしてしまうという事にも結果なります。そうならないように、しっかりと細かな修正をし方向を決めました。 様々な地域課題を地域ビジネスで解決するキッカケになるためには人が集まる「寄り場」にします。そして手段は「ミニ直売所」というイメージで進みます。 まさに「梶山商店」です。 土日のみのオープンですので、直売所でお客様が困っていた事は、「お弁当が買いたいけどない。綾町産の旬の食材を1つでも使用したお弁当が食べたい。」や農家さんの「作付けや収穫時の短期間手伝ってくれる人を募集したい。旬の作物の販売が需要を供給を上回った時に、作物を販売したい。または改善策につながる企画が欲しい。」地元の方の「町がこうなったらいいな。これがあると助かる。」などという様々な困りごとを数多いそこに集う関係人口を増やすことで、一歩でも前に進める「関係案内所」的な役割も果たすような「寄り場」にしたいと思います。 8月中には店内工事が終了し、9月からのオープンを目指していきます。どんな商品を販売するのかはまた、決定次第お知らせしていきますのでよろしくお願いいたします。 また、近隣の方々にも身近に知って頂こうと8月下旬に簡単な店舗塗装工事をワークショップで行い交流を図りたいと企画しておりますので詳細は決定次第お伝えしてまいります。 ※現在店内工事をして下さる業者さんの写真をアップしておきます。 まだまだ動きながら修正していく形をとり続けていこうと考えていますので、今後もご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い致します。最後に皆様方に支えて頂き、ここまで来ることが出来ていることに深く感謝致します。ほんとうにありがとうございます。 梶山剛 もっと見る【目標金額達成!】ありがとうございます!
2017/04/09 16:40皆様、たくさんのご支援本当にありがとうございます。 おかげさまで目標達成する事ができました。これでようやくスタートラインに立つ事ができます。 しかし、私の目的は「100年後に綾町の魅力を伝える」という使命で自分が出来る販売ビジネスで継続的に仕組みを作ることです。しっかりと地域に還元していきます。 今回のクラウドファンディングでも綾町の訳あり野菜や果物を返礼品で支援者の方へお届けし食べていただく事で、綾町の農家さんの経済循環を少しでも生み出す事も同時に取り組んでいます。 そのため、残りの時間もより多くの方へ綾町の野菜や果物を知って頂けるように支援を最後まで募ります。 私にできることはすべてやる。その気持ちで、1勝99敗の人生を一歩ずつ進んで行きますので、今後も宮崎県東諸県郡綾町をどうぞよろしくお願いいたします! もっと見る



