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産婦人科がない与論島の妊婦が安心してお産を待つ施設を那覇に作りたい!!

産婦人科のない与論島では出産ができないので、島外で出産待機する必要があります。精神的にも金銭的にも非常に負担が大きいです。少しでも負担軽減できるよう、出産待機する人が多い那覇で安心して過ごせる施設を作りたいです。

現在の支援総額

1,243,000

248%

目標金額は500,000円

支援者数

137

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/03/11に募集を開始し、 137人の支援により 1,243,000円の資金を集め、 2017/05/14に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

産婦人科がない与論島の妊婦が安心してお産を待つ施設を那覇に作りたい!!

現在の支援総額

1,243,000

248%達成

終了

目標金額500,000

支援者数137

このプロジェクトは、2017/03/11に募集を開始し、 137人の支援により 1,243,000円の資金を集め、 2017/05/14に募集を終了しました

産婦人科のない与論島では出産ができないので、島外で出産待機する必要があります。精神的にも金銭的にも非常に負担が大きいです。少しでも負担軽減できるよう、出産待機する人が多い那覇で安心して過ごせる施設を作りたいです。

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クラウドファンディングをスタートしてから

12日が経ちました。

 

こんなにも島を想う方々がいらっしゃること、

そして見ず知らずの私たちに手を差し伸べてくださる方々も

たくさんいらっしゃること、

言葉にならないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございます!

 

 

改めましてこんにちは。村上です。

何度か登場していますが、

今日は自己紹介をさせていただきますね。

 

 

与論島で「くじらカフェ」というカフェを

2014年4月から営んでいます。

 

5歳の長女と0歳7ヶ月の次女の2人の母で、

現在、カフェは育児休業させていただいています。

 

 

「自然が豊かな場所で子育てをする」のが夢で、

東京から家族で移住してきました。

 

はじめの2年はお試し期間として、

東京と与論をいったり来たりしていました。

 

長女が2歳の頃にはすっかり私が与論に馴染んでしまい、

東京生活にも未練がなくなり、

2013年に完全移住をしました。

 

というのも、

両実家は神奈川と茨城で、

バスや電車を乗り継いで1時間半。

 

友達に会うには、

ベビーカーを持ちながら通勤ラッシュの時間を避けて、

どこかで待ち合わせして…という状態だったので、

与論島での、

「15分以内で誰とでも会いたい時に会える」気軽さの

虜(とりこ)になってしまったのです。

 

(それにSNSやビデオ通話など便利な時代のおかげで、

遠距離でも家族や友達を身近に感じられるので寂しさも感じません。)

 

満天の星空、どこに行っても透き通る青い海、

うっとりするような夕陽。。。

人は皆やさしく子供たちに話しかけてくれ、

玄関先には誰かからのお野菜の差し入れが。。。

 

と、いった贅沢すぎる日常の暮らしで、

何不自由のない幸せすぎるほどの毎日を送ってきました。

 

 

 

そして1年ちょっと前に、2人目を妊娠。

上の子を連れての里帰り出産は考えられませんでした。

 

こども園生活で毎日お友達と楽しく過ごしている長女が、

1ヶ月以上の間、慣れない地で、慣れない祖父母と過ごす。。。

イメージできませんでした。

 

それよりも、私とは1ヶ月離れてたとしても、

主人や実母に世話になりながら、

普段どおりの生活で先生やお友達と楽しく過ごしている方が

彼女にとって、あっという間の1ヶ月なんじゃないか。。。

 

主人と話し合って、那覇での出産を選択しました。

 

 

そんな矢先、

妊娠2ヶ月に入ってすぐ、

不正出血が。

しかも、複数回ありました。

 

そのたびに島の病院に駆け込むのですが、

婦人科は2週間に1度しか来院しません。

 

専門外の内科医が見てくれるので、

詳しいことはわからず。

 

ありがたいことにエコーの設備はあるので、

お腹の上からのエコーでは何とか心拍を確認できるものの、

お医者さんからは、

「次の婦人科受診まで、とりあえず安静に」。

 

今すぐにでも沖縄に行って

診てもらいたい気持ちでいっぱいでしたが、

沖縄の病院に行くには「安静に」できない。

その間に万が一のことがあったら。。。と思うと

身動き取れませんでした。

 

結局、

次の受診をするまでに不正出血4回、

膀胱圧迫1回、

子宮脱(ということを受診時に知った)1回と

トラブル続きの2週間。

 

ものすごく、ものすごく長く感じた不安な日々でした。

 

この時に、

初めて私は、

離島で暮らすことの不便さを実感したのです。

 

その後、

安静を心がけ、無事に

出産予定の沖縄の病院へ定期検診へ行く日が来ました。

(島の妊婦さんは、妊娠中期に一度行くケースがほとんどです)

 

長女が生まれてから初めてたった1人での外泊。

2泊3日、独身気分に戻れる〜!

なんてウキウキしながら沖縄へ。

 

・・・と思ったら、なんと!切迫早産!!

即入院!!?

診察室から出た瞬間から、車椅子に乗せられ、

そこから臨月までの100日間、

寝たきりの入院生活を過ごしました。

 

この予想外の展開に気持ちを落ち着けるまでには、

相当な時間がかかりました。

 

切迫早産でお腹の子もいつどうなるかわからない状態の中、

その不安を共有したい主人もそばにいない、

そして、

出産前に2人きりの時間をたくさん作って甘えさせてあげようと思っていた長女と会えない!

 

(主人にはずっと言いませんでしたが)

家族に会えない寂しさで、毎日毎日泣いていました。

島で出産できたら、入院できたら、

毎日会えるのに・・・。

 

 

でもあの時、沖縄へ検診に行くタイミングじゃなかったら、

もしかしたら。。。とも思います。

 

きっと、島の妊婦さんは、

こういう時にすぐに診てもらえない状況、

とてもとても不安だと思います。

 

だから、私が目指したいのは、

「島に産婦人科が常駐でいること」。

 

そのためには。。。と

あんまぁ〜ずメンバーも当初は妄想を張り巡らせました。

だけど、

これはとてもハードルの高いことだ、ということに

調べれば調べるほど気づいたのです。

 

そのハードルは助産院ではもっと難しいんです。

 

現在、島の出生人口は年間約50人。

産婦人科常駐には年間100人以上は必要だそうです。

 

私たちの活動の最大の目標は

「那覇に与論の妊婦さんの為の出産待機施設」が実現することです。

 

けれど、

そこは通過地点だと私は思っています。

 

子どもを産み、育てやすい環境になって、

今よりも子どもがもっと増えていったら、、、

産婦人科も常駐してくれるかもしれない。

 

もっと先にはこんな夢を描いています。

 

今は、そのための出発地点。

ようやくスタートに立てる!そう感じています。

 

 

今回、

こんなにも多くの方々に共感していただき、

ご支援していただき、本当に、本当にありがたいの一言に尽きます。

ありがとうございます!!

 

この施設をとおして、

与論島の妊婦さんが少しでもお産までのストレスをなくし、

「また産みたい、家族を増やしたい」と思ってもらえるように

皆様から頂戴したご支援で

素敵な部屋作りに取り組みたいと思います。

 

大切に、大切に使わせていただきたいと思います。

 

これからも、どうぞあたたかく見守っていてください。

そして与論島にたくさんの子どもとママさんの笑顔が増えるよう、

願っていてください。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よろん出産子育て応援隊あんまぁ~ず

 

 

産婦人科がない与論島の妊婦が安心してお産を待つ施設を那覇に作りたい!! - FAAVO那覇

 

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