2017/08/11 21:19

大島の"塩爺"こと河辺健治さん
「大島の塩」とは、宗像市大島や沖ノ島周辺の海水を使って、元大島村長の河辺健治さんと千波さん夫婦が作る、「大島村商店」の天然塩です。

河辺健治さんは、2003~2005年、宗像市と合併する前の大島村で最後の村長を務めました。退任後「大島村商店」を始め、千波さんと一緒に製塩に取り組んでいます。
きっかけは、「ストーブで塩水を焚いてみようと思った。」という単純な理由だったそうです。昔ながらの直焚きにこだわり、4〜5日間、燃やして煮ます。結晶になったら2日間天日で干します。そうやって、愛情注いで作った塩は、「美味しい!」と口コミで広がって、河辺健治さんは、”塩爺”と呼ばれています。





塩爺の塩は、パンやキャラメル、ガラス細工の材料に!!
塩爺の塩を使った「すっぴん塩サイダー」や、パンやキャラメルなどにも練り込まれた商品が続々誕生しています。ガラスの原料の中に入れて、鮮やかな赤のガラスも作られています。商品は、大島港ターミナル売店や道の駅むなかた等、宗像市内のお店で購入できます。



「大島村商店」で塩炊き体験もできますよ!

生れも育ちも大島という店主”塩爺”の手作り釜での塩づくり。できたてお塩のキラキラ光る結晶は、とてもキレイです。塩炊き釜で蒸したお野菜は、藻塩など数種類のお塩で食べ比べできます。作ったお塩は持ち帰りできるので、自宅で干して完成させる楽しみも。他にも、観光客が行かない島内の穴場案内や、BBQなどにも対応してもらえます。

塩たき体験は要予約・その他は要相談
0940-39-0170

すぐ前の海岸には 潮が引くと繋がる岩場があり、ここを手をつないで渡った二人は結ばれると言われる恋の道伝説があるそうですよ!!