
「神宿る島」沖ノ島も、宗像大社です!
7月9日に「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界遺産に一括登録されて以来、沖ノ島の知名度がアップしました。でも、「神宿る島」沖ノ島も、宗像大社であることは、ご存知ですか?
宗像大社の御祭神
宗像大社は天照大神の三柱の御子神をお祀りしています。
三女神のお名前は、沖ノ島の沖津宮(おきつぐう)に祀られている 田心姫神(たごりひめのかみ)。大島の中津宮(なかつぐう)に祀られている湍津姫神(たぎつひめのかみ)。宗像本土・田島に祀られている辺津宮 (へつぐう)の市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)です。
この三宮を総称して「宗像大社」!
皆さんが「宗像大社」と言う場合、宗像本土・田島にある辺津宮を指していることが多いと思いますが、沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、本土の辺津宮の3宮で「宗像大社」なんです。

宗像本土・田島の辺津宮神域には、立ち入り禁止の「沖ノ島・沖津宮」や、「大島・中津宮」まで行けない人のために、第二宮(ていにぐう)に沖津宮の田心姫神を、第三宮(ていさんぐう)に中津宮の湍津姫神をお祀りしています。
世界遺産登録が話題になって以来、、第二宮、第三宮までお参りする人が増えました。更に森の中の道を登ると、宗像三女神の降臨地と伝えられている高宮祭場があります。沖ノ島と並び我が国の祈りの原形を今に伝える全国でも数少ない古代祭場です。
最近では、福岡の新しいパワースポットとしても人気があり、高宮祭場まで足を伸ばす方が多いです。
三宮をお参りしたら、ぜひ、神宝館も!
宗像大社収蔵品の中でも中心となる神宝で、昭和29年から三次に亘る学術調査で発掘され、古代における我が国の対外交渉を反映する銅鏡、武器、工具、装身具、馬具、金属製雛形品、滑石製品、土器、貝製品などで質・量ともに他を凌駕し、8万点の出土品すべて国宝に指定されています。

観料:一般800円(600円)、高・大生500円(300円)、小・中生400円(200円)
※( )内は割引料金
※20人以上の団体、満65歳以上(シルバー手帳等の年齢を証明できるものを提示)は割引料金。また、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証を提示の方も、割引料金でご覧いただけます。(介護者の方お一人は無料)
開館時間:9:00~16:30(最終入館16:00)
休館日:年中無休





