ピンと来ないタイトルだと皆さん思われたかとおもいます。
プロジェクトの広報担当、林です。
みなさん、マスタードは食べたことはありますか?
僕は、あまりマスタード食べたい!と思って食べたことはありません。
マクドナルドのナゲットはマスタードソースをたっぷりつけて食べますが、それ以外、出番はほとんどありません。
日本では冬になると無性に食べたくなるおでんに使う和からし以外、あまり馴染みのないマスタード。
実は、和からしもマスタードも同じ原料で作られています。
和からしは、からし菜の種子を乾燥させ、殻などの不純物を除いた粉末に水を足し練ったものを指し、マスタードは水で浸した種に
お酢や塩、砂糖などを足しすり潰したものを指します。
原料は同じからし菜の種子ですが、和からしとマスタードには決定的な違いがあります。それは、辛さと酸味です。
つんと涙が出そうになるぐらい刺激的な辛さを持つ和からしに比べ、マスタードは酸味が強く、そこまで辛さもありません。
この、和からし、マスタードの原料になっているからし菜の種、いらかぶの種と非常に似ており、種の大きさが違う以外、ほとんど
一緒です。
だったら、いらかぶの種でマスタード作れるんじゃない?
結果、作れるんです!しかも、かなり美味いんです!マスタードと和からしのいいとこを取った、エッジのあるマスタードになるんです。
※すりつぶす前のマスタード、これはこれで美味しい
いらかぶでこのマスタードが作れると分かった時、このいらかぶは地域の名産品になると、直感的に感じました。
何より、宮崎県という土地柄にハマると思いました。
なぜか?
マスタードは、ハム、ソーセージ、ステーキなどの肉類や、タンパクで油ののった白身魚ととても相性が良いです。
宮崎県は、宮崎牛を筆頭に鶏、豚ともに強く、畜産王国みやざきといわれ程、畜産業が盛んです。そして、太平洋に面した宮崎は水産業も盛んです。
早速、試験的に作ったマスタードで、宮崎牛を焼いて食べて見ました。
うまっ!
適度な酸味が油のしつこさを抑えつつ、適度な辛さが肉の旨さを邪魔せず、旨味を増幅させる、完璧な相性!
これならいくらでも、肉が食べれます。
いらかぶの潜在能力、そのポテンシャルを改めて実感しました。
これまで、漬物でしか食べられる機会のなかった、いらかぶの新たなる発見でした。
プロジェクト関係者の間では、これはあるよ!
オブザーバーとしてアドバイスをいただいている専門家の方も、これはいい!
身近では大きな反応が出ています。
話は変わりますが、「攻撃は最大の防御」となりうる。
言葉の意味は違いますが、伝統を守るには、良いものつくり、良い商品をつくり、広めていくこと。
そして、地域を存続していくことにつながると信じています。
ここで改めて!
全ての支援コースには、このいらかぶマスタードが返礼品としてついています。告知した通り、FAAVO宮崎の返礼品での出荷が初卸し
になります。
少しだけ公開、マスタードのラベルデザイン!
いらかぶマスタードが地域を変える?
あながち冗談じゃ、ないかもしれないと、僕は感じています。
次回、マスタードで魚を食べる!